「皇室献上米」を食べた話~お米オンチの我が家
古古古米と「皇室献上米」の食べ比べをしてみた。結果、我が家は「お米オンチ」であることが分かった。
我が家では、あまりご飯を食べない。朝食はもっぱらパン食だし、夕食も自分はほとんどご飯を食べない。ビールとおかずの毎日。(最近はもっぱらドライゼロだが・・・)
そんな我が家だが、先日、持病を持っているカミさんが、病院で栄養指導を受けた。そこで言われたのが、体力を付けるために「もっとご飯を食べなさい」。
それからにわかに我が家での「お米騒動」が始まった。
我が家ではこの所、ふるさと納税で貰ったお米を食べていた。でも、カミさんが「追われるのがイヤ」と言うので、最近は貰っていない。でも今でも貰ったお米を食べている・・・。
それで調べてみた。すると衝撃の事実が!!
何と2018年9月に貰ったお米がまだ残っていて、それを今食べている事が分かった。いわゆる古古古米であるという。Netで見ると、
「お米は野菜と同じ「生鮮食品」という扱いになっています。
お米の保存期間は季節によって変わります。
例えば、気温、湿度ともに高くなる春から夏にかけては精米してから1カ月程度が保存期間の目安です。
温度、湿度ともに低くなる冬の時期の目安は2カ月程度。涼しい冬でも2カ月程度なので、家族の少ないお家やお米が減るスピードが遅い場合は、小分けの袋で購入するのがよさそうです。」(ここより)だって。
無知だった。米は長期間保存が出来るとばかり思っていた・・・。
カミさんに、さりげなく聞いてみた。「ご飯はおいしい?」
すると「おいしいよ。私はお茶と違って、ご飯には優しいから(お米の味にうるさくないから)」
古古古米でもおいしい? すると高級米は、もっとおいしい?
ご飯と言えば、「とんかつ和幸」のご飯が自分は好き。食べ過ぎるので注意はするが、和幸で外食すると、つい食べ過ぎる。
確かにご飯には、おいしいご飯がある。亡くなった兄貴も、大のご飯好きだった。何があっても、最後には必ずご飯を食べていた。
そこで思い立った。先が短い人生。せめてご飯だけでも、おいしいお米で贅沢をしようかと・・・
Netでググってみた。最もおいしいと言われている銘柄(ブランド)は何か?
そこで見付けたのが「雪ほたか」というお米。
こう説明がある。
「雪ほたか
昔から稲作の盛んなこの地で育まれた川場村のコシヒカリ「雪ほたか」は、村のシンボルでもある日本百名山武尊山より湧き出るミネラルたっ ぷりの天然水と、徹底した生産者の管理と熱い思いにより大切に育てられています。その存在は大変貴重とされ、一般には流通しない「幻のお米」として村民の縁故関係者のみに食されていましたが、平成16年以来8名の斎耕者が、宮中において天皇・皇后陛下の拝謁を許され新穀を献上したことから、皇室献上米としても知られています。近年は「全国 米・食味分析鑑定コンク
ール」にて連続金賞受賞など、その実力と品質が評価されています。コンクールの「国際総合部門金賞」を10回以上受賞した称号として『 World Rice Award Gold 10 』を受賞したことからも、美味しさと確かな品質が認められています。雪ほたかは国内外に向けて発信するトップクラスのお米で、今さまざまな方面からこのお米に熱い期待が寄せられています。」(ここより)
いわゆる「宮内庁御用達」??
そして、一番高価なお米として、ギネスにも登録されたとか・・・
「川場村のブランド米「雪ほたか」は2016年にギネスにも認定されています。
1キログラム当たり11,304円と世界で一番高価なお米ということで認定されました。」(ここより)
そこで思い立ったのが、比較実験。今食べている古古古米と、最高級ブランドとの比較。
そこで「雪ほたか」を買ってみることにした。通販で、2Kgで1800円+送料750円。
カミさんを相手に、目隠しテスト。
内緒で買った「雪ほたか」を、「お釜に1合入れておいたから」と、内緒で炊いて貰った。
そして黙って感想を聞く。「どうだった?」「何が?」「ご飯おいしかった?」「おいしかったよ」「いつもの通り?」「いつもと変わらない」「実は、今日のご飯は最高級品なんだけど」「変わらないよ・・・」
自分も食べてみた。ン・・・?特に変わらないな・・・
かくして破れた。これから贅沢しようかと思っていたお米だが、止~めた!!
スーパーに行ったときに、お米売り場を覗いてみた。すると2Kgだと、値段は税込918円から1,069円ほど。別格で「お近くの係員にお申し付け下さい」という看板だけの「魚沼産コシヒカリ」が1350円。
なるほど、1800円は高価だ。でも我が家では、味は変わらない(分からない!!)・・・???
結局、我が家では1000円のお米で充分と、「お米オンチ」が分かった今回の事件?ではあった。
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