橋幸夫が死去~「江梨子」
橋幸夫が亡くなったという。アルツハイマー型認知症を患いつつ、82年の生涯。
「橋幸夫さんが公表した「アルツハイマー型認知症」とは…完治困難
歌手の橋幸夫(はし・ゆきお、本名・橋幸男=読み方同じ)さんが4日午後11時48分、肺炎のため都内の病院で死去した。82歳だった。22年12月に軽度のアルツハイマー型認知症と診断され、24年12月には中程度まで進行。今年に入って歌詞を忘れることもあったが、ファンの支えもあり6月までステージに立ち、歌い続けた。
認知症は大きくアルツハイマー型と脳血管性の2つに分類される。脳梗塞や脳出血をきっかけにして一気に記憶障害を発症する脳血管性に対し、橋さんが患ったアルツハイマー型の記憶障害は段階的に症状が進む。脳に蓄積したアミロイドβによって細胞が破壊され、脳が萎縮(いしゅく)されることで記憶能力を失っていく。飲み薬や貼り薬で症状の進行を遅らせることはできるが、完治は難しい。
頭を使うことも進行を遅らせることに有効な方法の1つ。橋さんは今年5月のコンサートで予定していた3曲を歌えず「みんなに迷惑かけているならしばらく休む。俺、頭の中がさっぱり分からなくなっちゃうんだ」と吐露。しかし所属する「夢グループ」石田重廣社長は「何もしない生活にすればあっという間にガタガタと(症状が進行)するんじゃないかと。それならば皆様に知ってもらって、こういう状況でも頑張っていくとした方が良い」として、活動継続を勧め、病名の公表に踏み切っていた。」(2025年9月5日「スポーツ報知」ここより)
◇橋さんの病気発表経過
▼2022年12月 軽度のアルツハイマー型認知症と診断される
▼23年5月 歌手活動を一時引退
▼同11月 右頭頂葉脳梗塞(こうそく)を発症。1週間程度入院
▼24年4月 歌手活動復帰
▼同12月 中程度のアルツハイマー型認知症と診断される
▼25年5月 病名を公表
▼同5月31日 一過性脳虚血発作で救急搬送され検査入院
▼同6月8日 退院を発表
▼同6月11日 歌手活動復帰
▼同13日、帰京後に病院に行き、そのまま入院
▼9月4日 死去
橋幸夫は1943年(昭和18年)の生まれなので、自分より4歳年上。しかし若い頃に聞いた歌手、という点では同期!?
どうもこの世代の人の訃報には反応してしまう。しかも、普通は病気を得ると引退してその消息は分からなくなるものだが、橋幸夫はあえて病名を公表してコンサートを継続していたという。
どこかで、「色々な事は忘れても、歌詞だけは出てくるんだ」と言っていた記事を読んだことがある。最近の事は忘れても、昔の事は覚えていて出てくる。このことはアルツハイマーの症状のひとつらしい。
御三家だった西郷輝彦は2022年2月に75歳で亡くなった(ここ)。
同じく舟木一夫は80歳で、まだ元気にコンサートを継続中とのこと。
いつも同じ事を書くが、段々と同世代の訃報が続くなぁ・・・。まあ仕方が無いことではあるが・・・
そして橋幸夫の歌だが、自分的には「霧氷」が一番好きで、前に挙げた(ここ)。
それで今日は「江梨子」を挙げてみる。この歌は1962年1月10日の発売という。63年前の歌か・・・
こんな歌でも聞きながら、冥福を祈るとしよう。
<橋幸夫の「江梨子」>
「江梨子」
作詞:佐伯孝夫
作曲:吉田 正
冷たい雨が 降る朝に
一人で江梨子は 死んでしまった
かわいそうな 江梨子よ
きれいだった 江梨子よ
涙にぬれた その顔を
花で飾って あげましょう
だまされたって 傷つかぬ
やさしい心の 娘だったが
大人達が 江梨子よ
わるいんだぜ 江梨子よ
苦しみのない 天国で
きっとなるでしょ 幸福に
海辺のお墓 その下で
静かに江梨子は 眠っている
野菊だけど 江梨子よ
つんできたぜ 江梨子よ
今では逢えは しないけど
残る名前の 美しさ
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