「レコ芸」サンプルCDより(2)(2016年)
雑誌「レコード芸術」(「レコ芸」)の付録として付いていたサンプルCDの中から、自分が“気になった”音源を挙げてみるシリーズである。新しいものから順に挙げている。本来の楽器ではないものでの演奏など、編曲などで面白い音源もある。
06<シューベルト:歌曲集≪白鳥の歌≫~第4曲「セレナーデ」 里井宏次(指揮)/ザ・タロー・シンガーズ>20151050
アカペラの合唱によるシューベルトである。初めて聞いた。ググると、ザ・タロー・シンガーズとは「1994年、指揮者の里井宏次のもとに結成された合唱団。「TARO」とはタロイモのことで、日本語だけでなく、英語、仏語、独語など、世界に通用する単語だと言われている。指揮者の「さとい~サトイモ~タロイモ~TARO」の連想で名付けられた。混声18人の無伴奏の純正なハーモニーは、比類のない美しい響きを生み出している。」(ここ)とあった。
07<リムスキー=コルサコフ:くまんばちの飛行 田中正也(pf)/佐藤卓史(pf)>20160150
ピアノの高等テクニックでよく演奏される曲。この音源は2台のピアノによる演奏である。
この曲を聞くと、映画「シャイン」を思い出す。天才ピアニストが精神に異常をきたし、退院したある日バーでピアノを弾き始め、その素晴らしさに周囲が沈黙してしまう・・・。その時に弾いていたのが、この曲。
08<エルンスト:魔王(シューベルトの主題によるグランド・カプリース) 木野雅之(vn)>20160203
Netでググると「「シューベルトの魔王の主題による大奇想曲」。この曲はパガニーニの後を継ぐヴィルトゥオーゾ、エルンストが「シューベルトの魔王」をヴァイオリン一丁で弾けるように編曲したものです。」だそうだ。
それに「伴奏にメロディーが埋もれてしまわない。ヴァイオリンの曲の中では、技術的にはこの曲が一番難しいのではないでしょうか。下手なプロが弾いているととても聞けたものではないです。」とも・・・
09<モーツァルト:協奏交響曲K364 ピエール・アモイヤル(vn) 清水祐子(va) カメラータ・デ・ローザンヌ>20160503
この旋律は好きだな~~~
10<グリーグ:「ソルヴェイグの歌」(グリーグによるピアノ・ソロ版)アリス=紗良・オット(pf) >20161054
この旋律も好き。普通はソプラノだが、この演奏はグリーグ自身によるというピアノ版。
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