「カミさんからの(超自然現象の)SOS?」~コロナ禍で
今日は不思議な体験をした。距離が離れているのに、カミさんのSOSの声が聞こえたのである!!荒い呼吸音に「胸が苦しい!」という声。
昼過ぎ、買い物に行って、車を駐車場に入れ、ちょっとカーナビの設定が変わってしまったので、カミさんが降りて家に入った後、カーナビの取説を出して調整をしていた。しばらく経って、小さいカミさんの声が聞こえた。しかも呼吸が苦しそう。
おかしいな、スマホはズボンのポケットだし、カーオーディオは点けていない。どこからの声か分からないが、苦しそう。「今の体温は36.4度。今の症状は・・・胸が苦しい!」との声。自分は、心臓の持病を持っているカミさんの体調にはいつもピリピリしているので、心当たりは充分にある。
よって理屈なんてどうでも良い! あわてて、車を降り、家に脱兎のごとく入って、居間に。でも倒れていると思ったカミさんは居ない。
キッチンに居た。「体温は36.4度だが心臓が苦しいって?」「エッ!知らないよ」????「確かに聞こえたよ」「何も言っていない」
オカルトか? 「確かにSOSの声が聞こえた」「そんなバカな。イヤな予感がするネ・・・」
ふと、そういえばカーナビの設定をしていたので、ドライブレコーダーに音声が入っているかも知れない。と気が付き、ドライブレコーダーのメモリを外してきて、PCに聞いてみた。すると確かに苦しそうな呼吸音と一緒に音声が入っている。決して空耳では無かったのだ・・・それがこれ(ゾー・・・)
カミさんに聞かせると、これは自分の声では無いという。
超自然現象とすると、何かの予言か? 気持ち悪い・・・
「テレビの音ではないの」と言われて、その時刻、つまり昼の12:16のテレビ番組をタイムシフトで順番に見ていった。すると最後のTV朝日の番組に「あった!!」
それがこれ・・・
なるほど、合点がいった。実は、カーポートが、隣の家の和室に近い。ほんの2~3m。だからTVを点けると、障子とガラス窓を通して、よくTVの音が我が家の方にも漏れていた。
今回は、タイミング良く、TVを点けた途端に流れた音が、苦しそうな息の音から始まったので、とてもTVの音とは気が付かなかったのだ。
だから、理屈なんかは飛んで行って、脱兎のごとく駆け付けたというわけ。
しかし、お互い、原理が分かってホットした。これが本当に超自然現象だったとしたら、今後悪い事が起こる前兆に聞こえてしまい、気が重くなるところだった。
車に戻って、カーナビの設定を続けたときの音声には、はっきりと隣家のTVの音が入っていた。なるほど・・・
ばかばかしい話はこれ位にして、上の話は深刻だ。
コロナに罹っても、検査の順番が回ってこない。自宅待機をしろと言われても、何の手助けも来ない。ただ電話が来るだけ。
家族が居る人はまだ良い。このTVの人のように、一人暮らしの人は、どうしろというのか?
たまたま持っていた食材が無くなったら、餓死しろというのか?
外にも出られない。体調が悪いと、電話でSOSも呼べない。幾らSOSの電話をしても、そもそもつながらないという。
特に一人暮らしの人にとっては、一旦コロナに罹ったら地獄が待っているようだ。
上の人の例では、まだ30代だというのに、子ども達に遺書まで書いたという。
我々老人は、上の人を助けにも行けないが、とにかく自身が罹らないように頑張るしか無い。
とにかくお寒い、日本政府のコロナ対策ではある。
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コメント
びっくりされましたね。原因を追及できたのはすばらしい。12日午後、作家の半藤一利さんがなくなった。自宅で倒れていて、死亡が確認されたという。90歳。自身の戦争体験を元に、戦争反対を訴え続けられた生涯であった。ご冥福をお祈りします。
それにしても、今日のテレビのニュース。晴れ着を着た女性へのインタビューの連続。今の世の中、晴れ着なんか着るどころでない20歳も多いはず、着せられない親も多いはず。この日本も世界中には、もっと多くの人々。そういう人のこと、平和な時代に生きていることへの感謝、そんな声が女性から、またはアナウンサーから聞けたらなーと思った私でした。半藤さんも同感していたかもしれませんね。
【エムズの片割れより】
今朝、4時頃に目が覚めた時、スマホを点けて半藤さんが亡くなったことを知りました。
現代の良識がまた一人居なくなりました。残念です。
自分が信頼しているのは、あとは保阪正康さんだけ・・・。
投稿: かうかう | 2021年1月13日 (水) 04:30