« 小澤幹夫氏(指揮者・小澤征爾の弟)の話「母の遺した我が家の歩み」 | トップページ | 三浦洸一の「流転」 »

2025年1月19日 (日)

ウクライナ民謡「キャロル・オブ・ザ・ベル」

気になっていた曲の曲名が分かった。
先日、ニュースサイトを見ていて、バックに流れる音楽が耳に残った。
それで先日の記事(ここ)で「<付録:曲名を知りたい!>どなたか下記の曲名が分かったら教えて頂けますか?(ここより)自分でもこの音源を持っているような気もするが、曲名が出て来ない・・・」と書いたら、早速「デコスケさん」から返信を頂いた。

デコスケさんの返信(ここ)によると「曲名は「キャロル・オブ・ザ・ベル(carol of the bells)」ウクライナの民謡が元に作られたクリスマスソングらしいです。」とのこと。

Netで検索すると、色々な情報がヒットする。wikiにも載っていた。それによると、
「キャロル・オブ・ザ・ベル」(原題:Carol of the Bells)はウクライナの民謡を元に、マイコラ・レオントーヴィッチュが1914年に編曲したシュチェドルィック(英語版、ウクライナ語版)に、1936年にウクライナ人作曲家ピーター・J・ウィルウフスキーが英語の歌詞を付けたもの。曲はパブリックドメインとなっているが、詩はウィルウフスキーの著作権が保護されている。作曲から100年以上経った今日において、最もよく歌われるクリスマス・ソングの一つとなった。」
とのこと。

早速YouTubeで音源を検索すると色々とヒットした。
なるほど、かなり有名な曲らしい。同じタイトルの映画もあったらしい。

知りたかったオリジナルの音源はこれ。

YouTubeで上と同じ音源は見つからなかったが、気になった音源を幾つか採取してみた。

<John Williams - Carol of the Bells | Home Alone (Original Motion Picture Soundtrack)>

<Libera - Carol of the Bells>

<The St. Olaf Choir - Carol of the Bells (Ukrainian Bell Carol)>

<Shchedryk (Carol of the Bells) – Bel Canto Choir Vilnius>

そしてピアノ編曲バージョンもあった。
<Carol of the Bells (Christmas Piano Cover)>

これを聞いて、昔よく聞いたジョージ・ウィンストンのピアノ(ここ)を思い出した。良く似ている・・・

そして自分が持っているジョージ・ウィンストンの音源をチェックしてみたら、同じ曲が見付かった。
「ディセンバー」というアルバムに「Carol Of The Bells」という曲があった。

<ジョージ・ウィンストンの「Carol Of The Bells」>

これはジョージ・ウィンストンの編曲だが、まさに原曲は同じ。
やはり自分は音源を持っていた。しかし、ピアノ版を聞くまでジョージ・ウィンストンのアルバムにあるとは気が付かなかった。
いやはや面目ない!?

ところで、こんな聞いたことが無い海外の音楽の曲名がよくぞ分かったもの・・・!と感嘆していたら、「時流さん」から「音で曲検索は、Googleが結構有能です。この曲もPCで音出ししながらスマホを使って検索できました。」ここ)というコメントを頂き、さっそくGoogleを開くと、なるほど「♪」マークがある。これをたたくと見事曲名が表示された。

当方、iPadを買ってから、パソコンにはすっかりご無沙汰で、いつもiPadのsafariばかり使っていたので、Googleにこんな機能があるとは気が付かなかった。
Googleで画像の検索が出来ることは知っていたが、音源の検索も出来るとは・・・!

「デコスケさん」そして「時流」さん、この度はありがとうございました。
おかげさまで、気になった曲の源流に近付くことが出来ました。
改めてお礼を申し上げます。

|

« 小澤幹夫氏(指揮者・小澤征爾の弟)の話「母の遺した我が家の歩み」 | トップページ | 三浦洸一の「流転」 »

コメント

いやぁ...こんな展開になるとは。
時流さんのおっしゃる通り、Google先生に問い合わせました。
いわゆる鼻歌検索というやつですね。
(♪ど~しどら~ど~しどら~ど~しどら~)

【エムズの片割れより】
デコスケさん、ありがとうございました。

投稿: デコスケ | 2025年1月20日 (月) 10:51

時流です。
(鈴木一平さんの曲から無断で借りた)

役に立ててよかったです。
クラシック含めて音楽全般が好きですが流石に曲のほんの一部からはなかなか思い出せない!
デジタルデータの蓄積量次第でしょうけど音や画像検索技術は大したものですね。
これからも興味深い話題を楽しみにしています。

【エムズの片割れより】
時流さん、ありがとうございました。

投稿: 時流 | 2025年1月21日 (火) 13:33

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 小澤幹夫氏(指揮者・小澤征爾の弟)の話「母の遺した我が家の歩み」 | トップページ | 三浦洸一の「流転」 »