司馬遼太郎の「街道をゆく」に凝っている
このところ、司馬遼太郎の「街道をゆく」に凝っている。
NHKスペシャルの「街道をゆく」を見始めて書いたのが、2022年4月26日の「NHK-SP「街道をゆく」を見ている」(ここ)。
それを機に、本での「街道をゆく」に興味を持ち出した。
原本を読んでみようか・・・と、試しに図書館で文庫本を借りてみたのが8月だった。
しかし、文字の小ささから全く読む気がせず、直ぐに返却してしまった。
11月のはじめに、買い溜めた司馬遼太郎の小説のうち、戦国物を読み終えたので、忍者物に取りかかる前に、「街道をゆく」に寄り道をした。
そして入門として見付けたのが「司馬遼太郎「街道をゆく」詳細解説・詳細地図付き」という何冊か。乱暴だが、内容を見ないで「近江散歩」をAmazonで買ってしまった。
さすがに「中高生から大人まで」と謳っている通り、今まで読んできた戦国の舞台を巡る旅は面白く、タブレットの「Google Earth」で、場所を確認しながら読むと、実に分かり易い。特に山の高さまで一目瞭然なので、信長、秀吉の辿った路が実感できて面白い。
さて、凝り出すと夢中になるのが自分のクセ。
そもそも、この大作にどんなシリーズがあるのかをチェック。
「詳細解説・詳細地図付き」は8冊しか出ていない。wikiには「朝日ビジュアルシリーズ」全60冊が堂々と載っている。本屋で見掛けたシリーズだ。これが全体を俯瞰するのには良いかなと思って買ってしまった。
そして、「詳細解説・詳細地図付き」の「近江散歩」で、原本の面白さが分かったので、文庫で「甲州街道」を買ってみた。すると新装版で文字が大きくなっており、何とも読み易い。
そう。どんどんのめり込んでゆく。ついで「ワイド版」というのもあるらしい。どんな物か、とりあえず図書館で借りてみることにした。
そして次はテレビ版・・・。
「第1シリーズ」と「第2シリーズ」はBS4Kで見た(ここ)。 wikiを見ると、「第3シリーズ」として全48話が、1999年4月10日から2000年3月25日までNHK教育TVで放送されたらしい。
これも見るしかない!
でも調べてみると、配信はされていない。見るにはDVDを買うしかないようだ。それでこれも買ってしまった!!
(それにしても、DVDは絵が荒い。昔のアナログ画質なので仕方が無いが、せっかくのハイビジョンの原画の質が損なわれ、残念。あとは、再放送を祈るばかり??)
さて、手に入った(入るであろう)放送番組のDVDと、「ビジュアル版」と「原本(文庫・ワイド版・解説付き)」を、どう見て行くか・・・が問題である。
原本の43冊を全部読むのは大変。よって、まずTV番組を見てからビジュアル版で復習?
いやいや、やはり原本を読まなくては・・・!?
本棚にある買い溜めた時代小説の文庫を数えてみたら、何とまだ72冊ある。
それに43冊を加えたら、115冊!!
それにまだ読んでいない佐伯泰英が数十冊。
まだまだ、とうぶん死ねない我が老後ではある。
(2022/11/11追)
色々と試した結果、こんな順で全43冊の読破に挑戦することにした。
あまり力まず、数年掛けて?
・原本を先ず読む ⇒ビジュアル版を読む ⇒DVDを見る
・原本のうち、「司馬遼太郎「街道をゆく」詳細解説・詳細地図付き」がある8冊はこれを読む。
・上の「解説付」が無いものは「ワイド版」で読む。
(やはり原本が味わい深いことが分かったため)
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コメント
いつも読ませてもらっております。これからも楽しみにしております。
司馬先生読了がんばってください。
【エムズの片割れより】
ご愛読!?ありがとうございます(^o^)
この頃は、記事が少ないですが・・・
投稿: あずわか | 2022年11月10日 (木) 07:27