実は・・・現在とは違う「君が代」があった
最近凝っているBS-TBSの「関口宏のもう一度!近現代史」(ここ)。
2019年12月21日放送の第10回「明治11年~琉球処分・コレラ大流行ほか 」で、「ヘエー!」と思った音源を聞いた。
明治13年に作曲された今の「君が代」の前に、明治2年に作曲された別の「君が代」があったという。
<「関口宏のもう一度!近現代史」⑩より~明治2年版「君が代」>
「君が代」
君が代は
千代に八千代に
さざれ石の
いわおとなりて
苔のむすまで
TVのパネルによると、明治2年版は、イギリス皇太子の来日に合わせて、薩摩郡 軍事顧問フェントンが作曲。明治13年版は、宮内省で作曲を検討。雅楽師 林廣守の曲が採用され(実際は長男と部下が作ったメロディを林が曲に起こした)、11月3日の天長節に宮中で初演奏されたという。
今さら「君が代」について、ここで論ずるつもりも無いが、とにかく歴史は奥が深い。
| 0
コメント