ラジオ深夜便で、作詞家 橋本淳の話を聞く
先日、夜中に目が覚めたとき、ウォークマンに録っておいたNHKラジオ深夜便「明日へのことば『亡き筒美さんの曲を後世に残すために』作詞家 橋本淳」(2024/10/03放送)を聞いて、まるで幽霊にでも遭ったような気がした(失礼)。
<NHKラジオ深夜便「明日へのことば『亡き筒美さんの曲を後世に残すために』作詞家 橋本淳>
幽霊とは誠に失礼な言い方だが、橋本淳という作詞家は、自分にとって50年以上前の学生時代を彷彿とさせる名前なのだ。wikiの橋本淳さんの項目を見ると1960~70年代の懐かしい歌謡曲の曲名が並ぶ。
もちろん自分にとってはブルーコメッツが第一。
1966年の「青い瞳」から、「青い渚」「ブルー・シャトウ」「北国の二人」「こころの虹」「白鳥の歌」「草原の輝き」「さよならのあとで」「雨の赤坂」、そして1969年の「涙の糸」まで、まさに自分の学生時代の思い出と重なる。
面白いもので、歌の名前を聞くと、学生時代のそれぞれの光景が目に浮かぶ。人間の記憶の不思議さ・・・
この話の中で、「40年ぶり」という言葉があった(ここ)。やはり1980年代を最後に橋本さんの活動は停止したらしい。時代の流れか・・・
驚いたのは、40年のブランクを空けて、今のラジオに登場すること。
さだまさしの歌ではないが「人生は潮の満ち引き」(ここ)。
いつまでも絶頂期というのは難しい。時の有名人も、その時代が過ぎると忘れられていく。
この作詞家も同じだろう。40年も表舞台から忘れられていて、突然登場したので自分はビックリ。
橋本淳が活躍していた50年前は、もちろんwikiなども無いので、氏がどのような人生を歩んできたかは知る由も無かった。
しかし今回改めて、wikiなどを読み、氏の活躍の全貌を確認してしまった。
そして、橋本淳のwikiを読んでいて、別のインタビュー記事を見付けた。
何とブルーコメッツのサイトがあって(ここ)、そこに2001年11月の橋本淳さんのインタビュー記事があった(ここ)。
ここでまたまた勉強してしまった。
でも自分的には嬉しい。自分と同じような若い時を過ごした「過去の人」と思っていた人が昔の話をしてくれる・・・
考えてみると、布施明や森山良子などはスゴイ。同じ年代だが、いまだにコンサートなどを開いて活躍中。
60年前の学生時代を思い出した橋本淳氏の話ではあった。
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