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2021年11月の8件の記事

2021年11月29日 (月)

左耳のポコ音が耳垢だった話

何ともバカバカしい話だ。しかし「何かあったらサッサと医者に行くべし」と改めて思った。

10日程前から、時々左耳がポコ(ボコ)という音がすることに気付いた。(右耳は元々難聴で聞こえない)
これが何とも規則性が無い。音がするときがたまにあるものの、しないときはずっとしない。
でも一日中しないときはない。

色々試すと、首を右や前に傾けた時にポコッという時がある。
その時は、首はそのままで体を右や前に傾けても同じ。
つまりは、重力の影響を受けているらしい。
歩くと、体の上下に合わせてポコッというときもある。
しかし、どんなに体を動かしても、音がしないときはしない。

Netで「ポコッと音がする」と検索してみると、予想外に記事があった。
ここ)によると「外耳道異物」「滲出性中耳炎」「外リンパ瘻」などの候補があった。
耳に何か入っているのかと、左耳を下にトントンしてみるが変わらない。
耳石の影響?と耳石を元に戻す体操をしてみたが、かえって悪くなった。

ポコ以外の症状は特に無いため、放っておくと治るか?
とも思ったが、そもそも毎日気にするのもイヤなので、近くの耳鼻科に行くことにしたのが先週末。
すると、案の定、良くなってきた。
そもそも“ヤツ”は、医者に行くぞ!と脅かすと、おとなしくなるのだ。
昨日など、ほとんどポコが無かったが、今朝少ししたので、やはり行ってみるか、と近くの耳鼻科に。

恐る恐る「こんなつまらない症状で・・・」と経緯を言うと、耳の奥を見て、ガーという風の音。
耳の奥をバキュームしている。

医師曰く「鼓膜の上に耳垢が落ちていたので、たぶんそのせいだと思うので、取っておきました。2~3日様子をみて、何も無かったら心配しなくて結構です」
なるほど、解せた。今までの現象が、腑に落ちた。

反省すると、今回医者に取って貰わなかったら、この症状は取れなかっただろう。
何かの拍子に取れる可能性もあったが、長引いた可能性も・・・

改めて、つまらないと思うことでも、何かあったらサッサと医者に行って診て貰うのが大事。
と改めて思った。

さんざんカミさんにバカにされたが、もし同病の人の参考になればと、書いておく。
Net上に、同じような症状の体験談でもあったら、自分もサッサと耳鼻科に行っていたので・・・

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2021年11月24日 (水)

「このままでは国家財政は破綻する」矢野康治・財務事務次官の指摘

先日(2021/11/23)の朝日新聞の「声」の欄に「今回実施される18歳以下の子どもへの10万円相当の給付は、衆院選での自民党、公明党の公約を借金で賄ったようにしかみえない。」という文言があった。
ばらまきオンパレードである。
先日、WOWOWで「オペレーションZ ~日本破滅、待ったなし~」(ここ)というドラマを見たが、日本の財政赤字をどう解決するのか、少し興味を持っている。

そう言えば、現職事務次官が文藝春秋に寄稿していたな、と思い出し、ググってみた。文藝春秋のサイトに少し載っていたので、気になった所をコピペしてみる。

財務次官、モノ申す「このままでは国家財政は破綻する」矢野康治
     文藝春秋 2021年11月号
・数十兆円もの大規模な経済対策が謳われ、一方では、財政収支黒字化の凍結が訴えられ、さらには消費税率の引き下げまでが提案されている。まるで国庫には、無尽蔵にお金があるかのような話ばかりが聞こえてきます。

211124yanowaninokuchi ・すでに国の長期債務は973兆円、地方の債務を併せると1166兆円に上ります。GDPの2.2倍であり、先進国でずば抜けて大きな借金を抱えている。それなのに、さらに財政赤字を膨らませる話ばかりが飛び交っているのです。

・あえて今の日本の状況を喩えれば、タイタニック号が氷山に向かって突進しているようなものです。氷山(債務)はすでに巨大なのに、この山をさらに大きくしながら航海を続けているのです。タイタニック号は衝突直前まで氷山の存在に気づきませんでしたが、日本は債務の山の存在にはずいぶん前から気づいています。ただ、霧に包まれているせいで、いつ目の前に現れるかがわからない。そのため衝突を回避しようとする緊張感が緩んでいるのです。

・わが国の財政赤字(「一般政府債務残高/GDP」)は256.2%と、第2次大戦直後の状態を超えて過去最悪であり、他のどの先進国よりも劣悪な状態になっています(ちなみにドイツは68.9%、英国は103.7%、米国は127.1%)。

・世界の日本以外の先進国は、経済対策として次の一手を打つ際には、財源をどうするかという議論が必ずなされています。
コロナ対策に当たっても、英国では、法人税率の引上げ(19%→25%)が発表され、米国では、法人税率の引上げや富裕層への課税強化が提案されています。ドイツはもともと財政黒字であり、コロナで発生した赤字(債務)を20年間で償還する計画を発表しました。フランスでは、今後長期にわたり歳出増を歳入増より抑えるとしており、楽観的な成長率を前提とした高い税収増は想定せず、歳出抑制を続けていく意向を示しています。
また先進国では、特にポスト・コロナ政策については、そもそも財政出動というより、民間資金をいかに活用するかが議論されています。この期に及んで「バラマキ合戦」が展開されているのは、欧米の常識からすると周回遅れどころでなく2周回遅れ。財源のあてもなく公助を膨らませようとしているのは日本だけなのです。」(「文藝春秋」ここより)

