「レコ芸」サンプルCDより(13)(2002年)
今日(2023/06/15)の朝日新聞の夕刊を見ていたら「CD展望~「レコ芸」育んだ論ずる文化」という記事があった。 いよいよ「レコード芸術」が廃刊か・・・
Amazonを覗くと、「2023年7月最終号」は6月20日発売だというのに、もう「現在品切れです。」とある。予約で一杯なのだろう。もちろん発売日には本屋に並ぶので、あとは本屋で買うしか無い。
さて、この「レコード芸術」(「レコ芸」)の付録として付いていたサンプルCDの中から、自分が“気になった”音源を挙げてみるシリーズである。
今回は、2002年に発売されたCDから。
74<ブルックナー:「秋の夕べの静かな思い」/白神典子(pf)>20020136
あの重々しい交響曲のブルックナーの作曲とは思えない静かな美しい曲。
ロマンチックな映画のバックに流れる音楽でも良いような・・・
75<文部省唱歌:「茶つみ」/江口有香(vn)、江口心一(vc)>20020142
文部省唱歌が現代によみがえった??
76<イギリス民謡:「グリーンスリーブス変奏曲」(フルーリー、オーウェンズによるフルートとハープ編)/ロマン・ノヴォトニー(fl)、ヤナ・ボウシュコヴァー(hp)>20020333
これも世の中に幾らでも編曲がある。これはフルートとハープへの編曲。
77<メンデルスゾーン:「弦楽四重奏曲第1番 第2楽章」/アルバン・ベルク四重奏団>20020512
この旋律を聴くと、クラシックを聞き出した中学校の頃の、NHKラジオのクラシック番組を思い出す。その番組のテーマ曲が、このメンデルスゾーンだった。NHKに手紙を出して曲名を教えて貰った。解説は堀内敬三だったか・・・。自分にとっては、何となく甘酸っぱい気持ちになる音楽ではある。
78<ドビュッシー:「シランクス」/ヴォルフガング・シュルツ(fl)、アドリアン・コックス(pf)>20020833
まさに「牧神の午後への前奏曲」を連想させるような音楽・・・
79<カッチーニ:「アヴェ・マリア」/竹松舞(hp)>20021012
またまたカッチーニ。今度はハープへの編曲である。
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