「レコ芸」サンプルCDより(17)(2000年-2)
雑誌「レコード芸術」(「レコ芸」)の付録として付いていたサンプルCDの中から、自分が“気になった”音源を挙げてみるシリーズである。
今回は、2000年に発売されたCDから、今回はその2。
99<マーラー:カンタータ「嘆きの歌」~第3部 婚礼の出来事/サイモン・ラトル(指揮)バーミンガム市so & cho>20000424
「マーラー20歳の作「嘆きの歌」は、一部に青春時代の「大地の歌」と称されているほどの注目作」という解説があるが、この手の音楽は、全曲聞くのは疲れる・・・
100<ワーグナー(レーガー編:2台ピアノ版):「ニュルンベルクのマイスタージンガー」前奏曲/永井幸枝、ダグ・アシャツ(pf)>20000524
自分は、オーケストラ曲のピアノ版には興味があり、前にCDを随分と集めた。最初に手に入れたのは、グールドの「運命」のLPだった。それから色々集めた・・・。
この音源は、ピアノ編曲版に凝りだしたきっかけだったかも・・・!?
101<ドボルザーク:「交響曲第9番「新世界より」~第2楽章」/加羽沢美濃(pf)>20000609
同じくピアノ編曲版だが、これは演奏者自らの編曲らしい。
102<作者不詳:「グリーンスリーヴス」/アンドレアス・マルティン(lute)>20000633
「リュート」と聞くと、直ぐに前に書いたレスピーギの「リュートのための古風な舞曲とアリア」(ここ)を思い出すが、この曲にリュートの音は出て来ない。
改めて当時書いた自分の記事を読んでみると「正確には“リュートの為に書かれた作品による”」とあった。なるほど・・・
バロックの時代を連想させるリュートの音色である。
103<ショパン・メドレー(別れの曲、幻想即興曲、ピアノ協奏曲第1番・・・)/高嶋ちさ子(vn)、古川展生(vc)、安宅薫(pf)>20000711
何とも言いようが無い・・・!?
解説に「俳優高嶋忠夫の姪でもある美人ヴァイオリニスト、高嶋ちさ子とフジテレビのアナウンサー、軽部真一のプロデュースによる大好評シリーズ“めざましクラシックス”のパワーアップ版」とある。・・・
104<エルガー:行進曲「威風堂々」第1番/アンドルー・デイヴィス(指揮)ロンドンpo>20001022
いつも聞いているのはオーケストラ版だが、この演奏は合唱が入っている。
wikiを覗くと、この旋律は国王からの要望で歌詞を付けたりと、色々事情があるらしく、イギリスでは「希望と栄光の国」として第2の国歌の扱いらしい。
105<レスピーギ:「リュートの為の古風な舞曲とアリア」~イタリアーナ/関孝弘(pf)>20001131
上にも書いた通り、この曲についてはオーケストラ版しか聞いたことが無かった。
レスピーギのピアノ曲はまだまだ埋もれており、発掘はこれかららしい。そしてピアノ版のこの音源は、世界初録音とのこと。
| 0
コメント