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2022年8月14日 (日)

手嶌葵と森山良子の「さよならの夏」

先日、FM放送で手嶌葵の「さよならの夏」を聞いた。もちろん森山良子の歌で、昔から知っていた歌だが、この手嶌葵の歌で、歌詞オンチの自分も、歌詞をじっくりと聞いてしまった。

<手嶌葵の「さよならの夏」>

「さよならの夏~コクリコ坂から~」
  作詞:万里村ゆき子
  作曲:坂田晃一

光る海に かすむ船は
さよならの汽笛 のこします
ゆるい坂を おりて行けば
夏色の風に 会えるかしら
わたしの愛 それはメロディー
高く 低く 歌うの
わたしの愛 それはカモメ
高く 低く 飛ぶの
夕陽の中 呼んでみたら
やさしいあなたに 逢えるかしら

だれかが弾く ビアノの音
海鳴りみたいに 聞こえます
おそい午後を 行き交うひと
夏色の夢を 運ぶかしら
わたしの愛 それはダイアリー
日々のページ つづるの
あたしの愛 それは小舟
空の海を行くの
夕陽の中 振り返れば
あなたはわたしを 探すかしら

散歩道に ゆれれる木々は
さよならの影を 落とします
古いチャペル 風見の鶏
夏色の街は 見えるかしら
昨日の愛 それは涙
やがて 乾き 消えるの
明日の愛 それはルフラン
おわりのない言葉
夕陽の中 巡り逢えば
あなたはわたしを 抱くかしら

これを歌っている手嶌葵という歌手は知らない。しかも読めない。ググってみると「てしま あおい」と読み、本名だそうだ。
220814sayonara wikiによると、この歌は「「さよならの夏~コクリコ坂から~」は、日本の歌手・手嶌葵の4枚目のシングル。2011年6月1日に、ヤマハミュージックコミュニケーションズより発売された。
タイトルトラックは2011年公開のスタジオジブリ映画『コクリコ坂から』の主題歌で、森山良子が1976年に歌った「さよならの夏」のカバー曲である。」とのこと。

もう10年も前の歌。でも歌詞が何か優しい。「夏色」という言葉も好き。
森山良子盤もTVドラマの主題歌だったとか。オリジナルも聞いてみよう。

<森山良子の「さよならの夏」>

再録盤もある。
<森山良子の「さよならの夏」再録盤>

実はこの歌の事を書く気になったのは、作詞が「万里村ゆき子」であったこと。
この作詞家の名前は、学生時代から知っている。自分のお宝と思っている色々な思い出の歌の作詞が、この「万里村ゆき子」なのだ。
当サイトにも森山良子の「ふたつの手の想い出」(ここ)、ブルーコメッツの「マリアの泉」(ここ)、「何処へ」(ここ)、「すみれ色の涙」(ここ)を挙げている。どの歌も、このサイトを開設してから2~3年の2006~2009年に書いている。つまり、自分にとっては、非常に思い出深い歌・・

しかし「万里村ゆき子」をNetでググっても、情報はあまりない。そして楽曲もそれほど多くない。
でも、自分にとっては懐かしい名前・・・
それを、ひょんな事から思い出した。というわけ・・・

この歌は倍賞千恵子の楽曲もなかなか良い。

<倍賞千恵子の「さよならの夏」>

 

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