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2026年4月の3件の記事

2026年4月30日 (木)

82歳小椋佳の話「小椋佳的生き方」

NHKラジオ深夜便で、「明日へのことば「小椋佳的生き方」シンガーソングライター 小椋佳」(2026/04/30放送)を聞いた。
引退とか生前葬とか言いながら、相変わらずの小椋佳”節”で楽しかった。

<NHKラジオ深夜便「小椋佳的生き方」小椋佳」>82歳(2026/04/30放送)

小椋佳の事は当サイトに何度も書いているが、その歴史を振り返ってみると、最初に書いたのが「「小椋佳」との出会いと別れ」(ここ)という記事。
2006年7月 1日なので、もう20年も前だ。ここにも書いたが、「彷徨」というレコードを買ったのが1974年8月29日。
自分にとっては歴史的な日?
以来聞き続けているが、御年82歳だという。
色々な病気に見舞われながらも、何とか現役を保っている。数日前のNHKのTVでも歌っていた。
しかし、上の話の通り、体に悪い物の中毒で、タバコやコーラは、もう死んでも止めないらしい。
まあ、ここまで来ると悟りの境地?

指揮者などの音楽家は、長生きの人が多いという。理由は好きなことが仕事だから?
しかし歌手は声という肉体を使うので、そうはいかない。
何度も書いているが、歌手は誰も若いときの方が声が良い。
自分の好きな歌手、例えばさだまさしとか井上陽水とか、最近のTVやCDで聞くときの声に比べて、若いときの録音の声の良いのにハッとする。
残念ながらこの小椋佳も同じ。しかし、完全に引退してしまって、姿を見せないことに比べると、いくら若いときのような声が出なくても、例え歯がボロボロでも、その姿をTVなどで見ると、元気が貰えるのは有り難い。

前に、小椋佳の日経の「私の履歴書」について、(ここ)に書いた。
この小椋佳の人生日記の全文が本になっていないのは残念。
それにしても、素人にして、2000曲あまりの歌を作り、他の歌手や社歌などに提供したのが300曲あまりだという。そんな小椋佳の「話声」も録っておきたい。
そんな意味で、NHKラジオ深夜便で放送されて、自分が持っている音源を下記に挙げておく。

<【謎解きうたことば】「小椋佳・前編」金田一秀穂>74歳(2018年8月25日放送/2026年4月9日再放送)


<【謎解きうたことば】「小椋佳・後編】金田一秀穂>74歳(2018年8月16日放送/2026年4月10日再放送)

前に(ここ)で挙げてあるが、もう一度下記に挙げる。

<NHKラジオ深夜便「歌手引退・もういいかい 小椋佳」>77歳(2021/08/19放送)

体がボロボロでも歌い続ける小椋佳。
80代と言わず、90歳になってもこんな楽しい対談をまた聞けることを祈りたいものだ。

●メモ:カウント~1480万

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2026年4月23日 (木)

エアコンを「価格コム」と「くらしのマーケット」で取り替えた話

夏を前に、居間のエアコンを、我が家の定番の「価格コム」と「くらしのマーケット」で取り替えてしまった。

昨年の8月頃だったか、ある友人から「東京ゼロエミッション」という都の支援で、65歳以上だったので8万円安くエアコンを買えたという話を聞いた。
それを聞いて、オレも!!と盛り上がったが、適用可能機種が14畳までしか製品が無いとのことで、居間のエアコンの更新はあきらめた。他の部屋はまだ5~6年。

先日、久しぶりに自室で冷房にしたら、止めた後の乾燥のための送風で、部屋が臭う。どうやらエアコン内部の黒カビが原因らしい。
懐中電灯でエアコン内部を覗くとやはり黒カビ。

以前、エアコンのクリーニングを頼んだことがある(ここ)。
その時、洗ったあとの水のどす黒いのにビックリした。今回も頼むしかないか・・・。
それとも、都の8万円補助を使って新しくしてしまう??

