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2022年2月 3日 (木)

ドラマWスペシャル 倉本聰「學」

このサイトで、今まで何曲か、名も知らぬ音楽の“探し旅?”を記してきた。
今日は、映画のその話なのである。
その映画をもう一度みたいと思ったのは、だいぶん前。でも、その映画の題が分からない。しかし映画の光景は目に浮かぶ。人間の脳とは、不思議なもの。

病気で命が短い祖父が、引きこもりの孫の再生を祈って、一緒にカナダの知り合いの家に行く。そこからキャンプと称してヘリコプターで森の中へ。山に取り残された二人。祖父は、孫に、森で一人で生きて行く術を教える。火の起こし方、食べ物の探し方・・・
そして、数日後、孫は亡くなっている祖父を発見。
それから孫は一人で山の中をさまよう。祖父から教えられた術を頼りに。それは生と死の境。
それから数か月経ったある日、心配していた知り合いが見ると、川の上流からその孫の乗った手作りの筏が・・・

自分は、見た映画はExcelのリストに記しているが、それらしい映画は幾ら探しても見つからない。
そしてGoogoleで色々検索するが、ヒットしない。キーワードは、「映画」「カナダ」「祖父」「孫」「生き残り」・・・
それが、先日、ふと祖父役は確か仲代達矢だな・・・と思い出し、「日本映画 カナダ 祖父 孫 仲代達矢」と入れて検索したら、あった!!
何とそれは「ドラマWスペシャル 倉本聰「學」」だったのだ。映画では無かった。

WOWOWのサイトにはこう紹介がある。(2012/1/1の放送)
「倉本聰、幻の脚本をドラマ化。大罪を犯し、生きる気力を失った14歳の少年が、カナダの大自然の中で、祖父とともに生きる意味を見つめ直す。主演は仲代達矢。

「北の国から」で、全国のドラマファンを魅了した脚本家・倉本聰。その後も「拝啓、父上様」「優しい時間」「風のガーデン」など、名作を書き続ける倉本聰の、幻のオリジナル脚本ドラマ「學(がく)」を放送する。カナダの壮大な自然が持つ生命力に魅了され、倉本聰が1992年に執筆したのがこの作品。
現代日本の文明社会にもてあそばれ、わけもわからずに大罪を犯し、生きる気力も希望も失った孤独な少年は、祖父に連れられ、カナダの大自然の中で、生きることの原点を見出す旅に出る。「人として生きていくこと」「自然と共存すること」を真正面から描く“人間と自然への賛歌”ともいえるこのドラマ。死期が近いことを知りながら自らの命を懸けて孫の再生に挑む祖父を演じるのは、日本を代表する名優・仲代達矢。希望を失った14歳の少年・學には新人の高杉真宙を起用。
壮大なカナダのロッキー山脈を舞台に、美しくも力強い人間ドラマをお届けします。

<ストーリー>
ニューヨーク在住のエリート商社マンを両親に持つ13歳の少年、學(高杉真宙)はパソコンだけを友達に、東京でひとり暮らしをしていた。ある日、學はパソコンを勝手にいじった近所に住む4歳の少女に激昂し、思わず突き飛ばしてしまい、少女は絶命する。恐怖に駆られた學は遺体を遺棄するが、すぐに発覚し、マスコミを騒がせる大事件となる。
世論の追及を受けた両親は自殺。學は一切の感情に蓋をするように言葉を発しなくなり、生きる気力さえ失ってしまう。そんな學を引き取った元南極越冬隊員の祖父、信一(仲代達矢)は、自らの命を懸け學を人として再生させることを決意し、ある計画を実行に移す。學を連れ、カナダの険しいロッキー山脈へと旅立つ信一。それは、あまりにも危険で無謀な賭けであった――。」(WOWOWのここより)

もう一度見ようと、ググってみると、放送予定も配信も無い。しかし、DVDが発売されていた事が分かった。
ドラマWスペシャル 倉本聰 「學」[DVD]
監督:雨宮望
時間:1 時間 56 分
発売日:2012/5/2
出演:仲代達矢, 高杉真宙, 勝村政信, 八千草薫
販売元:ポニーキャニオン

220203kuramotogaku 商品の説明
WOWOW開局20周年番組 ドラマWスペシャル 倉本聰、幻のオリジナル脚本ドラマ。
仲代達矢主演で贈る、カナダのロッキー山脈を舞台にした、少年と祖父の“命の物語"。
今だからこそ、すべての日本人に広く伝えたい感動のドラマとメッセージ!

●文明とは何か 友人とは何か 家族とは何か そして即ち 生きるとは何か
●1992年に「北の国から」と同時期に執筆された幻の脚本、初映像化。
「いわば『北の国から』のネガティブバージョン。あの作品とは違った視点から若者を描いてみたかった」

[内容解説]
倉本聰、幻のオリジナル脚本ドラマ。仲代達矢主演で贈る、カナダのロッキー山脈を舞台にした、少年と祖父の“命の物語" 倉本聰『學』。
「北の国から」で、全国のドラマファンを魅了した脚本家・倉本聰。
その後も「拝啓、父上様」「優しい時間」「風のガーデン」など、名作を書き続ける倉本聰の、幻のオリジナル脚本ドラマ。
カナダの壮大な自然が持つ生命力に魅了され、倉本聰が1992年に執筆したのがこの作品。

現代日本の文明社会にもてあそばれ、わけもわからずに大罪を犯し、生きる気力も希望も失った孤独な少年は、祖父に連れられ、カナダの大自然の中で、生きることの原点を見出す旅に出る。
「人として生きていくこと」「自然と共存すること」を真正面から描く“人間と自然への賛歌"ともいえるこのドラマ。
死期が近いことを知りながら自らの命を懸けて孫の再生に挑む祖父を演じるのは、日本を代表する名優・仲代達矢。
希望を失った14歳の少年・學には新人の高杉真宙を起用。
壮大なカナダのロッキー山脈を舞台に、美しくも力強い人間ドラマ。

[スタッフキャスト]
キャスト
風間 信一:仲代 達矢
風間 學:高杉 真宙
大下:勝村 政信
風間 かや:八千草 薫
スタッフ
原作:脚本:倉本 聰
監督:雨宮 望
音楽:羽毛田 丈史」(Amazonのここより)

そして、レンタル落ちのものを数百円で買ったDVDが本日届き、見た。

感想は特に書かないが、ずっと気になっていた映画(ドラマ)に再会できたのは良かった。
でも、憧れのまま大事にしておく、という手もあるのかも・・・

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