★財務次官、モノ申す「このままでは国家財政は破綻する」矢野康治の全文は(ここ

ざっと読んでみて、1100兆円もの財政赤字を今後どうするかの案が書かれているかと思ったら、財務省の立場での問題点の指摘だけ。
ちょっと残念だった。それに「言うべきことを言わねばならない」という正義感のスタンスの表明ばかりに多くの文字数を使い、正直ちょっと臭い。ここまで自分を鼓舞しないと、官僚さんはホンネを言えないのだろうか!?

素人が読んでも、いつもの財務省の言い分を羅列しただけに見え、何でそんなに話題になったのだろう・・・
当時のニュース記事を見ても、良く分からない。現職が政府の方針に楯突いたのが話題に??
それにしても、これくらいの指摘で、辞任させる云々の言葉が飛び交うとは、官僚とは可愛そうな存在!?

ともあれ、問題だ!問題だ!と言っているだけで無く、今後こうして後世にツケを回さない!という議論を聞きたいものだ。

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2021年11月21日 (日)

さだまさしと山口百恵の「秋桜」

毎週、どうもこの記事が気になる。朝日新聞(土)beの「今こそ!聴きたい」シリーズである。今週はさだまさし。

(今こそ!聴きたい)さだまさし 思い出す、今は遠い「あなた」
 日本を代表するシンガー・ソングライター、さだまさしさん(69)は1970年代から数多くの名曲を生み出し、先日はソロコンサート4500回を達成しました。さらに小説家やテレビ・ラジオの進行役、ボランティアなど、精力的な活動でも知られます。さて、あなたの心に残る作品は。
211121sadamasashi  1位は74年、シングルレコードで発売された「精霊(しょうろう)流し」。73年にフォークデュオ「グレープ」でデビューしてから初めてヒットした、いわば原点といえる作品だ。前奏のバイオリンの旋律に哀愁が漂う。
 兵庫の女性(75)は11歳の時、母親が他界した。「初盆に、近くの海で供物を乗せた小舟を流す『おしょれいさん』をした。ろうそくの火が波間に消えていくのを父と見送り、私は泣いた。悲しい風習とあの時のやるせなさを思い出す」
 東京の男性(80)は、「若い頃、銀座のバーでこの曲が流れ、ホステスが『今日は恋人の命日だが一人で墓に行きたくない』と言った。酔いも手伝って夜中タクシーで雑司が谷へ。一緒にお参りし、そこで彼女と別れた。夢のような出来事だった」。
 4位「無縁坂」、13位「縁切寺(えんきりでら)」、19位「フレディもしくは三教街」。グレープ時代の作品の人気は根強く、「曲の中に濃密な小説が含まれ、短調のメロディーと弦楽器の哀調がよく似合う」(東京、57歳女性)と絶賛する人も。76年に解散した。
     *
 翌77年、ソロになってからヒットしたのが7位の「雨やどり」。雨の日に出会ったそそっかしい「彼」への恋心を、家族仲の良い若い女性の目線で歌った。当時珍しい、コンサート会場で収録したシングルに観客の笑い声が交じる。「『精霊流し』との世界観、曲調の違いにびっくり」(東京、61歳男性)とファンに衝撃を与えた半面、新たな層を開拓した。東京の女性(35)は幼稚園時代、車で送迎してくれる母の愛聴曲で、お気に入りに。「『ちょうだいませませ』のフレーズが面白おかしくて。ちゃめっ気とユーモアたっぷりのストーリー。今でも時々、無性に聴きたくなる」
 79年、今回3位の「関白宣言」が登場した。ミリオンセラーを記録する一方、「女性蔑視」「男尊女卑」とも批判され、賛否両論を巻き起こす。ジェンダーレスが進んだ今も自由記述で触れた人が最多だった。
 「すでに強くなったと言われる女性を相手に、若い歌手がよくも男の気持ちをうたってくれたと感心した」(大阪、84歳男性)、「結婚直前の発表時には言われたい言葉もあったが、数年後には『育児・仕事・家事に忙しくてやってらんない』という気持ちで口ずさんだ」(兵庫、66歳女性)、「さだまさしの代名詞的な一曲。続編ともいうべき『関白失脚』にもつながるコミカルなところが面白い」(神奈川、57歳男性)、「今の時代に合わなさすぎて、逆に今聴きたい」(奈良、55歳女性)。
 親子のきずなを描いた2位の「秋桜(コスモス)」。福岡の女性(77)は「女手一つで私を大学へ行かせた母は、いつも『女一人だと思って馬鹿にして』と悔しがっていた。卒業して教員になって4年後に結婚する際、貸衣装を選んでいた母の、節くれだった手を思い出す」と振り返る。
 「案山子(かかし)」は長野の女性(57)が大好きな曲だ。「あるTV番組でカズレーザーさんが『この歌は誰の目線か』とさださんに尋ねた。答えは、主人公の成長をずっと見守る『松の木』。作り手の優しさがじんわり表れていると改めて感じた」

