キング・クリムゾンの「エピタフ」の別テイク
最近、なぜだかキング・クリムゾン(King Crimson)の「エピタフ(Epitaph墓碑銘)」に凝っている。
この曲については、もう15年も前にオリジナルを(ここ)に、その後西城秀樹とザ・ピーナッツを(ここ)に挙げた。
それでも凝っている。
自分はよく知らないが、キング・クリムゾンというバンドはメンバーが時代と共にどんどん変わっているらしい。
言うまでも無く、「エピタフ」は、1969年10月に発表されたデビュー・アルバム『クリムゾン・キングの宮殿』に収録されていた一曲。
メンバーがたくさん替わっているため、やはり当時のメンバーの録音が貴重。
なかでも1969年8月19日にBBCメイダ・ヴェイル・スタジオで録音されたというこの録音がなかなか良い。
<キング・クリムゾンの「エピタフ」(BBC)>
ついでに、1969年11月21日にニューヨークのフィルモア・イーストでの録音と言われているもの。
<キング・クリムゾンの「エピタフ」(1969年11月21日)>
この歌詞は何を歌っているのだろうと、歌詞の日本語訳をググってみた。
そのなかでアンブーさんの「私は広島平和記念公園にある原爆死没者慰霊碑に添えられた碑文のことであるという解釈でこの日本語訳を書きました。」(ここ)という訳を下記にコピペしてみた。
「安らかに眠って下さい 過ちは繰返しませぬから」という有名な墓碑を頭に浮かべてこの意訳を読んでみた。
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「エピタフ(Epitaph墓碑銘)」
その壁に刻まれた言葉を見たとき
The wall
「 この意味が解けるか 」と預言者に言われてるような気がした
on which the prophets wrote
綻び(ほころび)があるんだ
Is cracking
整然と並んだ 縫い目の中に
at the seams
最初は誰もがこう思う
Upon the in-
「 儀礼的な追悼の言葉が書かれているはずだ 」
-struments of death
「 これは墓標なのだから 」
The sunlight
「 装飾のような言葉が添えられてるんだろう 」 と
brightly gleams
だが、そこに訪れる誰もが
When every man
「 何だ?この酷い言葉は・・」と眉をひそめる
is torn apart
「 悪夢を見てるようだ 」
With nightmares
「 夢なら醒めてくれ・・ 」 と
and with dreams
「 これでは死んでいった人々の魂を 」
Will no one lay
「 鎮魂するどころか 」
the laurel wreath
「 静かに眠っていた屍たちが 」
When silence
「 怒って、這い出て来てしまうじゃないか! 」
drowns the screams
「 何ということだ! こんな、人を馬鹿にした墓碑銘があるか!」
Confusion will be my epitaph
「 どう考えても、いい文句だとは思えない・・ひど過ぎるよこれは! 」
As I crawl a cracked and broken path
「 もしも、これが被害者の事なら、今頃、彼等を殺した奴等は、腹を抱えて高笑いしてることだろうよ! 」
If we make it we can all sit back and laugh
「 ああトラウマになりそうだ。これからの日々を、この死者達の叫び声を聞いて生きるのか・・ 」
But I fear tomorrow I'll be crying
「 そうか!何て恐ろしい。これからの日々を、この呻き声を聞いて生きろと言っているんだ 」
Yes I fear tomorrow I'll be crying
「 そうだ!そういう意味だ!これから死ぬまで、彼等の泣き叫ぶ声を聞いて生きろと言っているんだよ! 」
Yes I fear tomorrow I'll be crying
ここにあるトンネルが、天国へ行くか地獄へ行くかを決めるのは
Between the iron gates of fate
その時代に蒔かれる種とどう向き合うかだ
The seeds of time were sown
" 流れに身をまかせるんだよ " と
And watered by
あなたの耳元でささやく者がいる
the deeds of those
それは誰だ? それが誰なのかを考えるんだ
Who know and who are known
それが智だと思うのなら、死は恐ろしいものでしかない
Knowledge is a deadly friend
しかし、それが別の声だと思えるなら、今までとは違うものがきっと見えて来る
if no one sets the rules
運命を司る神々の目で、人間の歴史を見るんだ。
The fate of all mankind I see
そうすれば分る
Is in
いつも "それ " を、コントロールされている事が!
the hands of fools
(間奏)
この壁に刻まれた言葉は
The wall
聖なる預言者によって書かれたものだった
on which the prophets wrote
打ち破ってくれるんだ
Is cracking
心に縫い付けられていたものを
at the seams
今はこう思うようになった
Upon the in-
この死者に贈られた一行の詩は
-struments of death
太陽の日射しのように
The sunlight
俺達をも、照らしてくれるものだったと
brightly gleams
いつの時代の人々も
When every man
" 恐怖 " を縫い付けられて来た
is torn apart
その悪夢の中で
With nightmares
夢を見せられコントロールされるんだ
and with dreams
「 はみ出してはならない 」
Will no one lay
「 人と同じである事が上等なんだ 」
the laurel wreath
「 お前にも聴こえるはずだ 」
When silence
「 我々に逆らって殺された奴らの呻き声が 」
drowns the screams
行く道が分らなくなったら
Confusion
この墓碑銘を思い出そうと思う
will be my epitaph.
この道しるべは
As I crawl
決して渡ることが出来ないと思っていた海の方角を指している
a cracked and broken path
だが彼等がついていると思えば、込み上げて来るんだよ。
If we make it we can all
"糞ったれ!"という気持ちと不敵な笑いが
sit back and laugh.
どんなに恐くても、過ちは繰り返してはならないと、そう言い続けて行く
But I fear tomorrow I'll be crying
どんなに恐ろしくても、過ちは繰り返してはならないと、そう言い続けて行く
Yes I fear tomorrow I'll be crying
どんな恐怖の中でも、繰り返してはならないと、叫び続けて行く
Yes I fear tomorrow I'll be crying
そう言い続ける
crying
そう叫び続ける
crying
どんなに恐くても、過ちは繰り返してはならないと、そう言い続けて行く
Yes I fear tomorrow I'll be crying
どんなに恐くても、過ちは繰り返してはならないと、そう言い続けて行く
Yes I fear tomorrow I'll be crying
どんな恐怖の中でも、繰り返してはならないと、叫び続けて行く
Yes I fear tomorrow I'll be crying
そう言い続けて行く
crying
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だいぶん長くなってしまったが、YouTubeから拾ってきたライブ録音の幾つか・・・
<King Crimson - Epitaph (Live in Tokyo, November 6th, 2002)>
<King Crimson - Epitaph (Live In Queen Elizabeth Theatre, Toronto November 20, 2015>
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