トヨタの半年点検の予約が勝手に消されてしまった話
自分の常識的には信じられない予約システムが、トヨタにはあるらしい。
ちょっとした体験談を・・・
3月24日に、愛車アクアの12ヶ月点検をディーラーで行った。その時に、次回の6ヶ月点検の予約をお願いし、半年先の9月22日の予約を、案内の女の子に取って貰った。
8月17日、営業担当者から「6ヶ月点検の予約をそろそろどうですか」という電話があり、「9/22に予約してあるハズだけど」と言うと、「調べてみます。・・・確かに予約が入っていますね。スミマセン」。
そして9月18日、別の担当者から「6ヶ月点検の予約をそろそろどうですか」という同じような電話。
同様に「9/22に予約してあるハズだけど」と言うと、
「いえ入っていませんよ。9月12日に取り消されています。」
「エッ!?誰が取り消したの?8月17日時点では、予約されていることが確認されているけど・・・」
「誰が取り消したか名前が入っていません」
「もし勝手に取り消されたことが本当だとすると、それを知らないで当日の22日に車を持って行ったら、『予約されていないので後日になります』と言われてしまうのでは?(事前に発覚したので、この電話は有り難かった)」
その後の説明では、トヨタの予約システムは「120日で自動的に予約が取り消される」システムになっており、それが今回の「誰も知らないところで予約が取り消された」原因とのこと。
今回の顛末はこんな事らしい。
・トヨタの予約システムは、予約を入れてから120日で自動的に取り消されるシステムになっている。
・それまでの間に「本予約」を入れないといけない?
・「本予約」を入れても120日で消えてしまう。
・その『消すアラーム』は、最初に予約した担当者、または営業担当者宛では無く、ただ画面に表示されるだけなので、それを見過ごすと、自動的に、誰も知らないまま予約がキャンセルされてしまう。(せめて予約した担当者に、メール等でアラームが行けば、顕在化できたのに・・・)
つまり今回は、
・3月24日の予約後、実際に取り消された9月12日の120日前の5月12日頃に『誰か』が『本予約』を入れた。
・よって、電話を貰って確認した8月17日時点ではまだ予約が生きていた。
・9月12日の「予約取り消し」の際、パソコン画面にアラームは出たが、表示の相手が居ないため、そのまま放って置かれ、自動的に予約がキャンセルされた。
・よって9月18日に電話を貰って確認した時点では予約は取り消されていた。
3月24日(予約)⇒ 5月12日頃(『誰か』が『本予約』を入れた)⇒ 8月17日(予約されていることを確認)⇒ 9月12日(本予約から120日経ったので自動的に予約キャンセル)⇒9月18日(予約が入っていないことが発覚)
以上のことから下記について『天下』のトヨタに改善をお願いした。
・半年点検の時に、半年先の予約をお願いする事が自分以外も有り得る。
・その時、何の理由か分からないが、120日という縛りがもしあるのであれば「120日以上の予約は出来ない」と、その時に断って貰えれば、客は「予約出来ていない」ことを認識しているので事故は無い。(そもそも、なぜ120日で予約を取り消す必要があるのか分からない)
・コンピュータが「予約を消しますよ」というアラームを出したとしても、個人名を特定しないで画面だけで出しても、誰も自分の事とは思わず、当然見過ごされる。
たぶんこの予約システムは、トヨタ本体が作り、各ディーラーはそれを使っているだけだろう。これは多分「天下の」トヨタの設計思想の問題だろう。
自分の再発防止策としては、(トヨタを信用せず)予約日の数日前に、電話で予約されている事を確認するしかないが、「ガリバー」トヨタにガッカリした今回の事件ではあった。
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