結局、居間の18畳タイプは8年以上になるので新品に交換。他の2部屋はクリーニング、とした。
Img_8115 まず2台のクリーニングだが、いつものように「くらしのマーケット」(ここ)。
「エアコンクリーニング」「壁掛けタイプ」「八王子」「計2台」「お掃除機能付きは1台」「消臭抗菌コート2台」と入れていくと、こんな順位が現れる(ここ)。

上から順に比較のリストを作ってみると、「抗菌コート」の費用の影響で、25千円が最も安かった。「抗菌コート」がどの位の効果があるかは分からないが、まあ入れてみた。
希望日を選択して予約リクエスト。するとメーッセージで業者から色々言ってくるので相談。特に現場写真の送付は必要。
Img_81131 予約が出来たのは、5月連休があるせいか3週間も先。でもお掃除機能付き1台と無しの計2台の抗菌コート付で、クリーニング代は25千円。

次に18畳タイプの更新だが、メーカーはPana一択。理由は(ここ)に書いたように、自分は匂いに敏感なためサーモオフ時に送風を止める機能があるため。
Panaのエアコンのカタログを見ると、全7シリーズの中で、お掃除機能が付いていないのはスタンダードモデルの1種類だけ。
そもそもエアコンは冷暖房の単純な機能だが、メーカーは色々な機能を付け加えて全体を高価な製品にしているらしい。
我が家もPanaの最高級品を買ってみたが、何とも複雑で、利用していない。まあ、掃除だけは勝手にやっているようだが・・・
Img_0356 それで価格コムで見るとお掃除機能無しは「CS-566DJR2-W」というモデル1択。しかし価格が136,982円と数日前に下がっていた。
新しいこれにするか?と買い物ついでに量販店に行ってみると、同じ製品が税込で173,800円とある。標準工事費は24,750円。
何と価格コムの方が21%安い。Pana製品はメーカー指定価格で値下げはしないと思っていたが、そうでもないらしい。
結局最終的に選んだのは、2025年モデルの型落ち品だが「CS-565DEX2-W」という製品。
カタログを見ると上から2番目のグレード。お掃除機能も付いているが、1年前の製品だけあって安い。価格コムでは119,670円だが、同じく量販店では2026年モデルが223,850円。1年前の製品でも性能はほぼ同じ。でも価格は半額。
まあ色々な機能があるが、まいいか・・・

取り付けは、やはり「くらしのマーケット」。同じく「エアコン取り付け」「八王子」と入れていくと、リストが表示される。その中で既設の取り外し、及び回収費がゼロという店を見付けたので、そこに発注した。取り付け費17000円+5KW以上6000円で23000円なり。工事費も量販店より3割安い。

そもそもエアコンの取り付けは、個人営業の人で充分。量販店も、自社で工事をするわけではなく、個人事業者などに頼んでいるのでは?
今まで何度も頼んでいるが、問題になる事は無かった。

かくして、エアコンはPanaを選ぶ限り定価、と思っていたが、結果的に我が家の定番の「価格コム」+「くらしのマーケット」で済んでしまった。
このトシになって、いつまでも安さを追うつもりもないが、「ムダはきらい」のポリシーで見直した今年のエアコン騒動ではある。

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蛇足だが、ウチはダイキンのエアコンは絶対に買わない!
我が家の前の家のエアコンの室外機が、庭に向かって設置してあるが、落ち葉を巻き込んでバタバタとうるさくて困る。
Img_80681 Img_80731
今の落ち葉が少ない時期でも周囲の落ち葉が入り込む。
年末の落ち葉の季節は、前の家の裏側なので、気が付かないため、何度も頼んで取ってもらったが、キリが無い。
我が家で今まで使っていた東芝製、三菱製、Pana製では落ち葉が室外機に入り込むことは無かったので、何らかのダイキンの設計上の問題では?とも思う。
そのことをダイキンに問い合わせたら、「調査に行っても良いが、費用がかかるかも」と鼻であしらわれた。

(関連記事)
臭いのため、専門業者にエアコンの洗浄を頼んだ話 
エアコンの「冷房」⇒「送風」時の臭い~各社の設計思想の違い 

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2026年4月15日 (水)

