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2026年5月30日 (土)

アガサ・クリスティーに凝り出した

このところ、アガサ・クリスティーに凝り出している。
発端は、NHKのBS4Kで「そして誰もいなくなった」というドラマを見たこと(2026/05/11~25放送)。
恥ずかしながら、自分はアガサ・クリスティーを読んだことは無い。しかし「そして誰もいなくなった」とか「オリエント急行殺人事件」とか「ナイルに死す」なんていう名前だけは知っていた。たぶん映画などの題を目にしていたのだと思う。

2年ほど前、「松本清張のお墓に行く」という記事を書いたが、そのときコメントで、KeiichiKodaさんからアガサ・クリスティーの事を聞いた(ここ)。
KeiichiKodaさんが、アメリカ滞在中にアガサ・クリスティーを原書で60~70冊読んだと聞き、さすがにこの作家に興味が湧いた。
それでそのときに「そして誰もいなくなった」「オリエント急行殺人事件」「ABC殺人事件」という3冊を買ったのだが、つい後回しになって、本棚に眠っていた。
それを今回のドラマを見て、原本を読む気になったというワケ。

実は、そもそも自分は海外の作品が苦手。とにかく名前がカタカナで長い。誰が誰だかワケが分からなくなってしまう。それでずっと敬遠していた。
思えば、高校時代に「ジャン・クリストフ」や「魅せられたる魂」「ジェイン・エア」などを読んだことがあり、今も記念に取ってある。それ以来、読んだことは無いのでは?

昔チャレンジした吉川英治の「三国志」も同じ。あまりに登場人物が多いので、挫折!
しかし、今は時代が違う。Netでググると、映画の人物相関図などが出てくる。wikiにも登場人物の解説が詳しい。
映画やドラマを先に見て、写真付きの人物相関図をそばにおいておくと、自分でも付いて行ける。
それで最近凝り出した。ということ。

アガサ・クリスティーの人気作品をググってみると、やはり「そして誰もいなくなった」が断トツ。それで自分も人気順に片付けることにした。
260530soshitedaremo まずはBBCのドラマ。ついでにAmazonで1945年の古い映画も見た。そして本を読んだ。それぞれスジが少し違うが、まあこんなものだろう。
感想は、なるほど!!

そして2冊目として「オリエント急行殺人事件」を読んでいる。
これは前に映画を見た。改めて見てみたいが、残念なことに録画を消したようで、レコーダーに残っていなかった。しかし、Amazonで見られるので、それで復習しながら、読んでいる。
これもNetに人物相関図があるので、有り難い。(写真はここなどから借用)

260530orient-1 260530orient-2 260530orient-4

アガサ・クリスティーは、長編小説は66作品、短編は153作品とか。さすがにこれらを全部読むわけにはいかない。
とりあえず5冊買ってみたが、それ以降はまた考えることにしよう。

それにしても、NHKでアガサ・クリスティーはたくさん放送されている。
「名探偵ポワロ」や「ジョーン・ヒクソンのアガサ・クリスティー ミス・マープル」など、今後6月1日に放送される「アガサ・クリスティー 殺人は容易だ」などの単発モノ以外に、連続モノの放送もあるようだ。
もちろんこれらは、過去に放送されたものの再放送。当時は全く興味が無かったが、今回は連続して録画している。
ある程度溜まったら、一気に見よう・・・

ひょんな事で、ハマり始まったアガサ・クリスティーではある。

(関連記事)
松本清張のお墓に行く 

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コメント

私がアガサ・クリスティーを読み始めたころは、インターネットはない時代でしたから、何が面白い作品かを簡単にしらべる方法はなく、たまたま読んだDeath on the Nileが面白かったので、つぎはランダムに選んでいったと思います。それでも、And then there were noneとか、Murder on the Oriental Expressは有名だった(ただし内容は知らなかった)ので、早い時期に読んだと思います。長男が小学生高学年だったか、中学生だったかのときアガサ・クリスティを読んでみたいと言ったので、推薦したのは「ABC殺人事件」(日本語の翻訳版)でした。途中で、「どうだ、犯人はわかったか?」と聞いたら、「わかった」と答えていましたが、読み終えてから、「犯人は予想通りだったか?」と聞いたら、「違った」そうです(笑)。アガサ・クリスティーにしても他のミステリー小説にしても、これらを読む楽しみは犯人を予想する楽しみ、トリックのすばらしさや意外性味わうことにあると思っているので、小説を読む前に映画・ドラマ化されたバージョンを見るというのは私は賛成できかねます。アガサ・クリスティーをたくさん読んだ後で傑作といえるのは10作品ぐらいかなと思ったのですが、上で出てきた作品は私の基準でどれも傑作にはいります。それから、The Murdere of Roger Ackroydもぜひ読んで、犯人はだれか予想してみてください。
アガサクリスティーではありませんが、ここ10-20年ぐらいに見た映画・小説で面白いと感じた映画は「いま会いにゆきます」(映画、主演は竹内結子)、それから港かなえの「花の環」(小説、文春文庫)。後者はミステリーですが、前者はミステリーではなく、純愛映画に入ると思いますが、最後のあっと驚くどんでん返しがミステリーのようで大好きです。お暇があったら、ご覧になってみてください。

