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2020年9月 2日 (水)

台風の「最大風速」と「最大瞬間風速」とは

今年も台風シーズンが始まった。
台風9号が、何とか九州上陸から逃げられたと思ったら、今度は昨夜発生した台風10号が、「特別警報級の勢力に発達する恐れがある」とのこと。

ところで、ふと台風の「最大風速」と「最大瞬間風速」とは何だっけ?と思った。
「最大瞬間風速」は、読んで字のごとしだが、「最大風速」は“10分間の平均風速の最大値”なんだって・・・。知らなかった・・・。10分間が基準なんだ。

金沢地方気象台のHP(ここ)に、分かり易い解説がある。コピペしてみると・・・

瞬間風速と平均風速
風は、一定の速さで吹いているものではなく、ある時は強く、ある時は弱く、刻々とその速さが変化しています。
 そういう風速の絶え間ない小刻みな変化を「風の息」と呼んでいます。
ひとことで風速と言っても、平均風速や瞬間風速というように風速を求める時間によって様々な風速があります。また、最大風速などのように最大値を表す風速もあります。
200902huusoku 下の図は、ある日の午前2時から4時の風速をグラフにしたものです。赤の線は、1分間に吹いた風の変動幅を表しています。
例えば、2時50分から3時00分までの10分間の風速の変化を見ると、一番風速が小さいときで2.4m/s、一番大きいときで25.7m/sの風が吹いています。この瞬間毎の風を「瞬間風速」と言います。また、この10分間の風速を平均すると13.8m/sになり、これを「平均風速」といいます。
また、平均風速や瞬間風速の最大値を「最大風速」、「最大瞬間風速」といい、上の図で青い○印の部分の風速になります。
「最大風速」は10分間の平均風速の最大値、「最大瞬間風速」は瞬間風速の最大値です。
天気予報や気象情報などで「風速○メートル」という場合、10分間の平均風速を指します。
 一般的に、瞬間風速は平均風速の1.5から2倍近い値になります。暴風警報が発表され、「25メートルの暴風の恐れがある」といった場合、瞬間風速では50メートル近い風が吹く可能性がありますので、注意が必要です。」(金沢地方気象台のここより)

今回の台風10号は「台風の勢力を示す中心気圧は930ヘクトパスカル、中心付近の最大風速が50メートルになるとみられる。」「中心気圧930ヘクトパスカル以下、最大風速50メートル以上で近づくと予想されると、気象庁は台風の特別警報を発表する。」(朝日新聞のこより)との事なので、最大瞬間風速は75~100m!!??

大学のとき、友人と二人で九州一周の旅行をしたことがある。その時も、宮崎で台風の接近に遭い、中断して帰ったことがあった。
せっかく、前々から旅行を計画していても、突然、台風はやってくる。
こればかりは、来ないでくれ~と祈るしか無い。
とにかく暑かった8月。この異常気象が台風を呼び込まなければ良いが・・・

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