 ■意地で歌った「家族」
 さださんにランキングを見てもらった。開口一番、「『精霊流し』が1位か。意外ですね」。続けてトップ10のうち9曲は、20代のころに作った曲だと指摘した。
 「これ、全部『家族の歌』。実はあのころ、意地になって家族の歌ばかり歌ってた。だから、これは僕の『闘争の記録』」と真顔で語り始めた。
 デビュー時、世間にはまだ70年安保闘争の余波が残っていた。「ニューファミリー」「核家族」といった単語が飛び交い、親と同居しない暮らし方が広がっていった。さださんは中1で単身故郷の長崎市からバイオリン奏者を目指して上京、ずっと一人暮らしだった。本当に家族はそれでいいの? そんなメッセージを歌に込めた。
 「結果、『昔へ揺り戻す価値観はけしからん!』と攻撃された。最近、孤独死が報じられるたびに思うのは、70年代から未来はこうなると皆、気付いていたはずじゃないかということ」
 半世紀前さえ“古臭い”と批判された家族の歌。今も愛され、歌い継がれ、精力的に催すライブの定番だ。「僕はいまだ毎日歌い続けているので、どの曲も“懐メロ”にならない。『忘れさせない作戦』です」
 ユーモアの中にサービス精神がにじむ語り口が、がらりと変わるのが自ら主導する国内外での支援活動を話す時だ。現在は公益財団法人となっている基金を2015年設立。コロナ禍の今は、介護現場のクラスターを防ぐ活動を各地で展開する。
 その法人名に採用したのが9位の「風に立つライオン」だ。広島の女性(49)は「初めて聞いた時、医師になって海外へ行きたいと思った。医師は無理だったが、医療関係者として頑張っている」とつづる。
 この歌のモデルは、さださんが20歳の時に出会ったアフリカ帰りの柴田紘一郎医師。楽曲の完成まで15年、その後5年がかりで小説を書き、15年に大沢たかおさん主演で映画化された。
 この時初めて、さださんはケニアに降り立った。
 「歌や小説を作るのに頭の中でアフリカを緻密(ちみつ)に思い描いてきたが、唯一想像できなかったのがサバンナの風。強くも弱くもなく、ずーっと続く地球の息吹のよう。旅に同行した柴田先生が『この風をまさしに味わわせたかった』と言った。でもタイトルに『風』は入っている。あぁ、神様に作らされた曲なんだと思い、幸せを感じました」
 さださんの全力疾走、まだまだ続きそうだ。「有名にしてもらえて、『さだまさしが来た』と喜ぶ人がいて。今、僕を使ってもらわないともったいない」(高橋美佐子)

 <調査の方法> 編集部作成のリスト36曲で10月下旬、1946人が複数回答。(11)親父の一番長い日(12)天までとどけ(13)縁切寺(14)主人公(15)つゆのあとさき(16)檸檬(れもん)(17)パンプキン・パイとシナモン・ティー(18)飛梅(とびうめ)」(2021/11/20付「朝日新聞」b2より)

改めてランキングを記すと・・・
<さだまさしBEST>
①精霊流し 1127票*
②秋桜 934票
③関白宣言 871票
④無縁坂 833票*
⑤案山子 711票
⑥北の国から 557票*
⑦雨やどり 523票
⑧道化師のソネット 455票
⑨風に立つライオン 357票*
⑩防人の歌 340票*
⑪親父の一番長い日
⑫天までとどけ
⑬縁切寺 *
⑭主人公
⑮つゆのあとさき
⑯檸檬 *
⑰パンプキン・パイとシナモン・ティー
⑱飛梅
(*は当サイトで挙げた曲)

自分の好きな「檸檬」が16位とは気にくわない・・・!?「縁切寺」も13位か・・・
おっと、定番の「秋桜」が挙げていなかった。

<さだまさしの「秋桜」>

「秋桜」
  作詞・作曲:さだまさし

淡紅の秋桜が秋の日の
何気ない陽溜りに揺れている
比頃 涙脆くなった母が
庭先でひとつ咳をする
縁側でアルバムを開いては
私の幼い日の思い出を
何度も同じ話くりかえす
独言みたいに 小さな声で

こんな小春日和の穏やかな日は
あなたの優しさが浸みて来る
明日嫁ぐ私に 苦労はしても
笑い話に時が変えるよ
心配いらないと 笑った

あれこれと思い出をたどったら 
いつの日もひとりではなかったと
今更乍ら 我儘な私に
唇かんでいます
明日への荷作りに手を借りて
しばらくは楽し気にいたけれど
突然涙こぼし 元気でと
何度も 何度も くりかえす母

ありがとうの言葉をかみしめながら
生きてみます 私なりに
こんな小春日和の穏やかな日は
もうすこしあなたの
子供でいさせてください

改めて歌詞を読むと、何か胸に迫る。
さだまさしの録音は色々あるが、やはり最も古い上で挙げた「私花集」の録音が自分は好き。

さだまさしも、歳を経る毎に声質が変わってきており、自分は若いときの歌声が好き。
どんな歌手も、歳と共に声は変わってくるが、あまり変わらないのが布施明。どんな訓練をしているのだろう?
変わってきた代表が加藤登紀子!? 新しい録音は、音程も不安定であまり聞く気がしない。

