このところ、メルカリで中古本を買いあさっていた。その狂騒曲も終わったので、今日はその顛末。
このところ、司馬遼太郎に凝っていることは前に書いた(ここ)。
「国盗り物語」に端を発して?司馬遼太郎の戦国物を読んでみようと、中古本をメルカリで買っている。
メルカリで中古本を買うことは、前に(ここ)で書いた。
繰り返しになるが、本を読んだときに、読み終わった本をどうするか、という問題に直面する。本棚に並べて置いても、その後、手にすることは無い。
結局処分することになる。ブックオフに持ち込んでも、1冊10円。やはりメルカリで処分することが良いようだ。
メルカリで売る場合、送料が問題になる。2022年6月16日より、本を送るときの送料が175円から210円に値上げになった。最低価格300円で売った時の残る金額は、メルカリに10%取られるので、300円-30円-送料210円=60円 にしかならない。写真を撮って梱包して、コンビニに持っていて1冊60円か・・・。
それを見てか、日本郵便のクリックポストが、2022年7月20日から198円から185円に値下げになった。上の例だと残るのが85円。
一時は、メルカリを卒業!と思ったのだが、送るのは全てクリックポストにすることで、再びやる気になって今日に至っている。
繰り返しになるが、メルカリでの売り買いはボランティア。つまり、再利用・リユースを目的にしないと手間が合わない。まだまだ読める本を捨てるのはもったいない。誰かに読んで貰えれば、資源のムダ廃につながる。
そんなわけで、読み捨てる本(小説類)は、買うのも売るのもメルカリなのである。
8月17日、突然メルカリのポイントが10000ポイント増えていることに気が付いた。何だこれは!?
Netでググってみると、どうも「【対象者限定】お買いものした金額の200%が戻ってくるチャンス!《メルカリ夏のお買いものドリーム》」というのに当たったらしい。このキャンペーンは、7月15日~31日の間の購入金額の2倍、200%が抽選で1万名に当たるという。調べてみると、ちょうど「国盗り物語」に凝り出したときで、司馬遼太郎の中古本を買いあさっていた時期。確かに購入金額の合計は5000円を越えていた。それで上限の1万ポイントが付いたらしい。
ポイントの期限が特に書いていなかったので、のんびりしていたら、「有効期限が過ぎる前に、ぜひポイントをご利用ください。」というメールが来た。使用期限は2022年9月30日だという。
それからが狂騒曲。1万円となると、結構な金額。カミさんに言っても、特に欲しい物は無いという。それで、文庫の中古本を買うことにした。
1万円分買うとしても、到底直ぐには読めない。順番に読むにしても、たぶんその内読みたくなるであろう本を探した。歴史・時代小説のお勧めサイトや、Amazonの売れ筋本などを参考に・・・。
先ずは、司馬遼太郎の戦国物。池波正太郎や浅田次郎の歴史小説などなど。
昨日まで、メルカリだけでなく、ヤフオクやAmazonの中古本を含めて、数えてみたら、山岡荘八の「徳川家康」26巻や池波正太郎の「真田太平記」12巻を含めて103冊であった。買った金額は、1万ポイントを入れて、25000円ほど。つまり実質15000円ほど遣った。
もちろんこの中には取っておきたいと、Amazonで新本を買ったものもあり、中古本だけの平均は1冊@220円だった。
さてここからが本題だが、自分がどんな基準で中古本を買ったか、である。
自分はヤケが大嫌い。本棚で長期間置いておくと、陽が当たる部分が黄色く変色する。そしてそれは表面だけで無く、ページの中にまで浸透していく。
新品である必要は無いが、ヤケて中古中古している本は読む気がしない。
前は、Amazonの中古本屋で程度の良い本をよく買ったが、どれも新品同様で気に入っていた。しかしあるネット中古本屋で買った本が、着いてみるとヤケがあってガッカリ。
それと、メルカリで「未使用に近い」という本を買ったら、全ページの周囲が黄色くヤケて変色していたことがあった。周囲全体がヤケているので、たぶん直射日光が当たる場所に置いておいたのだろう。本棚に保管していると、上の写真のように、上部と小口がヤケるはず。
その二つの経験から、必ず出品の写真で、本の上部と小口の状態を見ることにした。Amazonの中古本は写真で確認できないので買うのを止めた。Amazonもメルカリも、「商品の状態」は出品者の主観なのでアテにならない。上の例では、確かにページをめくって、各頁の周囲が変色していることに気が付かなければ、「未使用に近い」状態。でも開いてみるとヤケが・・・
これはだます話では無く、出品者が気が付くかどうかの問題だろう。つまりは、買う方が写真で確認するしかない。
よって、メルカリでは、必ず上部や小口の写真があるものから選ぶことにした。もちろん変色しているものは買わない。
一番確かなのは、「本屋で買って一度読んで保管」という説明があるもの。
それが無いものは、写真で本の金額を確認して、もっとも高い値段表示の本を買う。
Amazonも含めて、本は全て消費税抜きの表示。ちょっと見ると分かるが、まったく同じ本でも時間と共に値段がグングン上がっている事が分かる。つまりは、値段が安いものほど発売が古いという事。同じような物であれば、値段が高い=最近の発売の本の方が無難。
もうひとつ気にしたのが「新装版」。ロングセラーの本は、途中で「新装版」として改版されている本が多い。どれも、文字が大きくなって読み易くなっている。これも表示の値段から判断できる。
整理すると・・・
<自分がメルカリで中古本を買う基準>
①写真で、表紙や裏表紙だけの物は避ける(表紙がキレイなのは当然)
②写真で、上部(天)や小口がヤケて変色している物は避ける
②同じような物であれば、値段が最も高いもの(=新しいもの)を選ぶ
③文庫は「新装版」が読み易い
ともあれ、100冊の歴史・時代小説を買ってしまった。1冊2日のハイペースで読んでも200日。1年はかかるかも・・・
でも、本当にこの頃、TVは見なくなった。音楽も聞かなくなった。今日はWOWOWも見ないので解約した。
老化防止に、読書は良いらしい。ウチのカミさんも、若いときから読書好きで、司書の資格も取ったが、自分とはジャンルも何もかもが違う。よって同じ本を二人で読む事はまったくない。そんな意味では非効率的。でも読書は金がかからない老後の楽しみではある。
怖いのは、白内障などの目の病気。幸い、外出時は必ずサングラスをしているせいか、今のところ徴候は無い。
問題は動かない事。じっと同じ姿勢で本を読んでいるため、姿勢が悪く、肩凝りがひどい。湿布を貼りすぎたせいか、肌の状態も良くない。
せめてもと、自室でラジオ体操を始めた。でもこれも直ぐに忘れてしまうだろう。
何事も、続かないのが自分の性格。
ま、こんな事で老後を楽しんでいる?最近ではある。
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