「尊厳死に向き合う」小説家・医師…南木佳士氏の話
先日、ラジオ深夜便で「「尊厳死に向き合う」小説家・医師…南木佳士(なぎ けいし)」の再放送(2020/8/18)を聞いた。この番組は、2020/4/1の再放送である。
その時も、たぶん聞いたと思うが、心に残らなかった。しかし、何故か今回は、氏の話が心に残った。映画「阿弥陀堂だより」(ここ・ここ)の原作者だと知ったからだろうか?(お話の内容は、ここにテキスト化されている)
<「尊厳死に向き合う」小説家・医師…南木佳士氏の話>
自分が大好きな映画「阿弥陀堂だより」は2002年の作品。その原作者については、まったく知らなかった。この映画は、ストーリーや出演者はもとより、バック音楽が素晴らしく、何度見たか分からない。何度見ても、心がほのぼのとなる。
映画の中で、樋口可南子演ずる女性医師が、パニック症候群?(過呼吸?)になる場面がある。これは経験者で無いと書けない。と思っていたが、何と作者の南木佳士氏は1990年~1996年に、パニック障害で勤め先の佐久総合病院の病棟責任者を辞任し、その後、鬱病を発症していたという。上の話に出てくる。
名作「阿弥陀堂だより」は1995年の作品というから、その時期に当たる。
そして、今年(2020年)2月に「山中静夫氏の尊厳死」(ここ)という映画が公開されたそうだ。この原作は1993年の出版。この本も病気療養中に書いたものらしい。
この映画も見てみたいと、Netでググってみたが、まだこれから上映する県もあるが、関東では宇都宮以外は終わってしまった。
DVDが出ないかと見たが、これも未定らしい。
仕方が無いので、原作本を読もうかと、注文してしまった。
氏の話を聞いて、改めて医師が大変な仕事だと分かった。
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コメント
こんにちは。
海外経験があり、第100回芥川賞受賞の医師・小説家で、ポスト団塊(ほぼ同年齢)。ブックオフでひととおり購入して目を通しました。深夜便に出演されたのですか。のちほど、聴かせていただきます。ありがとうございます。山中静夫氏の尊厳死 については 不運にもコロナ禍と後悔がかさなってしまいました。チラシはもらっていました。日本映画専門チャンネルあたりでいつかみる機会があるとおもいます。
【エムズの片割れより】
大俳優が出ている割に、上映の館数が少ないようで。
内容的にヒットしない??
でも、何かの手段で一度見てみたいと思います。
ネット配信を期待!?
投稿: kmetko | 2020年9月 7日 (月) 08:39