「秋桜」のオリジナルは山口百恵。
今日は、オリジナルの歌声に、新しい編曲の伴奏を付けた「百恵回帰」のアルバムから聞いてみよう。

<山口百恵の「秋桜」>

話は変わるが、今朝の散歩で、近くの公園に行ったとき、黄色い花がたくさん咲いていた。秋の花はコスモス!! カミさんに「これコスモスか?」と聞いたら「キンケイ菊」だって・・・。
スマホで写真を見たら、確かにこの花。
後で、コスモスの写真を見たら、色がピンクなのだ!!
相変わらず、花のセンスが無い自分ではある。

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<<付録;(毎年恒例の)当サイトのお勧め番組>>

<ザ・ベストテレビ2021>[BS1]2021年11月21日~11月26日>

「第1部」2021年11月21日(日)午前9:00〜10:29(1時間29分)BS1(101)
放送文化基金賞最優秀賞「面会報告」名古屋テレビ放送

「第2部」2021年11月22日(月)午前9:00〜10:18(1時間18分)BS1(101)
「地方の時代」映像祭グランプリ NHK ETV特集「おいでや!おやこ食堂へ」

「第3部」2021年11月23日(火)午前9:00〜10:02(1時間2分)BS1(101)
芸術祭賞「芸術の価値 舞踊家 金森穣16年の闘い」新潟放送

「第4部」2021年11月24日(水)午前9:00〜10:34(1時間34分)BS1(101)
ATP賞テレビグランプリ「プロフェッショナル 仕事の流儀 庵野秀明スペシャル」NHK

「第5部」2021年11月25日(木)午前9:00〜10:03(1時間3分)BS1(101)
民放連賞テレビ教養番組「おじさん、ありがとう~ショウとタクマと熱血和尚~」フジテレビ

「第6部」2021年11月26日(金)午前9:00〜11:00(2時間0分)BS1(101)
放送人グランプリ「レバノンからのSOS~コロナ禍 追いつめられるシリア難民~」NHK

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2021年11月18日 (木)

WOWOWドラマ「オペレーションZ ~日本破滅、待ったなし~」「鉄の骨」

最近、WOWOWドラマ(連続ドラマW)に凝っている。全番組の録画=チャンネル録画されたものから、過去放送分の全編のまとめ放送を見ている。最近見たのが2020年放送の「オペレーションZ ~日本破滅、待ったなし~」と「鉄の骨」。
これが結構面白かった。

「オペレーションZ ~日本破滅、待ったなし~」<ストーリー>
「1000兆円を超え、今もなお秒単位で増え続けている国の借金。大手保険会社の“取り付け騒ぎ”をきっかけに、日本は“デフォルト=国家破211118opz 綻”の危機を迎えていた。そんな中、現職の総理が退陣し、副総理であり、財務・金融担当大臣を兼務していた江島隆盛(草刈正雄)が、内閣総理大臣に就任する。
深刻な財政赤字の中、日本の借金を減らすためには歳出を減らすか、歳入を増やすかしかない。それに対し、江島は「日本の歳出を“半分”にする」と宣言。無謀とも思えるこの計画に、財務省のエリート官僚4人が集められ「オペレーションZ」と名付けられた特命プロジェクトが始動する。まずメンバーは、歳出で最も多い社会保障関係費、次いで地方交付税、この2つをゼロに近づけようと計画するのだが…。」(WOWOWのここから)

日本の財政赤字をどうするのか?
実は、自分がちょっと興味を持って見ているテーマ。
2020年12月末の国の借金は、1212兆4680億円。国民1人当たりの借金は約983万円に上るという。
ドラマの中での例えが分かり易い。「1億円の借金を背負う夫が、500万円の収入しか無いのに、毎年1000万円使っている」「そんな夫とは離婚だ」・・・
この難題に草刈正雄首相が挑む。歳出の半分を占める社会保障費と地方交付税をゼロにするという・・・

この原作本は2020年2月発売という。結構、現状に即している。
誰もが目を背けている財政赤字。自分たちだけが逃げられれば良い、という暗黙の了解の現状。地球温暖化とまったく同じようなテーマ。将来の人たちがどんな辛苦を舐めようが、今さえ良ければ・・・。それに結果として加担している自分たち・・・

最近話題の国会議員“文書交通費”。自民と立憲が日割りで合意したとか。これまた「自分たちだけ良ければ」のお手盛り。

国の財政赤字の解消が、いかに難しいかの警鐘を鳴らしたドラマであった。

そして談合を描いた「鉄の骨」。

「鉄の骨」<ストーリー>
中堅建設会社入社4年目の若手社員・富島平太(神木隆之介)は、不器用ながらも建設現場を愛する実直な男。そんな平太がある日突然、畑違い211118tetunohone の「業務部」へ異動を命じられる。そこは公共事業などの大口案件の受注を担当する「談合部」と揶揄される部署だった。くたびれた顔の部長や長年業務部にいる頼れる先輩、泰然自若とした女性の先輩、会社を支える切れ者の常務らとともに2000億円規模の公共工事の受注を目指す平太は、やがて談合を取り仕切る業界のフィクサーとの交流を深め、欲望やしがらみを目の当たりにする。
談合は“必要悪”なのか―。平太は“理想”と“現実”の間でもがきながらも会社の命運を握る仕事にやりがいを見いだしていく。一方、入札は大胆な技術革新に成功した平太たちがリードするが、そこに老練なライバル社の幹部たちが立ちはだかる。さらに大物政治家の官製談合を追う検察特捜部も動きだし、やがて平太にも捜査の手が伸び…。」WOWOWのここから)

