山本健人著「すばらしい人体」が面白かった
山本健人著「すばらしい人体 あなたの体をめぐる知的冒険」(ここ)を読んだ。
これが結構面白く、1日で読んでしまった。
数日前、いつものように夜中に目が覚めた。2時か3時であろうか。トイレに行って・・・、また眠れない。仕方が無いので、スマホをいじる。そして何を思ったか、病気や体の本を読む気になって、Amazonで「人体」で検索すると、ベストセラー本が見つかった。山本健人著「すばらしい人体 あなたの体をめぐる知的冒険」という本。2021年9月1日発売というのに、もうコメントが1000以上もある。これは読むしかないな・・・。
でも新本だと1870円。いつものようにメルカリでいいや!!
Amazonの写真を見ると「16万部突破」という帯。メルカリを見ると、帯に何も表示がないものと、「10万部突破」と「16万部突破」という3種類ある。それで、より新しいと思われる「16万部突破」という本を買ってしまった。
しかし朝になると忘れていて、何でそんな本を読む気になったのだろう・・・ナンテ。
本が届いて、ビックリ!? 図鑑のような本を想像していたが、写真が1枚も無い、文字ばかりの本だった。アー失敗!やはり本屋でどんな本か見てからにすれば良かった・・・!?
でも仕方が無いので、少し読み始めた。何か簡単な事しか書いていない。中学や高校で習ったことばかりで、新味に欠けるな・・・
Amazonの紹介にはこうある。
「すばらしい人体
人体の構造は美しくてよくできている。本書は外科医けいゆうとして、ブログ累計1000万PV超、twitterフォロワー9万人の著者が、人体の知識、医学の偉人の物語、ウイルスの発見やワクチン開発のエピソード、現代医療の意外な常識などを紹介。人体の素晴らしさ、医学という学問の魅力を紹介するサイエンス書!」
でも読み始めると、ツツーと読めてしまう。昨日の夕方から読み始めて、寐るまでに半分。そして、今日、続きを読むのが楽しみになってしまった。それでアッという間に読み終えてしまった。
レベル的には高校の生物。決して目新しいものはない。でも、頭の整理をするには良いのかも。とにかく「フーン」という内容で飽きさせない。なるほど、売れているわけだ・・・
自分のメルカリも、6月16日の送料値上げを機に(ここ)、卒業したつもりだった。
何せ、本を送るときにいつも使うネコポスが175円から210円に35円もアップしたのだ。よって、最低価格の300円で1冊売ったとすると、メルカリに10%の30円取られて、送料210円を取られると、60円しか残らない。捨てるに忍びない・・・と、本を売っても、梱包の手間、コンビニに持って行く手間を考えると、60円のために・・・と躊躇してしまう。
それで「もうメルカリはヤーメタ」と卒業宣言!?
しかし買う場合は別??
今メルカリを覗いてみると、この本が1300円~1500円で売買されているようだ。買う方からすると、1870円の本が、例えば1400円で買える。売る方からすると、1400円-140円-送料210円=1050円が入る。
つまり、メルカリで買って、読んで、売ると、350円の出費で済む、ということ。
読み終わって本棚にしまっておくなら別だが、自分は読み終わると同時に次々に処分している。本棚にしまっておいても、再度開くことはまず無いのだ。特にこのようなハウツーものは・・・
もちろん、図書館で借りる手はある。試しに、いつも使っている図書館で検索すると、この本は、在庫8冊で予約数は99番目と出た。
今、買わずにじっと順番を待っている「関口宏・保阪正康の もう一度!近現代史 帝国日本の過ち」。発売後すぐに予約しようと、図書館に登録されるのをじっと待っていたが、自分が登録を見付けて予約し時には、既に予約番号が3番目。あれから1ヶ月半になるのに、まだ1番で待ちの状態。つまり、今回の「すばらしい人体」のような人気本は、1冊当たり10番目以上。つまりは半年位は待たないと借りられないという事。
それなら350円で新本が直ぐに読めるのは良いことでは!?
おっと、話が発散した。
自分の好きなチャンバラ小説のように、意外と面白く、ツツーと読めた山本健人著「すばらしい人体」ではあった。
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