「レコ芸」サンプルCDより(23)(1997年-2)
雑誌「レコード芸術」(「レコ芸」)の付録として付いていたサンプルCDの中から、自分が“気になった”音源を挙げてみるシリーズである。今回は、1997年に発売されたCDから。
この年は気になる音源がたくさんあったので、2回に分ける。今回はその2。
142<サラサーテ:「ツィゴイネルワイゼン」/神谷百子(マリンバ) 山田武彦(pf)>19970821
この音源は、自分にマリンバの世界を教えてくれた貴重な1枚。(ここ)にも挙げたが、超絶技巧の代表曲である「ツィゴイネルワイゼン」。神谷百子と高橋美智子のCDを早速買ってしまった。それにしてもスゴイ!!
何度聞いても、そのエネルギッシュな超絶技巧には、まさに人間ワザとは思えない・・・
143<グルック(スガンバーティ編):「精霊の踊り」/杉谷昭子(pf)>19970825
言うまもなくこれは歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」の中の一曲だが、これはピアノ独奏の編曲版である。
どんな編曲で聞いても美しい・・・
144<滝廉太郎:「憾(うらみ)」/小川典子(pf)>19970832
この音源も懐かしい。それまでこの曲は、うっすらとしか知らなかったが、この音源で、全曲を聞く気になった。
それにしても、滝廉太郎の23歳での死は早過ぎた。正岡子規の34歳もそうだが、天才は早く死ぬ?
後期高齢者の自分はそろそろ良いかも??
145<本居長世:「赤い靴」/藍川由美(S) 花岡千春(pf)>19970835
非常に短い旋律だが、日本人の心には沁みる・・・
146<フチーク:「フィレンツェ行進曲」(フロレンティナー・マーチ 剣士の入場)/ヤルヴィ(指揮) エーテボリso>19970920
行進曲は、どんな曲も心が楽しくなるので、好きだな~
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