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2021年1月 3日 (日)

映画「パラサイト 半地下の家族」を見て

映画「パラサイト 半地下の家族」をWOWOWで見た。(地デジでも2021/01/08 20:00~日テレで放送予定。ここ

何度も書いているように、自分はミーハー。世間で評判になると「見てみようかな」となる。
この映画も同じ。「史上初の外国語映画が作品賞を受賞!」という評判に「見てみようかな・・・」。

ここ)に、受賞についてこうある。
「韓国映画の『パラサイト 半地下の家族』が、『1917 命をかけた伝令』や『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』、『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』、『アイリッシュマン』といった候補作品を破り、2020年アカデミー作品賞を授賞した。

ポン・ジュノ監督は、監督賞、脚本賞も獲得。
210103parasite ついにやった。ポン・ジュノの巧みで辛辣な社会派スリラー『パラサイト 半地下の家族』が、2020年アカデミー賞で作品賞を獲得するという歴史的快挙を遂げた。

『パラサイト 半地下の家族』は、外国語映画としては初めて作品賞を受賞。韓国映画が作品賞にノミネートされたのは初めてのことで、それ自体が既に歴史的だった。同作は昨年のカンヌ国際映画祭でデビューし、韓国映画として初めてパルムドール(最高賞)を受賞している。

キャストとクルーがセレモニーでトロフィーを受け取ると、プロデューサーのクァク・シンエイは感謝の気持ちを表し、このような歴史的な出来事がオスカーに必要とされている変化の先駆けとなるのではないかと述べた。「私は今、歴史的にとても素晴らしい瞬間が起こっているような気がします」・・・」ここより)

そして、日テレの解説にはこうある。
パラサイト 半地下の家族
全世界が熱狂し、かつてない社会現象を巻き起こした衝撃作!
本編ノーカットで地上波初放送!

210103parasite1 2020年の米アカデミー賞で、作品賞、監督賞をはじめ4部門受賞&カンヌ国際映画祭の最高賞パルムドールを受賞!全世界が熱狂した超一級のエンターテインメントが金曜ロードSHOW!でしか見られない新吹き替え版で地上波初放送だ!物語の主人公は、半地下の家で暮らす4人の家族。彼らは、それぞれ身分を偽って裕福な家庭に就職することになるのだが…。監督は韓国が誇る鬼才、ポン・ジュノ。一家の父を演じるのは韓国の名優、ソン・ガンホ。そして今回の新吹き替え版では、家族の就職のきっかけを作る長男・ギウの声を神木隆之介が担当。平凡な幸せを手に入れたい一心で、誰も予想のできない衝撃の結末へと突き進んでいく家族たちの姿を、あなたの目で確かめてください!」ここより)

「パラサイト」とは「寄生」。物語は、半地下の4人家族が、ある裕福な家族に順々に「寄生」していくことで始まる。そして事件が・・・

見た後の自分の感想は「奇想天外?」。こんな奇抜な物語が、なぜ高評価を得たか?だ。キーワードは格差社会での「におい」?
半地下生活者やホームレスの人の持っている独特の臭いが、物語の底辺にある。幾ら着飾っても、これだけは消せない。そして・・・

確かにストーリーは明快で分かり易い。だからと言って・・・!?

「【徹底検証】パラサイトはなぜアカデミー賞作品賞を受賞できたのか?」ここ)というサイトでは、その理由としてこんなポイントを挙げている。
・他の部門と違って作品賞は、順位をつけて投票する特殊な集計システムのためサプライズが起こりやすいし、もちろん「パラサイト」が作品としてストレートに面白かったというシンプルな要因も大きい。
・「パラサイト」にとってアカデミー賞への最大のステップとなったのが、SAGアワード(全米映画俳優組合賞)の最高賞にあたるキャスト賞を受賞したこと。今年のアカデミー賞は演技部門ノミネート20枠のうち、19枠を白人が占めたことで、再び「白すぎるオスカー」との批判が上がっていた。多様性を求める声が、SAGでの「パラサイト」への投票につながった可能性も大きい。
・2020年1月19日のSAGでのポン・ジュノのスピーチがこれまた心がこもっていたものだから、アカデミー賞の投票締切(2020年2月4日)まで迷っていた会員に与えた影響もあるだろう。
・作品自体が字幕をあまり読まなくてもわかりやすい作りだったことも、ヒットの要因だろう。
・2家族の設定を含め、登場人物のキャラがじつに明快だし、映像で〝感じさせる〞語り口のうまさが、「パラサイト」には備わっている。
・やはり国をあげての国際市場への売り込みが、ついに実を結んだからか。・・・

これを読むと、作品の内容よりも、受賞はロビー活動の成果のようにも取れる。
ともあれ、面白い映画だが、秀作かと言われると、ヒューマンドラマが好きな自分としては「??」が感想の映画だった。

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コメント

とうとうご覧になりましたか。
私の感想は1昨年のアカデミー賞映画「グリーンブック」のところに書きましたが、エムズさんの感想と一緒です。再掲させていただくと、
「パラサイト」は一言でいうと、喜劇であり、風刺劇であり、ホラー映画です。おもしろい(笑える)ところもたくさんあって、バックグランドに流れる音楽の質も非常に高いのですが、映画を見終わったあとで、感動させるところはなく、「グリーンブック」とはそこが違います。「グリーンブック」は人種差別を扱い、「パラサイト」は富の格差を扱う、どちらも社会性のあるドラマなのですが、前者には見終わったあとで何かほのぼのとしたものが残りますが、後者にはそれがありません。」
最近地上波でも放映されたようです。WOWOWでもしばらく前から放映されていましたが、もう一度視聴してみようという気にはならなかったので、録画もしていません。

【エムズの片割れより】
まったく同感です。
見終わった後の気持ちが、「グリーンブック」と圧倒的に違いました。
二度見る映画ではありませんね。

投稿: KeiichiKoda | 2021年1月 4日 (月) 16:04

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