« なかにし礼の反戦詩「平和の申し子たちへ!」 | トップページ | 映画「コーラス」より「亡き人への想い(In Memoriam)」 »

2022年1月13日 (木)

NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」~フリーズ演出にビックリ!

さて、今年の大河は見続けられるだろうか?
というのは、いつも挫折するから・・・
wikiで歴代の大河ドラマのリストを見ると、見た記憶があるのは2008年の「篤姫」までさかのぼってしまう。2016年の「真田丸」も断片的には見た記憶があるが、全編見たかは不明。
さて先日始まった今年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」。脚本が三谷幸喜だというので見る気になった。

BS4Kで見たのだが、さすがNHK。金がかかっている。まず、映像のフリーズにビックリ。開始4分40秒、政子の登場場面で、一瞬画面がフリーズした。
220113nhktaiga_20220201091401 マラソン中継などでよくある映像のフリーズ。この場合は、カメラからの映像信号が途絶えたとき、フレームシンクロナイザーなどの働きにより、その前に画面でいったん止め、次の正常な映像信号が入ってきたらそれに切り替える。映像が真っ黒にならないための技法だ。まさにこの現象と同じ。天下のNHKもやらかしたか!と思った。
地上波やBSでは直っているかと思って見たら、まったく同じ。これは解せない。しかも、このフリーズの現象は、他の場面でも度々出た。

これはおかしい!とNetでググってみた。すると「鎌倉殿の13人 フリーズ」や「鎌倉殿の13人 放送事故」の検索用語。ツイッターにも色々と出ている。しかし、NHKのサイトには「お詫び」の文字は無い。
そしてツイッターなどを見ていると「演出」という文字・・・。
結論、これらは何とNHKの演出だったのだ。放送事故と間違えてしまうような、ドラマで映像をフリーズさせる手法は初めて見た。
自分的には、これは疑問。もし出演者の人物紹介が必要なら、長めにテロップを出しておけば良いはず。ツイッターでも、「テレビかレコーダーが壊れたのかと思った」という人が続出。肯定的なコメントは皆無だった。

さて、相変わらず出演者が多い。この頃、自分はドラマは字幕を付けて見ることが多いが、1回目だけあって出演者のオンパレード。

220113kamakuradono 昨日、デパートの本屋に立ち寄ったとき、ガイドブックがあったの、つい買ってしまった。さすがに分かり易い。人物相関図や筋書きを読み、改めて復習の意味で、もういちど見てしまった。さすがに2度見ると良く分かった。

とにかく今回は三谷幸喜に期待だ。例のごとく、長丁場なので途中で放って見るのを止めてしまう可能性も充分あるが、それは自分の老化も原因のひとつかも知れない。

このところ、2日に一冊のペースで、佐伯泰英の「吉原裏同心」を読んでいる。全35冊。今日現在26冊目。つまりは、“チャンバラ小説の方が、テレビドラマよりよっぽど面白い(=出演者が少ないので分かり易い)”のが最近の自分の傾向だが、さてどうなるか?
久しぶりに長丁場のドラマを見る気になった今回の大河ではある。

|

« なかにし礼の反戦詩「平和の申し子たちへ!」 | トップページ | 映画「コーラス」より「亡き人への想い(In Memoriam)」 »

コメント

初めまして。ココログから参りました。

私は「解説」付で見ていました。
フリーズの箇所は(ごめんなさい、はっきり言葉は覚えていませんが)うまいこと「解説」が入りました。なかなか印象的な演出だと思いました。
今後、同様な手法が使われれば演出ってことではないでしょうか。使われなければ事故かブーイングのせいだったと理解いたしましょう。

真田丸以来の大河視聴です。
真田丸では、きわめて細かい部分(歴史的な)も描かれていて重箱の隅をつつくマニアックな気分を味わいました。
と、いうことで三谷脚本を期待しているところです。
失礼しました。

【エムズの片割れより】
コメントありがとうございました。
さっそく、副音声で「解説」を聞いてみました。(初めての体験!)
フリーズしている時間帯、「義時の姉政子」「義時の妹美衣」などの解説が流れていました。
つまりは意識的に映像を止めている演出。
さて評判は??

投稿: おたま | 2022年1月13日 (木) 17:32

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« なかにし礼の反戦詩「平和の申し子たちへ!」 | トップページ | 映画「コーラス」より「亡き人への想い(In Memoriam)」 »