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2020年2月 4日 (火)

どちらから読んでも「02/02/2020」、909年ぶりの特別な配列

こんな記事を見付けた。
どちらから読んでも「02/02/2020」、909年ぶりの特別な配列
ロンドン(CNN) 2020年2月2日は、年月日の表記が前から読んでも後ろから読んでも同じ配列になる特別な日だった。こうした並びはパリンドローム配列と呼ばれ、1111年以来、909年ぶりの現象だった。
この日の並びは、日・月・年の順に表記する英国方式でも、月・日・年の順に表記する米国方式でも「02/02/2020」。この日の午前2時過ぎは、「02:02:20」と「02/02/2020」が並んだ。日本などの国際標準配列でも「2020/02/02」となり、やはり前から読んでも後ろから読んでも同じになる。
専門家によると、前回、こうした配列になった日は、909年前の「11/11/1111」だった。次回は101年後の「12/12/2121」。その次は「03/03/3030」までやって来ない。
2020年2月2日はさらに、1年の始まりから数えた日数が33日目、1年が終わるまでの日数は333日と、いずれもパリンドローム配列だった。
米ラスベガスの教会は、この日に結婚式を挙げれば、2年後の結婚記念日は「2/2/22」になると指摘、2人の関係を表す究極のシンボルになると売り込んでいた。
過去には2011年11月11日に、「11:11:11」という時刻と「11/11/11」の年月日が並んで話題になった。ただしこの並びは「2011」の「20」の部分を省略していたため、「02/02/2020」ほど完璧ではなかった。
前から読んでも後ろから読んでも同じ配列になる英語のフレーズとしては、「rats live on no evil star」などが有名。「A Toyota's a Toyota」のフレーズは、「A Toyota's a Toyota's a Toyota...」とどこまで繰り返してもパリンドロームになるフレーズとして知られる。」(2020/02/03付CNNここより)

日付だけでなく、車のナンバーもそうだが、数字の並びに凝る人がいる。自分はもちろん凝らない方だが、日付の配列で、このような研究をするのも面白い。

話が飛ぶが、車のエンジンをかけると、毎日カーナビが「今日は***の日です」と言う。それを聞いていると、毎日が何かの日になっているらしい。そして、そのほとんどが、日にちの語感に合わせて決めているようだ。ま、誰が決めたか、どの位周知されているかは知らないが・・・

ふと、小学校の時の、版画作りを思い出した。毎年、年末になると、小学校の授業で年賀状の版画を作った。それは1961年のとき。版画を彫りながら、上下をひっくり返しても「1961」だったのを思い出す。
ま文字の並びで遊ぶの一興?

ところで、上の記事で「日・月・年の順に表記する英国方式でも、月・日・年の順に表記する米国方式でも「02/02/2020」。」という話。
なぜこんな事が発生したのだろう。日本では年・月・日で分かり易いが、英語ではなぜ順番を変える?しかも、英と米で、月日が逆とは・・・。不便この上ないと思うのだが・・・
日にちが13日以降だったら間違えないが、1日から12日までの日は、英方式と米方式で意味がまるきり違ってくる。

もっとも、世界中の各国で、年月日の順がどう表記されるか、まだ調べていないが、たぶん文化や歴史が影響しているのだろう。
またまた話が飛ぶが、氏名のローマ字表記。日本では名・姓の順が普通だが、政府が姓・名の順に変えようとしているらしい。
どうも政府が始める、というのが気になる。気にくわない。
またレガシーという言葉が浮かんでしまう。既に定着しているのだから、何も変える必要は無いのでは?
言葉や数字の並びの話である。

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コメント

久しぶりに書き込みます。(仕事が忙しく、あまりこちらにうかがえませんでした。)
面白いトピックですね。ただし私には特に最後のところで「氏名のローマ字表記を政府が姓・名の順に変えようとしているらしいが気にくわない。」という点が全く同感です。世の中には日本語だけでなく英語を使って外国との様々な連絡や仕事をやっている人も多いのですから、私も含めてそれらの人たちが政府によって一方的に順番を決められるのは困ります。たとえば英語で論文を書いたときは、自分の名前は当然英語流に first name last name にする必要があります。そうでないと姓と名を取り違えられてしまう恐れがあります。実際私は大学院生時代に、日本の英文誌に投稿した論文が掲載された際に、目次のところで自分の名前が last name, first name という具合に示されたために姓を誤解されたことがあります。こういうことは研究者等にとっては大いに困ることです。
またアメリカでも専門雑誌に論文を書いた場合、引用文献のリストでは逆に last name, first name としなくてはなりません。さらに電話番号帳でもその当時、last name, first name の順番で印刷されていました。(1980年前半に留学した北東部の町で電話を申し込んだときの経験です。)ですから英語を使っている国でも場合によって順番を使い分けているわけです。
なのでどういう順番で氏名を書くかは本人に任せるべきで、政府が決めるべきではないと思います。

【エムズの片割れより】
ローマ字表記も、日本のひとつの文化。
政治が手を突っ込むアイテムではありませんよね。

投稿: 水戸のミッキー | 2020年2月15日 (土) 18:44

02/02/2020ですが、さらに言うと、この日は令和2年2月2日で2が3つ並び、2/2/2と書くと、左から読んでも右から読んでも令和2年2月2日となるんですね。私の京都にいる知人はお孫さんがこの日の午前2時3分に生まれたそうで、午前2時2分でなかったことを残念がっていました(笑)。ちなみに、私の、亡くなった父の誕生日は大正2年2月22日です。

【エムズの片割れより】
ホホホ・・・
それはそれは・・・

投稿: KeiichiKoda | 2020年2月28日 (金) 11:57

誕生日の話が出たので、ここでクエスチョンです。年齢が1つ増えるのはいつかご存じでしょうか?それは誕生日に決まっているだろう、と考えらるかもしれませんが、実はそうではありません。たとえば、本日2020年3月2日に生まれた子がちょうど1歳になるのはいつだろうか?と考えてみてください。1歳とは生まれてからちょうど1年になる日なので、2021年3月1日であって、誕生日の3月2日ではありません。3月2日は生まれてから1年と1日目ですので、1歳を超えているのです。実は私は4月1日の生まれで、いわゆる「早生まれ」の一人で、しかも(義務教育の)同学年中ではつねに一番若い存在でした。日本では、小学校への入学可能年齢は6歳の誕生日が4月1日まで(4月1日を含む)の児童ということですが、なぜ誕生日が3月31日までではなく、4月1日生まれも含まれるのかのか、昔はよくわからなかったのですが、4月1日生まれは実は3月31日に6歳になっていると考えるとよく理解できるのです。

【エムズの片割れより】
今ひとつ、しっくりこないので、研究してみま~す。

投稿: KeiichiKoda | 2020年3月 2日 (月) 12:24

上の、私のコメントに関しては「年齢」のwikiをご覧ください。関連部分を引用します。
「日本の法律では正確には誕生日ではなく誕生日前日の満了をもって年をとるとされている[1](学齢の計算などに影響がある)。詳細は年齢計算ニ関スル法律を参照。」

【エムズの片割れより】
そのようですね。
理由が2月29日生まれに対する配慮からだとか・・・。
やっとナゾが解けました。

投稿: KeiichiKoda | 2020年3月10日 (火) 09:36

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