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2022年3月19日 (土)

横内正&山の仲間たちの「坊がつる讃歌」

先日、FM放送で「横内正&山の仲間たち」が歌った「坊がつる讃歌」を聞き、印象に残った。
言うまでも無く「坊がつる讃歌」は芹洋子の歌で有名で、自分も昔から良く聞いていた。でも、今回の「横内正&山の仲間たち」が歌った「坊がつる讃歌」は歌、の内容とよくマッチしているように聞こえた。

<横内正&山の仲間たちの「坊がつる讃歌」>

「坊がつる讃歌」
  作詞:神尾明正/松本征夫
  作曲:竹山仙史

人みな花に 酔うときも
残雪恋し 山に入り
涙をながす 山男
雪解(ゆきげ)の水に 春を知る

ミヤマキリシマ 咲き誇り
山くれないに 大船(たいせん)の
峰を仰ぎて 山男
花の情(なさけ)を 知る者ぞ

四面(しめん)山なる 坊がつる
夏はキャンプの 火を囲み
夜空を仰ぐ 山男
無我を悟るは この時ぞ

出湯の窓に 夜霧来て
せせらぎに寝る 山宿に
一夜を憩う 山男
星を仰ぎて 明日を待つ

この歌の由来については「坊がつる讃歌 歌詞の意味・由来」ここ)に詳しい。
それによると、
「大分県九重連山の坊ガツル湿原を題材とした山男の歌
220319bougaturu 『坊がつる讃歌』は、大分県竹田市の盆地・湿原「坊ガツル」を題材とした愛唱歌。作詞:尾明正、補作:松本征夫、作曲:竹山仙史。
NHK「みんなのうた」で1978年6月に初回放送された。歌:芹洋子(せり ようこ/1951-)。同年末のNHK紅白歌合戦において、芹洋子は同曲で初出場を果たしている。
元歌・原曲は、広島高師山岳部の部歌『雲に消えゆく山男』。これを九州大学の学生が「坊ガツル」を題材に替え歌した。
この替え歌はその後、九州の山岳愛好者の間で広まった。1977年には、歌手の芹洋子が野外コンサートで阿蘇山麓を訪れた際、宿舎で若者たちにこの替え歌を教えてもらったという。NHK「みんなのうた」での放送はその翌年のことである。」とのこと。

漫然と聞いていたが、「坊がつる」とは、大分県の湿原の名前だって・・・

これを歌っているのが「横内正&山の仲間たち」。変わった名前だと思っていたが、CDの紹介に「山男を自認する俳優・横内正を中心とした国立音楽大学ワンダーフォーゲル部の“山の仲間たち”がエヴァーグリーンな名曲を歌い上げる。」とあった。
「山の仲間たち」と言っても、やっぱり歌のプロだった。

横内正という名は知らなかったが、ググってみると顔は良く知っていた。そもそも自分は俳優の名前はほとんど覚えていない。いつもカミさんにバカにされるが・・・
自分の音源を検索してみると「ああ人生に涙あり」という歌で、里見浩太朗&横内正が歌っていた。

この「坊がつる讃歌」の定番はやはり芹洋子。

<芹洋子の「坊がつる讃歌」>

三鷹淳の歌もすてがたい。

<三鷹淳の「坊がつる讃歌」>

何となく聞いていた歌だが、ググってみるとなかなか奥が深い歌の世界ではある。

●メモ:カウント~1370万

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