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2024年11月19日 (火)

北原ミレイの「白い花」

だいぶん前だが、近くの道の駅で駐車の順番を待っている時、カーステレオから流れてきた歌に「オッ!これは・・・!」と思った。

家に帰って調べてみると、その歌は北原ミレイの「白い花」だった。そして自分もその音源を持っていた。前に録音していた音源も、久しぶりに聞くと、改めて“見直す”こともあるのだ。

<北原ミレイの「白い花」>


「白い花」
  作詞・作曲:山崎ハコ

私の目の前の白い花
人目にもつかず 咲いているけれど
幸せそうに ほほえんで
香りを漂わせる
できることなら この指で
お前を摘んでしまいたい
あの人の心に 誇らしく
咲いてる お前を

白い花びら はにかんで
とてもきれいに見えるわ
お前のように 咲きたかった
あの人の心の中に
ひそかに きれいに咲くがいい
美しい白い花よ
あの人といっしょに生きて行け
あの人をなぐさめながら

お前をみつめて 生きて行く
私の気持ち知らないで
私にやさしいほほえみを
かえす 白い花
ひそかにきれいに 咲くがいい
ほほえむ 白い花よ
あの人といつまでも生きて行け
あの人をなぐさめながら

241119shiroihana この歌は、ちょうど15年前にも「山崎ハコの「白い花」と「こころの花」」というタイトルで挙げている(ここ)。
山崎ハコ盤が1976年5月の発売というから、この北原ミレイ盤の1976年12月発売は、オリジナルの半年後の発売ということになる。
JASRACのデータベースを見ると他に研ナオコが歌っているようだ。

山崎ハコ盤はギターの伴奏だが、この北原ミレイ盤は、オーケストラ。
自分はギターの伴奏は基本的に好きだが、この歌については、この北原ミレイ盤の編曲が好ましい。
竜崎孝路の編曲。どうと言うことの無い編曲だが、何か自然で心に沁みる。
また歌い方が、山崎ハコ盤は厳しいが、この北原ミレイ盤は自然な歌い方。
単純なメロディーではあるが、なぜか心に残る北原ミレイの「白い花」ではある。

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コメント

ブログ主より数年若輩ですが歌謡曲.フォークの好みは非常に親近感を感じてます.
数年前から訪れていましたが,単なるカウント1以上の思いがあるのを伝えたく初めてコメントします.
この「白い花」をほかの歌い手が歌っているのは知りませんでした.北原ミレイは,私にはやはり「懺悔の..」の後味が強く残っており,ハコさんのギターだけの切ない弾き語りの方が好ましく思いました.これは個人の嗜好もあると思いますが,その当時のその歌にまつわる諸々の心情によって左右されていると思います.
同じ時期に北原ミレイを聴いていたらどう思うか...

【エムズの片割れより】
コメントありがとうございます。
言うまでもありませんが、世代と音楽のジャンルはつながっており、当サイトは同世代のシルバー族専用ですね。
息子のいわゆるJポップにも付いて行けませんが、ましてや孫娘の言葉や世界そのものに付いて行けません。
と言うことは、生き残ったシルバー族が廃れた後は、昭和のフォークや歌謡曲は消えて行くのでしょうか?
この「白い花」を小学生の孫娘に教えたいと思いますが、ま、ミゾが深まるばかりでしょうね。
せめて、シルバー世代が生き残っている間は、これらを楽しみましょう!?(返信になっていませんが・・・)

投稿: 伊自良 | 2024年11月27日 (水) 23:10

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