西城秀樹の「エピタフ」
先日、youkoさんから西城秀樹の「エピタフ」を紹介頂いた。
実はそれ以来、何度となく聞いているので、今日はその紹介。
youkoさん曰く「この歌を1979年当時24歳の西城秀樹さんがコンサートライブで雷、豪雨の中歌われています。・・・」(ここ)
ん?雷、豪雨の中・・・??
言うまでも無く「エピタフ(Epitaph)」はロックバンド「キング・クリムゾン」の名曲で、当サイトでも12年前に採り上げている(ここ)が、言われた通り、Youtubeで検索して聞いてビックリ。西城秀樹がこの名曲をカバーしており、その熱唱にベースとドラムスが実に良くマッチしていて素晴らしい。
前にも書いたが、自分はPINK FLOYDの信奉者なので、その延長線上で聞いた。そんな耳で聞くと、この西城秀樹の「エピタフ」は、まさにドラマー、ニック・メイスンの再来のように聞こえる。
自分の好みにピッタリの演奏だ。(何度も聞いていると、オリジナルよりもこっちの演奏の方が自分に合っている?)
<西城秀樹の「エピタフ」>
youkoさんの言われる通り、雷鳴と豪雨の音が聞こえる。
Netでググってみると、この録音は『BIG GAME ’79 HIDEKI』というアルバムに収録されており「1979年8月の豪雨の東京・後楽園球場にて雷鳴が轟く中で“ヒデキに神が降りた”とも言われている「エピタフ」が収録されている」とある。
まさに豪雨の中での熱唱だったらしい。
それにwikiには「激しい雨の中での開催だったため、「ブルースカイ ブルー」と「勇気があれば」は録音状態に問題が生じ、スタジオ録音のものが収録されている。」とあるので、よくぞこの録音が残った!とも言えるようだ。
それだけにこの録音は、西城秀樹ファンにとっては、重要な楽曲らしく、(ここ)によると「2018年08月16日にNHK-FMで放送された「今日は一日“ありがとう!ヒデキ”三昧」の番組中に行われた人気投票でなんと、第4位にランクインした。「ブルースカイブルー」「若き獅子たち」「傷だらけのローラ」という代表曲に続いたのが、この「エピタフ」だったのだ。いかにファンから支持されているのか、よくわかる。」とあった。
西城秀樹については、当サイトを始めた当初、2006年9月21日に「西城秀樹の脳梗塞」という記事を書いたことがあった(ここ)。
脳梗塞の闘病記の話であった。
ググって、その後、奥さまが書かれた『蒼い空へ 夫・西城秀樹との18年』という本の紹介記事(ここ)によると、63歳で亡くなったのは、最初の脳梗塞から17年後だったとのこと。
そしてwikiによると、「没後の11月、妻・木本美紀が『蒼い空へ 夫・西城秀樹との18年』を上梓。この中で西城は1996年頃に糖尿病の診断を受け、インスリンを投与していたこと、報道では2回とされていた脳梗塞が、実際には結婚直後の2001年に発症していたほか、「隠れ脳梗塞」を含めると計8回発症していたこと、2014年の暮れ頃には、これらの疾患に加えて、脳の神経細胞が徐々に脱落する「多系統萎縮症」の診断を受けていたこと、そして脳梗塞と多系統萎縮症に関する事実は妻とマネージャーの間で伏せられていたことを公表した」とのこと。
自分たちが一緒に青春を過ごした?人が亡くなって行くのは寂しいもの。しかし、このように世に残る財産を残せる人はある意味ラッキーかも・・・
改めて今回、予想もしなかった日本人のカバーによる「エピタフ」の名演奏を聞いた。
この「エピタフ」は他にフォーリーブスとザ・ピーナッツがカバーしているという。
最後にザ・ピーナッツも聞いてみよう。
<ザ・ピーナッツの「エピタフ」>
(関連記事)
西城秀樹の脳梗塞
| 2
| コメント (1)
最近のコメント