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2020年2月 3日 (月)

梓みちよの「二人でお酒を」~76歳で死去

今日、歌手の梓みちよさんが死去、という報が流れた。
梓みちよさんが死去 76歳、「こんにちは赤ちゃん」、心不全か
 昭和のヒット曲「こんにちは赤ちゃん」で知られる歌手の梓みちよ(あずさ・みちよ、本名・林美千代)さんが亡くなったことが3日、分かった。76歳だった。
 所属事務所によると、2月1日に通販番組の生出演を控えており、打ち合わせのため先月29日午後にマネジャーが都内の自宅を訪ねたところ、ベッドで横たわっていたという。救急通報し、死亡が確認された。遺族の意向により、近親者のみで2日に葬儀を執り行った。
 梓さんは1943年6月4日生まれ、福岡県出身。福岡女学院を卒業後、宝塚音楽学校に入学。62年に中退し、大手芸能事務所の渡辺プロに入った。翌年、「こんにちは赤ちゃん」が大ヒット。レコードの売り上げは100万枚を超えた。第5回レコード大賞を受賞し、翌年のセンバツ高校野球開会式の行進曲にもなった。
 デビュー曲は「ボッサ・ノバでキッス」。他に「二人でお酒を」など。」(2020/02/03付「デイリー」ここより)

200203azusa 当blogでは、知っている歌手が亡くなると、ついその歌手の歌を挙げてみたくなる。
既に梓みちよは「こんにちは赤ちゃん」「リンデンバウムの歌」 「忘れな草をあなたに」の3曲を挙げているが、今日は、「二人でお酒を」を聞いてみよう。舞台であぐらをかいて歌う姿が話題となった。

<梓みちよの「二人でお酒を」>

「二人でお酒を」
  作詞:山上路夫
  作曲:平尾昌晃
  編曲:森岡賢一郎

うらみっこなしで 別れましょうね
さらりと水に すべて流して
心配しないで 独りっきりは
子供の頃から なれているのよ
それでもたまに 淋しくなったら
二人でお酒を 飲みましょうね 飲みましょうね

いたわり合って 別れましょうね
こうなったのも お互いのせい
あなたと私は 似たもの同志
欠点ばかりが 目立つ二人よ
どちらか急に 淋しくなったら
二人でお酒を 飲みましょうね 飲みましょうね

どうにかなるでしょ ここの街の
どこかで私は 生きてゆくのよ
それでもたまに 淋しくなったら
二人でお酒を 飲みましょうね 飲みましょうね

これは自分が大好きな、平尾昌晃と森岡賢一郎の作品。どおりで自分にフィットした。
この曲は、こんな編曲もある。ついでに聞いてみよう。

<梓みちよの「二人でお酒を」(別)>


ところでこのニュース、スポニチの記事にはこんな記述があった。
歌手の梓みちよさん死去 1月29日に自宅で倒れているところを発見される
 「こんにちは赤ちゃん」「二人でお酒を」などの大ヒットで知られる歌手の梓みちよ(あずさ・みちよ、本名林美千代=はやし・みちよ)さんが亡くなったことが分かった。76歳。福岡県出身。
 1月29日にマネジャーが「QVCジャパン」の通販番組の打ち合わせのために自宅を訪れたところ、倒れているのを発見したという。梓さんは71年に俳優の和田浩治さんと結婚したが、72年に離婚している。梓さんは都内のマンションで一人暮らしをしていた。遺族の意志に基づき、すでに2日に葬儀が執り行われたという。マネジャーが年末に会った時には元気だったという。・・・」(2020/02/03付「スポニチ」ここより)

ここで、「梓さんは都内のマンションで一人暮らしをしていた。」「マネジャーが年末に会った時には元気だったという。」という所が気になる。
一人暮らしでの孤独死!?
1月21日に亡くなった宍戸錠も、マンションでの一人暮らしで、発見された時は既に亡くなっていたとのこと。
過去に、どんな大活躍した有名人も、“世を去る時はひとり”というのはどうも寂しい。
我々のような俗人でも、世を去る時は、誰かに見守ってほしいもの。
どんなに仲の良い夫婦も、いずれ1人になる。孤独死を避けるには・・・とツイ考えてしまう訃報である。

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