投稿: KeiichiKoda | 2026年6月 8日 (月) 11:21

NHKEテレに「偉人の年収」という番組があり、6/8にアガサ・クリスティーが取り上げられ、彼女の生涯と著作が簡単に紹介されたので、そこで取り上げられた彼女の本(7冊)を挙げてみましょう。あえて英語の原題で書きますが、邦題で何となっているかは容易にわかるでしょう。引用された順に
・The Mysterious Affair at Styles
・The Murder of Roger Ackroyd
・Murder on the Orient Express
・Death on the Nile
・Evil Under the Sun
・And Then There Were None
・Curtain
最初のが彼女の処女作、最後が名探偵ポアロの最後の事件です。

【エムズの片割れより】
今、自動録画されていた「偉人の年収」を見ました。
このうち、アクロイド、オリエント、ナイル、誰も、は読みましたが、あとの3冊はまだ。
昨夜遅く、ナイルを読み終えましたが、ワクワクしながら読んだものの、トリックが複雑に入り込んでいるので、自分の単純な頭ではなかなか付いて行くのが大変でした。そして長い・・・
これから映画で復習です。
アクロイドも複雑で理解が大変・・・
後はABCを読みますが、それ以降はサーテ・・・

海外物は苦手でしたが、Netから印刷した人物相関図を片手に読むと、何とか理解出来ました。
これからも海外物の作品にも手を出そうかな??
色々とアドバイスありがとうございました。

投稿: KeiichiKoda | 2026年6月11日 (木) 09:57

家内と一緒に見ているTV番組に、BS東テレの「あの本読みました?」がありますが(MCは鈴木保奈美、毎週木曜び午後10時)、直近のこの番組は「アガサ・クリスティーを読むと、現代ミステリーがもっと楽しくなる」と題し、ゲストはクリスティマニアで、ミステリー作家の港かなえ氏でした。湊さんは「告白」というミステリーで2009年に本屋大賞を受賞した作家で、わたしも上のコメントで、湊かなえの作品から「花の環」をあげています。湊さんは高校生のときアガサ・クリスティに出会ってから、クリスティの大ファンで、彼女の小説は読みつくし、湊さんの小説のベース(いや現代のほとんどのミステリー作家のベースには)クリスティーがあるといっています。湊さんが挙げたクリスティーの作品は「そして誰もいなくなった」、「オリエント急行殺人事件」、「アクロイド殺し」、「ABC殺人事件」「バートラムホテルにて」と、いずれもクリスティファンならだれでもしている作品でしたが、加えて人間の内面を知るのによい作品として「春にして君を離れ」(原題はAbsent in the Spring)をよむことを勧めていましたが、私自身はこの作品を読んでいませんし、私のクリスティ本のコレクションの中にもありません。
なお、この番組は今ならTverで見ることができる(放送から1週間)のでぜひアクセスしてみてください。

投稿: KeiichiKoda | 2026年8月 7日 (金) 22:45

上のコメントを書いたあと、私も市の図書館から「春にして君を離れ」(中村妙子訳、早川書房)を読んでみました。
日経新聞の書評欄のページに「半歩遅れの読書術」というコラムがありますが、本日8/29のこのコラムには酒井順子というエセイストが偶然にも、このアガサ・クリスティーの「春にして君を離れ」について感想を書いています。アガサクリスティーには)メアリー・ウエストマコットという別名義で発表された(日本ではアガサ・クリスティの名義で刊行)小説があり、「それらの小説は、いわゆる「ミステリー」ではない。女性にとって身近なテーマが取り上げられているのだ。中でも最高傑作である「春にして君を離れ」を若い頃に読んだ時、私は衝撃を受ける。一滴の血も流れないのに、この小説はそれまで読んだアガサ作品のどれよりも、怖かったのだ」、と。
 皆様の感想はいかがでしょうか?

投稿: KeiichiKoda | 2026年8月29日 (土) 21:53

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