2021年の「サラリーマン川柳」入選作
今年もサラ川の季節(ここ)。でもそう話題にはならなかった。何故か?あまりにテーマがテレワークに集中し過ぎている?
でもまあ気を取り直して、例のごとく、入選作100句から自分なりに10句を選んでみた。
2、「出社日は 次はいつなの?」 妻の圧(在宅ワークマン)
まあカミさんにとっては、在宅勤務は大迷惑。
6、十万円 見る事もなく 妻のもの(はかなき夢)
財布を妻に握られていると、まあこうなるのだろう。
16、テレワーク 大きな子供が ひとり増え(ミートテック)
食事の支度など、いつもに比べ、まさにこうなるのだろう。男は哀しい。
24、ハンコ不要 出社も不要 次はオレ?(我楽多魔手箱)
コロナ渦で、音楽家が「オレの仕事は不要不急?」と嘆いていた。一旦リセットすると、誰が要るか要らないかが分かってしまい、ヤバイ!?
26、会社では 偉そうなのねと 妻が言う(テレワークの弊害)
会社ではエラくても、家に帰ると誰も妻の召使い!?
36、別人か 初めて知った 仕事顔(ぴょんきち)
確かに、家では見せない仕事のなじめな顔。これもたまには良いのかも。
50、咳き込んで 視線が痛い 電車内(愛飲酒多飲)
「自粛警察」が怖い。
57、副業で 出前届ける 部下の家(緊急事態宣言)
哀れだな~。あーヤダ!
90、掃除して! 一応これでも 勤務中(掃除洗濯犬散歩)
家で仕事をしていても、それを認めてくれない家族。充分に有り得る。
100、どこにある ステイホームで 俺の場所(するめのいのち)
在宅勤務で、改めて知る自分の居場所。
全100句を見ても、あまり光っているものがない。つまりは、この世界もコロナに席巻されてしまった、ということか・・・
来年の100句は、コロナ渦が終わって良かった!とい句で満ち溢れたいものだ。
幾らサラ川として面白くなくても・・・
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