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2022年5月 6日 (金)

ニール・リードの「ママに捧げる詩」

先日、久しぶりにFM放送でニール・リードの「ママに捧げる詩(うた)」を聞いた。
確か、昔このEPレコードを買ったな・・・と見ると、あった。1972年2月の発売で、自分が買ったのが1972年9月2日とある。ちょうど半世紀前だ。

<ニール・リードの「ママに捧げる詩」>

「Mother of Mine」
  Neil Reid

Mother of mine
You gave to me
All of my life
To do as I please
I owe everything
I have to you.
Mother, sweet mother of mine…
Mother of mine,
When I was young,
You showed me the right way things had to be done.
Without your love where would I be?
Mother sweet mother of mine.
Mother you gave me happiness,
Much more than words can say.
I pray to the Lord that He may Bless You every night and every day.
Mother of mine now I am grown.
And I can walk straight all on my own.
I’d like to give you what you gave to me…

Mother, sweet mother of mine…

Mother you gave me happiness much more than words can say.
I pray to the Lord that He may Bless you every night and every day…
Mother of mine now I am grown.
And I can walk straight all on my own.
I’d like to give you what you gave to me…

Mother, sweet mother of mine…
Mother, sweet mother of mine…


「ママに捧げる詩」
ボクのママ、どんなわかままも聞いてくれたママ

ママ、ありがとう、ボクの大好きなママ
ボクのママ、小さいボクに生き方を教えてくれたママ
ママの助けがなかったら、どうなってたかわからないよ
ママ、ボクのやさしいママ
口では言えないくらいしあわせをたくさんくれたママ
ボクはママのお祈りをしてるんだよ、昼も夜も
ママ、ボクはもう一人前なんだよ
ママ、ボクは恩返しをしたいんだ、ボクの大好きなママに
口では言えないくらいしあわせをたくさんくれたママ
ボクはママのお祈りをしてるんだよ、昼も夜も
ママ、ボクはもう一人前なんだよ
ママ、ボクは恩返しをしたいんだ.ボクの人好きなママに
ママ、ボクのやさしいママに   (対訳:西川利行)

EPレコードの解説にはこうある。
「・・・イギリス・ヒット・パレードに、突如11才の少年の歌が鋭く斬り込んで来たのは、1971年の暮のことでした。その動きを、たとえばNew Musical Express誌で追うと12/25第21位(初登場)1/1第16位、そして1/8には第13位に進出し、なおも上昇中です。
220506mamanisasageruuta このイギリス・ポップス界の異変の主役こそニール・リードなのです。
 スコットランドに生まれたニールは、幼いころより音楽に魅せられていましたが、彼の才能が認められたのは、1969年。さるクリスマス・パーティーで歌ったのがきっかけになりました。実に9才の時になるわけです。
 そしてクラブに招かれて歌うなど、各方面から“歌手”としての誘いが殺到するようになり、また、夏休みにはグラスゴーのキングズ・シアターで“Calum Kennedy Show”に出演するといったモテモテぶりです。
 レコード会社も目をつけないはずがありません。イギリス最大のレコード会社、イギリス・デッカ・レコード(ロンドン・レコード)が早速契約、デビュー曲のこの曲を発売したのです。これまで、デッカ・レコードは数多くのアーティストと専属契約を結んできましたが、ニールはそのうちで最年少にあたるということです。
 近くアルバムの発売も予定されており、人気スター“ニール・リード”には明るい1972年が広がっています。

 さて、このイギリスの大ヒット曲「ママに捧げる詩」は、やさしくあたたかい毋へ贈る少年の愛の歌です。
 ガット・ギターのアルペジオによるイントロにうなかされて歌うニールは、清純で敬虔な祈りを捧げます。それは、人びとに希望を与え、心に灯をともさせるのです。
 人を“人”にひきもどさせずにはおかない――そんな名曲です。」

歌詞を覗いてみると、少々恥ずかしい。
ふと、前に挙げた童謡「やさしいお母さま」(ここ)の歌詞を思い出した。
やはり、何とも恥ずかしい??

しかし、何か癒される歌ではある。

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