「100歳人生はこう歩く」~お茶の水女子大学名誉教授・外山滋比古氏の話
先日、NHKラジオ深夜便で、「「100歳人生はこう歩く」お茶の水女子大学名誉教授 外山滋比古(2018/11/15放送)」(2020/12/22再放送)を聞いた。18年の再放送なので、前にも聞いたと思うが、改めて聞いて新鮮だった。
<「100歳人生はこう歩く」~外山滋比古氏の話>
例によって、このお話の内容は(ここ)に載っている。
自分は知らなかったが、氏の著作は、国語の教科書や入試問題に多数引用されているとか・・・
しかし、当時95歳で、このかくしゃくたる言葉の力強さ。人間の生き方次第で、幾ら年を取っても精神は若く居られる事がよく分かる。
お話の中で、3人以上で、いわゆるダベリングをすると良いという話に、なるほどと思った。
今日は、2020年の大晦日。今年はコロナに始まってコロナに終わった。しかも、今日(2020/12/31)は東京で1337人の陽性者が出たという。今までの最高946人を大幅に更新。
よって、みんな家に巣ごもり。
それで無くても、老人は会話が少ない。家にこもれば、なおさらである。
我が家でも、夫婦で生活しているからこそ、会話が出来る。それが政府の悪口であろうと、お互い声が出る。しかし、コロナに感染すれば即入院。その会話は遮断される。もちろん、病気等で連れ合いと分かれても、会話は遮断される。
女性は良い。幾らでも友人と話せる。しかし男はダメ。ひとり自分の殻に閉じこもる。
前に、テレビで欧米の老人ホームの番組を見たが、やはり男は誰とも話さず、ぽつんぽつんと立っているだけ。日本だけでは無いのだ。
声を出さないと、声は枯れる。急に話そうとしても声が出なくなる。
自分も、もし一人になったらそうなるな・・・。
コロナに限らず、“夫婦で元気に”が、どれほど重要かを、改めて感じた。
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