太宰治を読む

高校生以来だろうか、太宰治を読んだ。いつもの「全部」では無いが、何冊かの文庫本を・・・

きっかけは司馬遼太郎のこんな言葉。
「司馬遼太郎全講演(3)」という文庫本の「東北の巨人たち」という項で、講演の最後にこんな言葉を残した。

「・・・
 東北外の人間として、私がずっと感じてきたことを聞いていただいているわけですが、最後に津軽に生まれた太宰治の話をいたします。
 私の家内が太宰治の大ファンでありまして、大学の卒業論文も太宰治でした。そのとき、主任の先生が「こういうふしだらな人を卒業論文にするもんじゃない」といわれたそうです。
 昭和二十三年に太宰治が死んだとき、私はなりたての新聞記者でした。太宰治という字が読めなくて、「ダザイジ」と読んでいたぐらいで、それほど無知でした。太宰治の小説を読むようになったのは、五十歳なかばからです。以来、全集を五、六回読んでいます。
 得た結論は、彼は破滅型でも自堕落でもないということでした。太宰治の精神、文学が持っているたった一つの長所を挙げよといわれれば、聖なるものへのあこがれという一語に尽きるわけです。
 あの人は『聖書』が好きでした。クリスチャンではありません。ただ座右の書として置いていた。素朴に清らかなものとしてとらえていた。『聖書』の文体が好きでした。よく引用した。そこからなにか着想して短編を書いたりしています。破滅的な作品でさえ、破滅していく主人公の心には、実に聖なるものへのあこがれが表れています。
 太宰文学は破滅型で、「人間失格』が太宰の人生だというのは、先入観です。先入観では、太宰治を理解することはできません。
 東北を一つの僻地として見る見方が伝統的にあります。世間にも、東北人自身にもあります。これが先入観だと思うのです。
 これを見直す時代がきましたね。東北をもっと掘り下げるべきです。東北をその独自性から見直す。世界史的な大きな目をもち、東北の人文の伝統を見直すべきなのです。
 それをまず、東北人自身がやらなければなりませんよ。私は今日、東北の偉大な人々の名前を挙げました。彼らに負けない、大きな思想家が出てくれないかと思っているからです。ここにお集まりの方々から、新しい新しい東北論を書いてくださる方が出るのを、私は楽しみにしております。」
1987年9月25日 仙台市民会館 仙台市市民文化事業団第一回文化講演会

「太宰治という字が読めなくて、「ダザイジ」と読んでいたぐらいで、それほど無知でした。」というくだりが愉快だった。
誰も「走れメロス」や「富岳百景」は教科書で知っている。特に高校時代は先生に勧められて、たくさんの太宰作品を読んだもの。

上の言葉に励まされて?太宰治を復習する気になった。
8冊ほど文庫本を手に入れて読んでみた。有名作品はどれも2度目。しかし初めて読む短編作品も多い。
相変わらず、太宰は自分の体験をもとに小説化した作品が多い。特に自死に向かう姿の作品は、どれも暗い。それに破滅に向かう体験談がリアリティに富むように見えるので、登城する当事者にとってはあまり愉快では無いのかも・・・と心配してしまう。

260415kirigirisu 短編小説の「きりぎりす」の中にこんな部分がある。
「・・・故郷の者は、ひとりも私の作品を読まぬ。読むとしても、主人公の醜態を行っている描写の箇所だけを、憫笑を以て拾い上げて、大いに呆れて人に語り、郷里の恥として、罵倒、嘲笑しているくらいのところであろう。四年まえ、東京で長兄とちょっと逢った時にも長兄は、おまえの本を親戚の者たちへ送ることだけは止せ。おれだって読みたくない。親戚の者たちは、おまえの本を読んで、どんなことを、と言いかけ、ふっと口を噤んで顔を伏せたきりだったけれど、私には、すべての情勢が、ありありと判った。もう死ぬまで一冊も、郷里の者へ、本を送らぬつもりである。・・・」

もちろんこれは小説の一コマではあるが、どうも実際の光景を書いたもののような気がする。

最後に読んだ「水仙」「日の出前」は、いつもの太宰の雰囲気ではなく、まさに小説・小説していて面白かった。特に改めて読んだ「日の出前」は、当時実際にあった「日大生殺し事件」をヒントに書いたという。(ここ
自分には、破滅小説より、こんなドラマチックな小説の方が面白かった。

さてさて、自分の「全部読むぞ」作戦も、最近はバカバカしくなって「全部」は止めたが、4月からNHKで再放送が始まった大河ドラマの「太平記」の原作の吉川英治の「私本太平記」や「新・平家物語」に今後チャレンジの予定。またこれらは実家の親父の本棚にもあった本。
「積ん読」が趣味だった親父が実際に全編読んだのかどうかは分からないが、たまには死んだ親父と同じフィールド(吉川英治)で顔を合わせるのもオツかもね。

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