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2023年5月 6日 (土)

映画「トウキョウソナタ」の「月の光」

心に沁みる演奏というものはあるようで、自分にとっては、昔見た映画「トウキョウソナタ」のラストシーンで流れるドビュッシーの「月の光」もそのひとつ。
ふと、それを思い出して、BDに録ってあった映画「トウキョウソナタ」をまた見てしまった。

この映画は2008年公開の映画だが、ちょうど10年前にこれを見たとき、衝撃を受け「映画「トウキョウソナタ」を見て」(ここ)という記事を書いていた。

今日はそのラストシーンで演奏された「月の光」の話である。

<映画「トウキョウソナタ」のラストシーン「月の光」>

特に最後の音が消えて行く余韻が、何とも情緒豊かで素晴らしい。
この演奏は、高尾奏之介という人が演奏したという。wikiを見ると「第61回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門にて日本初の審査員賞(準グランプリ)に輝いた映画「トウキョウソナタ」ラストシーンの「月の光」(ドビュッシー作)も12歳時にピアノ演奏を担当している。」とある。まさに年齢的に中学受験の配役と同じ歳である。
映画では、ラストシーンの音楽大学付属中の受験の演奏を演じた井之脇海に、まったく違和感が無かったため、てっきり本人が演奏しているのかと思ったが、違っていた。
それにしても、映像と音楽に違和感が無い。本当に演じた井之脇海が弾いていないとすると、相当練習して収録したのだろうと思う。
一方、高尾奏之介はCDも出していない。子どもの頃は天才的な受賞歴があるが、現在は純粋なピアニストでは無いらしい。

この映画を改めて観て、ひとつ発見があった。ショッピング・モールの場面で「モリタウン」という看板に気が付いた。そんな目で見て行く230506tokyosonata と、いつも行っている昭島の「モリタウン」ではないか。背景に映る店は、今とは違うが、後でググると、やはりロケ地は昭島だった。
それに気付いてからは、またまたこの映画を身近に感じた。

この映画の感想は前に書いたが、リストラという家庭での大事件。これを乗り越えるのは、家族にとって大変な事。やはり亭主の稼ぎは、家庭維持の心柱だ。
連休がやっと終わるが、家族を養っている現役生には、また頑張って仕事をして貰おう・・・。

(関連記事)
映画「トウキョウソナタ」を見て 

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