「レコ芸」サンプルCDより(8)(2007年/2006年)
雑誌「レコード芸術」(「レコ芸」)の付録として付いていたサンプルCDの中から、自分が“気になった”音源を挙げてみるシリーズである。
今回は、2007年と2006年に発売されたCDから。
45<チャイコフスキー:「くるみ割り人形(クリストフ・シュトラートナー編曲)」~序曲/アハト・チェリステン(ウィーン交響楽団のメンバーによる8人のチェリストたち)>20070127
なかなか珍しいチェロのアンサンブルである。
何か楽しそう・・・
46<マルティーニ: 愛の喜び/アンジェラ・ゲオルギュー(S)、アンジェラ・ゲオルギュー(pf)>20071001
よく聞く旋律ではある。
47<ヴィヴァルディ:協奏曲集「四季」~「冬」第2楽章/ミカラ・ペトリ(リコーダー)、ギルドホール弦楽Ens>20060121
何と、イタリア・バロックのリコーダーによる「四季」である。
やっぱりイ・ムジチのアーヨが良いな・・・。
48<ドヴォルザーク:交響曲第9番『新世界より』~第1楽章(編曲:A.バールタ)/アレシュ・バールタ(org)>20060224
先日、(31)(41)で紹介したが、今回は同じく第9番のオルガン・ソロ版である。(録音年代は逆で、これが一番古い)
なおこの編曲は、「ジグムンド・サットマリーによる編曲版を参考にバールタが改編したもので、ターリヒ、アンチェル、ノイマンなど歴代のチェコ・フィル音楽監督たちが『新世界より』を演奏し続けてきた由緒ある名ホール、『芸術家の家』ドヴォルザーク・ホールのオルガンを使用」とのこと。
49<ビゼー:歌劇「真珠採り」~耳に残るは君が歌声/ローランド・ヴィリャソン(T)、ミシェル・プラッソン(指揮)、ミュンヘン放送管弦楽団>20060325
この旋律はいつ聞いても心に沁みる。
よく聞くと非常に単純な旋律の繰り返しであることが分かる。でも、なぜ沁みるのか・・・
50<わらべうた:「通りゃんせ」/藍川由美(S)、ヴァイチュレーナス=ピス(pf)>20050130
冒頭のピアノが何とも元気!で良い。ウィーンでの録音だとという。
鮫島有美子のアルバムのヘルト・ドイチュのピアノ伴奏もそうだが、日本人以外の伴奏者は、日本の古い歌をどんな気持ちで演奏しているのだろう?
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46<マルティーニ: 愛の喜び
エルヴィス・プレスリーが映画「ブルーハワイ」の中で「好きにならずにはいられない」(Can't help falling in love with you)という歌に変えて歌って大ヒットした劇中歌の原曲ですね。原曲のほうはかのマリー・アントワネットも好んで口ずさんだと伝えれられています。
投稿: KeiichiKoda | 2023年6月 5日 (月) 19:16