この原作本が出版されたのが2011年11月というから、もう10年前。たぶん今は無くなっているのだろう。しかしほんの10年前はこれがあった。ドラマでは2006年という設定らしかったが・・・。

もう20年以上前だが、自分が現役の頃も、談合の話は聞いたことがある。このドラマと同じ「必要悪」という理屈で。
一番分かり易かったのが、仮設工事。永久的に使う設備では無く、一時的(ある大工事が終わるまで)という前提の小規模の工事。よって金額も減らされており、幾ら大工事終わった1年後に機器を返却されても、中古の機器には価値は無い。よって、誰も入札しない。
不調で困るのは役所。それで業者に「何とか落札してくれ」と電話がかかってくる。それで他の工事とパック(そっちで取り返す)で、業者は仕方なく取る・・・。
いわば、役所と業者は持ちつ持たれつ・・・

そんな昔の事を思い出しながら見たドラマではあった。

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2021年11月15日 (月)

「それでも、信じる 負け続ける元裁判官」弁護士・木谷明氏の話

レコーダーの録画リストを整理していて、こんな番組を発見し?引き込まれるように見てしまった。NHK Eテレ「こころの時代」で放送された、元裁判官の弁護士・木谷明氏の話である。
NHKのサイトにはこうある。
「それでも、信じる 負け続ける元裁判官」初回放送日: 2021年9月12日

「伝説の裁判官」とよばれる木谷明さん。彼をモデルとしたマンガやドラマも制作された。被告人の話を徹底的に聞き、向き合う姿勢はいかにして生まれたか、その半生を聞く。

211115kitaniakira 無罪判決を30件以上確定させたことで知られる元裁判官、木谷明さん83歳。信念としたのは「疑わしきは罰せず」。真犯人の処罰も同時に求められる刑事裁判で、えん罪こそ最大の不正義だと被告人の話を徹底的に聞き続けた。幼少期の体験、裁判官としての姿勢を形作った先輩との出会い、被告人からの裏切りと心の交流。神ならぬ人間が、人を裁く意味とはなにか、そして、つぐなうとは。聞き手は詩人で作家の小池昌代さん。」(NHKのここより)

この番組は、(ここ)で動画が見られるが(数十秒のCMの後で)、見られなくなった時を考え、音声だけだが、下に挙げる。

<NHK「こころの時代」「それでも、信じる 負け続ける元裁判官」弁護士・木谷明>

番組でちょっと気になった部分を引く。
ググったら、この番組での発言をテキストにしたサイトがあり(ここ)、そこからのコピペである。

「黒か黒でないか?guilty(有罪) or not guiltyなんです。
最後は 証拠でね。犯人と断定するだけの確実な証拠があるかどうか。それが なければ犯人らしく思っても not guiltyですよ。
not guiltyで無罪と。
最終的にはね、そこ行くまでには揺れますよ すごく。
よくね 無実の人を処罰しないということに力を入れすぎちゃうと真犯人が逃げちゃうんじゃないかというふうに言ってね。
もっと真犯人処罰の方に力を入れるべきじゃないかと、こういうふうに 反論する人がいるんです。
つまり 真犯人を取り逃がしたこと、それは確かに好ましくないことですよ。
それは それで 社会に害毒を害悪を与えてしまうということで非常に よくないんですけど他方 無実の人を処罰しちゃうということになると無実の人に いわれなき苦痛を与えてしまうだけじゃなくて本当の真犯人は取り逃がしちゃってるんですね。
だから ただ単に真犯人を取り逃がしてしまう場合よりも格段に罪が重いというふうに思うんですね。
その考え方はもう何千年も 長い間かかってね出来上がった考え方でここは 譲れないんですよね。
これを譲っちゃうと 本当に その無実の人を処罰することになっちゃう。」

「この2年間 続けて担当しているのが窃盗症と呼ばれる 精神疾患を抱える被告人の弁護です。
アメリカの医療現場では明確な診断基準が設けられていますが日本では 十分な理解が広まらず刑罰を受けては 盗みを繰り返す人が後を絶ちません。
木谷さんは去年 前科が8回ある男性の弁護を担当しました。
しかし 裁判に敗れ男性は刑務所へと送られました。
木谷さんが 窃盗症にこだわるのには理由があります。
30代 まだ 窃盗症に関する知見が一般的でなかった頃、理由もなく 盗みを繰り返す被告人を動機不明のまま 刑務所へと送ったのです。
裁判所に提出した文書の中で自身が抱える後悔の念も書き添えています。
「あの事件は 当弁護人にとって『忘れられない若き日の苦い思い出』であり『心に突き刺さった棘』でもある」。
「しかし その判断は 一人の人間の今後の人生を決定的に左右する。まさしく 裁判所の判断いかんにかかっているのである」。」

