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2022年5月 4日 (水)

アルコールを卒業した日

我が人生で!!アルコールを卒業したのは、どうやら21年6~7月の頃だったらしい。
このところ「アサヒドライゼロ」を愛飲している。ノンアルコールである。ビールは飲まなくなった。
いつ頃から変えたのかな?と、前に飲んでいた発泡酒「キリン のどごし<生>」の、残っている箱の中身を調べたら、21年05月製造の賞味期限22年01月とある。この箱を買ったのは、昨年21年の7月の頃らしい。それ以来、あまり飲んでいなかったので、1月に賞味期限が切れていた。

とある事情から、アルコールを断った時期があった。Amazonで「アサヒドライゼロ」の購入履歴を見たら、最初は2019年7月28日となっていた。この頃からノンアルコールを始めたようだ。
思い出すと、初めてノンアルコールを飲んだのは「増富温泉」に行ったときだった(ここ)。
81edrtzwqpl_ac_sy550_ 見たら2009年4月6日。この時、世の中にノンアルコールのビールがあることを知った。でも正直まずかった。それを見直したのが「アサヒドライゼロ」。味がまるでビール。これならOKと、飲み始めたのが19年7月。それから「のどごし」と「ドライゼロ」をちゃんぽんに飲んでいたが、最近は「ドライゼロ」のみになっていた。
それで、いつからアルコールを飲まなくなったのかな?と思ったら、21年6~7月以来買っていなかったことが分かった。というわけ。

自分のビールの歴史は長い。キリンの小瓶を配達して貰っていた時期もあった。そもそも夕食時にご飯を食べないので、いつもおかずとビール。必ず缶ビールを一本。それが節約のために、発泡酒に替えてからも、毎日必ず一本。一度発泡酒に慣れると、ビールがうまくない。外食のときに、ビールを頼んでもうまくなかった。まことに慣れは怖ろしい。
そして今は、ノンアルコール一本やり。
そもそも自分は酔うために飲んでいるのではないらしい。食事のお茶代わり??
よって、アルコールが入っていなくもOK。

ビール1本位は、寿命にとってはかえって良いと言う。まあ肝臓の為には、飲まないで済むのであれば、飲まない方が良いのかも知れないが、自分もそろそろ後期高齢者。肝臓を大切に!?

話は変わるが、先日の新聞に鎌田實氏のコラムが載っていた。
老いを手なずける日々=鎌田實
 昨年春先から、不整脈のひとつである心房細動が時々起こるようになった。抗不整脈剤でコントロールしようとしたが、なかなかうまく治まらなかった。「心臓の老化ですね」と循環器科の主治医。元気に飛び回ってきたが、不意に足をすくわれた。これが老いの始まりか、と思った。4日間入院して、カテーテルによる心筋焼灼(しょうしゃく)術(アブレーション)という手術を受けた。
 そんな体験から、自分の「老い」について考えることが多くなった。自分では若いつもりだったが、よく考えてみれば、ずいぶん前から老眼になっている。テレビの音量も少し大きくなった。気がつかなかっただけで、「老い」はひたひたと忍び寄ってきていたのだ。
 「老いるショック」に負けないで、どうやって老いを手なずけていけるか、工夫の日々が始まった。
 まずは、心房細動が起こらないよう腹式呼吸を意識して行うようにした。ぼくは「がんばらない」なんて言いながら、実はがんばり体質。交感神経が優位に動きがちだったと思う。これを反省して、ウオーキングのときなどに腹式呼吸を組み込んだ。
 心臓の機能に問題はないと主治医から言われたので、筋トレも再開した。40キロのバーベルを担いでのスクワットや、速歩きとゆっくり歩きを3分ずつ交互に繰り返す鎌田式速遅歩きも続けている。
 今年の冬は50日以上スキー場に通い、3キロのダウンヒルを3本立て続けに滑った。スキーの腕前は、10年前よりうまくなったと自分では思っている。
 こんなふうに「老い」に負けまいと運動を続けたおかげで、心房細動は少なくなり、今ではまったく起こらなくなった。抗不整脈剤も必要なくなった。
・・・
 ある朝、体重計に乗ると、体内年齢というのが表示された。それがなんと「61歳」を示した。ごほうびをもらったような気になった。若さを保つには、自分をその気にさせてしまうことも大事だということがわかった。
・・・」
(2022/05/02付「毎日新聞」より)

鎌田さんも自分と同じ心房細動か・・・と仲間意識を持った!?しかも上の記事を読むと、アブレーション手術をしても、心房細動が起こっていたらしい。自分だけではないのだ、と安心した!?(ちなみに、今日体重計に乗ったら、自分の体内年齢は59歳!エッヘン!?)

最近、カミさんとよく話す。生老病死。年齢的に、いつ何が起きても不思議では無いね。「自分が明日の朝、コロリと死んでいたら・・・」と話すと、「そんなにうまく死ねるわけ無いじゃ無いの」と言う。

仏教では、「世の中の全ては苦である」(一切皆苦)という。言うまでも無く「苦」=思い通りにならない。
思い通りにならない人生。さて、あと残りが何年かは知らないが、体力的にも老化を感じるこの頃である。

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