いまだにWIN7を使っている話
あまり大きな声では言えないが、実は、自分はいまだにWIN7を使っている。
理由は簡単。WIN10では動かない古いアプリがあるため。
最新のOSのシュアをググってみると、2020/07/03付のマイナビニュース(ここ)に載っていた。
それによると、2020年6月のデスクトップOSのシェアは、WIN10が58.9%、WIN7が23.4%、Macが4.5%、WIN8.1が3.0%だそうだ。
WIN7 のサポートは、既に2020年1月14日に終了し、それからもう半年も経ったのに、2020年6月現在で、まだ4分の1近くの人が、WIN7 を使い続けているという。
つまりは、大きな声で「まだWIN7を使っているぞ!」と言っても恥ずかしくないようだ。
これについては、「活字人間のPC活用術」というサイトの「それでも、私はWindows 7 を使い続ける」(ここ)という記事を見付け、それを読んで大いに自信を深めた!?
この方は、「Windows 7 のサポートは、2020年1月14日に終了しましたが、2020年5月現在でもまだ4分の1近くの人が、Windows 7 を使い続けているそうです。「Windows 7(特に32bit版)を、可能な限り使い続ける」という思いを新たにしました。 」と宣言されているが、まさに同感である。
この方の記事は実に理路整然。WIN7のシェアの推移が載っている。それによると、1年半前の2019年1月のWIN7のシェアは、37.2%、2019年11月には、26.9%、そしてサポート終了の2020年1月は25.6%、2020年5月は24.3%、そして上の記事にあるように、直近の2020年6月は23.4%、つまりWIN7のシェアはほとんど下がっていない。
そしてこの記事で面白かったのは、「WIN7サポート終了」キャンペーン(ここ)に対する氏の反論。
「サポート=電話相談だけじゃない
← そもそも、この意味では、まともなサポートなどなかった
更新プログラムなくなると、ウイルスやサイバー攻撃から無防備になる
← 発売から10年以上経っているのにまだバグが残っているなら欠陥OSという外ない。その程度の技術力なら、Windows 10 も安心して使えない
使えるソフトウェアや周辺機器も少なくなる
← これまでのソフトが使えなくなるのが問題。Windows 10 でしか使えないプリンターが発売されることは考えられない」(ここより)
いやはやその通り。そもそもWIN7は発売が2009年10月というから、もうバグ潰しを10年以上やっている。自分も「まだあるのか?」と言いたい。
とは言え、日々刻々攻撃は続く。 一方、「Microsoft Security Essentials」は引き続きサポートされている。それも毎日のように。どうも2023年まではサポートされるようである。
「Microsoft Security Essentials の概要
Microsoft Security Essentials は 2020 年 1 月 14 日にサービスが終了し、ダウンロードできなくなりました。 Microsoft は 2023 年までは引き続き定義の更新 (エンジンを含む) をリリースし、Microsoft Security Essentials が現在実行されているシステムにサービスを提供いたします。・・・」(ここより)
まあ2023年までは、安心して?使えそうだな・・・
再度、なぜ自分はWIN7にこだわるか? OSよりもPC本体にこだわりがある。
前に何度も書いているように、自分の愛機は、東芝の「dynabook k16」(ここ)。何と2006年11月発売の骨董品である。これを会社と自宅とで、使い続けた。理由は、キーボードと自分の手の相性。XP ⇒ WIN7 ⇒ WIN10とOSを替えて使い続けている。もちろんWIN10版のK16も用意はしてある。ただ、まだそちらに移行していないだけ。WIN7機が壊れたら、しかたなく交換?
現用のPCのK16、14年前の骨董品と言っても、SSDに換装すればサクサク動く。画面の解像度や色は不足気味だが、実用上はまったく困らない。
それに、電子納税(e-Tax)をはじめ、何をするにも、WIN7で今まで困った事は無い。
もちろん、使い慣れたアプリは全部動く。
世の中のOSの1/4がWIN7であるという現状に、今後もMicrosoftが無責任に放り出すことはしないだろう。もしWIN7のサポート終了が原因で、世界中が大混乱に陥った時、やはり責任はMicrosoftにも降り掛かってくる。
よって、上の氏と同様、自分も「Windows 7(特に32bit版)を、可能な限り使い続ける」という思いを新たにしたのであ~る。
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コメント
(小声で・・・)小生もW7を使ってます。
理由はやはり使い馴れた画面構成と、W10では動作しないソフトが有る為です。
例えばウインドウズメディアセンター(WMC)が使えなくなること。まだある、毎回サインイン画面の前にロック画面が表示される事。
まあ、本音を言えば「さしてトラブルも起きてないW7を、わざわざ使い辛いW10に変える必要も無かろう」と言うのが本音。(笑)
【エムズの片割れより】
(小声で)我々も、まだ1/4を占めているWIN7の仲間ですね。
投稿: 杉ちゃん(元、耳鳴りのオーディオマニア) | 2020年7月25日 (土) 19:46