「83歳。 今は弁護士としてお仕事を続けられている。それ なぜそんなことができてるんだろうって素朴に思ったりするんですが、ご自分の中で何か…。

まあ そう正面から聞かれると困るんですけど。
まあ一つは家内を亡くしてることがありますね。70歳の時に亡くしちゃいましたから。
老後は 家内と2人で楽しく過ごす予定だったんですよ。
だけども予定が全部 崩れちゃいましたから。
そうなったら一人で生きてくわけでしょ。
一人で生きてく場合に まあ せめてね自分が これまで やってきたことが多少とも世の中のためになるんだったらやっぱり そういう方面でやっていきたいというふうに思いますよね。
まあ 幸か不幸か 私を頼ってくれる人が若干名 おられましてね。
80を超えたら さすがに体力 知力とも衰えちゃって以前のようには動けないんですけど
まあ 多少とも役に立つのであれば残りの人生をささげていきたいというふうに思ってますよ。」

自分は知らなかったが、この方は非常に有名な方で、wikiによると「著書の『刑事裁判の心―事実認定適正化の方策』は周防正行が映画作りの参考本にし、映画『それでもボクはやってない』の前半部に出てくる人権派の裁判官は、木谷がモデルである。」とのこと。
この映画は、当サイトでも昔採りあげた(ここ)。
この映画を見た時に、日本の裁判の現状について愕然とした。そのときの発言が、この木谷弁護士だったらしい。

サンデー毎日に浸っている自分。それに引き換え、自分の信念を具体化するべく活動を続けている人も居る。
何とも、リタイア後の過ごし方の違いに、自分があまりに小さく見えた。

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2021年11月11日 (木)

大学の同窓会名簿が来た

結構な値段がしたが、これが最後と、知っている人の消息を知る目的で購入してみた。4年毎に発行しているらしいが、前に購入したのが1997年なので、24年ぶりに手にした名簿。
やはり目が行くのは物故者。
自分の卒業した学科を見ると、卒業者34名、住所不明者9名、物故者2名とあった。
前年度からの繰り越し者もいるので、全員の顔は浮かばない。でも、物故者の名前を見ると、ああこの人も・・・と思う。
自分の学科だけでは無く、他の学科の知っていた人の名前が、物故者欄に結構ある。つまりは、我々もそろそろ亡くなっても不思議では無い世代??

それにしても、卒業後50年も経つているので、載っている情報は少ない。前は勤務先が載っていて華やかだったが、当然のごとく、今は氏名、住所と電話番号やメールアドレスがチラホラ。
時代が違うのだろう、平成の卒業生は大半が大学院に進学している。我々の時代は、数人だけだったが・・・

自分の名前の前に「*」が付いている。凡例を見ると「*印は、ご本人の強い希望等によりこの名簿には記載されていない方です。」とあった。なるほど、名簿順で自分の前の〇〇君は記載を希望しなかったのか・・・と納得。

しかし昨今、名簿の在り方は難しい。「編集後記」にこうあった。
「同窓会活動において、会員の消息を正確に把握しておくことは基本でありますが、会員名簿の編集に関してはなかなか難しい問題があるように思います。昨今の個人情報保護の観点から、会員の皆様のご意見もさまざまと思います。多少以前にはなりますが、2018年暮、(**=この同窓会)に関するアンケートを在学生に対して実施、約****名の学部生および院生から回答を得ました。このアンケートにおいて、名簿の必要性については、「必要である」25%、「必要だが、自身は名簿への住所等の記載は遠慮したい」41%、「必要ない」34%という結果でした。名簿の必要性を感じている在学生(準会員)が65%もいるのに、約40%の在学生か自身の情報は掲載したくないという考えのようでした。今回の名簿においても、消息不明者に加えて名簿への連絡先掲載不許可者や退会希望者か増えているように思います。・・・」

自分は、大学の同窓会には行ったことが無いが、同窓会名簿そのものの存在の可否が問われる時代になっているようだ。そう言えば、自治会の名簿もだいぶ前から無くなったと聞いた。
「年賀状じまい」も当たり前になってきた昨今、自分も知人の消息を追う年代はもう過ぎたのかも知れない。
自分の消息すら危うくなってきた現在、まあ終活にいそしむことにしようか・・・

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2021年11月 7日 (日)

マツダのドライバー異常を検知する運転支援システムに期待!

先日こんな記事を読んだ。
マツダ、ドライバー異常を検知する運転支援システム「コ・パイロット」 ラージモデルに2022年搭載 自動退避も実用化

 マツダは4日、一般道路を含めてドライバーの異常検知して自動で退避する先進安全技術「コ・パイロット」を開発したと発表した。一部モデルで先行して実用化されているドライバー異常時対応システム(EDSS)は運転支援システム作動時に機能するのに対し、コ・パイロットではドライバーの運転を常時モニタリングし、異常を検知すると高速・一般道路を問わず自動退避する。第1弾として2022年に市販するラージモデルに搭載する。ドライバーの異常時に助手席から車両を自動停止させるボタンも乗用車に初めて装備する。高齢者などのドライバーの疾患や体調急変による事故が大きな社会問題となる中、マツダはこれら悲惨な事故を防止する先進技術の実用化を急ぐ。

 開発したコ・パイロットは、ドライバーの居眠り状態や急な体調変化などによる運転操作の異常を検知、警告しても運転を継続できないとシステムが判断した場合、自動で車両を停止するシステム。22年に実用化するコ・パイロット「1・0」は高速道路上では車線維持または路肩に退避して自動で停止。一般道路では車線を維持した状態で自動停止する。

 25年以降に投入する予定の「2・0」では、脳科学の知見を採り入れ、ドライバーの異常を予見する。異常を予見するとドライバーに警告した後、高速道路上では路肩や非常停止帯に自動で退避して停止する。一般道でも安全な場所に自動で退避して停止する技術を実用化する。

 マツダがこだわるのは一般道路での退避機能だ。交通事故総合分析センターによると、発作など体調急変による事故は95・8%が時速60㌔㍍以下で発生しており、コ・パイロット開発担当の栃岡孝宏主査は「体調急変に対応する安全技術は一般道路もカバーする必要がある」と強調する。

 トヨタ自動車の「アドバンスド・ドライブ」やスバルの「アイサイトX」などは、高速道路上での運転支援機能の作動時、EDSSが機能する。コ・パイロットでは自動運転・先進運転支援システムとは一線を画する形で普及を図るため「一般道路でも高速道路でも退避機能を作動させる」(栃岡主査)ことにこだわった。

 システムの異常検知機能は、医療関係者と協力して開発した。運転中のドライバーが発作を起こす90%を占めるとされる、てんかん症状についてのデータを収集・解析し、ドライバーモニタリングカメラと、運転操作それぞれのデータから異常を判断する。2・0では異常が起こる前の予兆を検知できるよう、脳機能が低下する際の視線の変化など、正常と異常の差分から判断する。2・0技術試作車には、高精度地図やカメラ12個を搭載して退避技術を開発しているが、必要なセンサー数と技術レベルを今後バランスさせ、コストを抑えて実用化する。

 ドライバーの異常を検知してから自動運転に切り替わるシステムとなるが、マツダでは自動運転車とは一線を画す形で開発してきた。クルマで走行する楽しさを追求しつつ、交通事故ゼロの社会の実現を目指しているためだ。マツダの栃岡主査は「運転を止めてしまうと介護が必要となるリスクが2倍になるというデータがある。運転が健康維持につながる」とする。今後もドライバーが運転の主体となる先進安全技術の実用化に注力する方針だ。」(2021/11/05付「日刊自動車新聞」ここより)

NHKの報道は(ここ

我が家のアクアも来年1回目の車検を迎える。「新車を買って乗り潰す」という我が家の車のコンセプトも、これが最後の新車になると思って買った。
しかし、この記事を読んで、いやいや、まだ老人向けの車に乗り換える考えもあるな、と思った。

最近、運転をしながら、どうしても体力の衰えを認めざるを得なくなってきている。反応が鈍くなってきている。
独身の頃、兄夫婦を乗せて筑波山に行ったことがある。広い道路を走っているとき、左手の道路から一旦停止無視の車が飛び出し、とっさにハンドルを右に切ったら車が横滑りし、ハンドル操作で何とか無事に止まったことを思い出した。
あの突発的な対処は、今ではもう無理。
今の車も、安全装置は、ある物は全て付けてある。しかし、上の記事のような先進的なものは付いていない。カメラでの回避など、スズキが進んでいるようだが、トヨタは遅れている。

しかし、上の記事は朗報。
自分の衰えを自覚して、いつか車を手放すときも来よう。
現に、カミさんの友人は、何の理由からかは分からないが、車を手放した。想像するに、日常品の買い物など、買って帰る荷物の重さ。今では、ほとんど苦労なく自宅の玄関に運べる。しかし車が無くなったら、日用品の重さで苦労するのでは? 
その友人は、日々どうしているのか心配になる。

でも、上の記事が実用化されれば、自分が車を手放す時期を先延ばすことも可能かも?
我々団塊の世代の引退を見据えて、このような技術が進化することを期待したい。
日産ブルーバードに懲りて、我が家ではトヨタ一辺倒だったが、次回はマツダを買うことするか・・・!?

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2021年11月 4日 (木)

党名の略称で混乱、「記号式」なら

今朝の朝日新聞(2021/11/04)の「声」の欄にこんな記事があった。
実にもっともな発言である。

「(声)党名の略称で混乱、「記号式」なら
    大学名誉教授(神奈川県 69)
 衆院選比例区で、立憲民主党と国民民主党の政党の略称が同じ「民主党」だった。「民主党」と書かれた票は得票割合に応じて割り振られると投開票日前の本紙記事にあったが、有権者の投票意思が正確に反映されたとは言えない。あまりにも杜撰(ずさん)な選挙ではないか。
 そこで思うのが、政党名や候補者名を記入する「自書式」で国政選挙をしていることの問題点である。諸外国の選挙は知る限り、一覧の中に印をつける「記号式」がほとんどである。記号式なら、今回のような混乱は生じないし、同姓同名の候補者がいても誰の得票か問題なく判別できる。書き間違いによる無効票を防ぐこともできる。高齢などにより文字を書くことが難しくなった人も助かるのではないか。
 投票立会人は記載台に立つ有権者の手の動きを見て投票先を推測できることもあると、以前聞いた。こうした問題も、記号式なら防げる。
 地方公共団体の議員や長の選挙では条例を定めることで候補者名に○を付ける記号式を認めている。10月31日投開票の神戸市長選でも導入されていた。記号式を国政選挙でも認めるべきだ。」(2021/11/04付「朝日新聞」「声」より)

上で指摘されていたものがこれ。
「衆院選 同じ略称で混乱 立憲変更に失敗?
20日から始まった衆議院選挙の期日前投票。比例代表選挙の投票では、政党の名称を投票用紙に書くが、立憲民主党と国民民主党の略称が同じ「民主党」であるため、有権者や各地の選挙管理委員会の職員が困惑している。
211104syuuinsen 比例代表選挙のための「記入台」には、その投票先の選択肢がわかるよう、参考写真のような一覧表が貼られている。
略称は、投票する人が正式名称を書かずに済むためのものだ。自民党、共産党も正式名称の5文字より、略称の3文字の方が短い。NHK党に至っては、正式名称が20文字もある。

■全国の開票所で手間
有権者が「民主党」とだけ書いて投票した場合、どうなるのか?
立憲と国民に半分ずつ配分される…、わけではない。実は立憲と国民が比例代表選挙でとった票数の比率に応じて分けられるのだ。公職選挙法が定める「按分」だ。
これを全国すべての開票所ごとに行うことになりそうで、その分、開票作業にあたる地方公務員の手間は増えるし、選挙結果の確定に時間がかかる。

■立憲、変更するはずが…
詳しい説明は控えるが、この略称は国政選挙で議席を持つ政党が中央選挙管理会に届ける。届け出すれば変更も可能だ。立憲民主党は略称を「りっけん」に切り替えるつもりで、党内手続きを進めてきた。
しかし法が定める変更締切日までに「いろいろあって間に合わなかった」(同党関係者)という。

■選管も身動きとれず
投票所で有権者に注意を呼びかけられないのだろうか。
ある自治体の選挙管理委員会に問い合わせたところ、「特定の2つの政党についてだけ、注意を促すのは難しい。立憲と国民以外の政党は、略称を書いて欲しいだろうから『略称は使わないで』とも呼びかけられない」と困惑気味だった。
別の自治体では、投票所の記入台の一覧表の上に、「政党・政治団体の名称または略称だけを記載してください」という貼り紙をしている。
「~だけを」という表現は、投票用紙に「がんばれ!」とかハートマークを書き足すことで無効票になってしまうことを避けるための、いわば警告だ。しかし、この貼り紙に従い、略称「民主党」を書けば、皮肉にも按分票が増えることになる。
この自治体の選挙管理委員会に貼り紙を剥がさないか尋ねたが、「期日前投票も始まっているので、選挙結果に影響を与えるようなことは避けたい。正直、我々も身動きがとれない。投票所で有権者から問い合わせがあれば説明する、ぐらいしか出来ない」と諦め口調だった。

■有権者ができることは?
選挙制度に詳しい、ある官僚OBは「略称も、政党の選挙戦略の一部だ。だから総務省も簡単には仲介できなかったのだろう。自分の一票が按分されてしまうことに気づかないまま投票してしまう有権者が出ないよう、選挙管理委員会が呼びかけないといけないが、その注意喚起によって特定政党だけが注目されることになれば、それはそれで不公平になりかねない」という。
抜本的な解決策はない、ということだ。自分の投じた票が按分されるということは、1票が0.5票とか0.3票とかになってしまうことを意味する。この2つの党に投票したい人は正式名称を書くなど「自衛」をするしかなさそうだ。」(2021/10/22付「日テレNEWS24(ここ)から)

上のYahooの記事に対して、「子どもでもあるまいし、「いろいろあって間に合わなかった」って何だ?」「こんな初歩的なこともコントロールできない枝野さんにがっかりした。」というコメントも・・・。

そして案の定?立憲が惨敗とは・・・

選管の開票では、書かれた文字によって、有効にするか無効にするか、大変な作業が必要と聞く。そして当選が僅差の場合、裁判や開票のやり直しなど、これも大変な作業。
しかし、上の指摘のように、一覧の中で印を付ける記号式なら、どれだけ開票作業が楽になり、正確さが増すことか。

海外では当たり前の記号式が日本で行われていないのは、なぜか?
今までの慣習?、それとも選挙区毎に必要となる投票用紙の印刷の手間?、はてまた投票用紙作成会社の既得権??

世界であらゆる点で後れを取っている今の日本。G7からも脱落を心配されている日本。
なぜここまで先進国から脱落してしまったのか?
ひとえに自分を含むシルバー世代、団塊世代の責任だと思う。
シルバー民主主義の現状。選挙を通して今までの政治を容認してきたシルバー世代。

もっと若者が怒り、それを支えるようにシルバー族が動く回転にならないものか・・・
どうしよもない閉塞感を感じる今の日本ではある。

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