TV東京のドラマ「死役所」が心をえぐる
自分がTVドラマを開拓することはほとんどない。いつもカミさんからの受け売り。 この秋のシーズンは、なかなか見応えのあるドラマが多いそうだ。このTV東京のドラマホリック!「死役所」(2019/10/17~放送)も、カミさんに言われて見出したドラマ。テレビ雑誌の紹介記事を見て、カミさんが予約したとのこと。何せ、放送時間が水曜日の深夜0時12分からなのだから、あまり見ている人はいないのでは?
TV東京のサイト(ここ)には、こう紹介がある。
「ドラマホリック!「死役所」
「お客様は仏様です」
誰もが一度は想像する
「死後の世界」…
待つのは天国?地獄?
あるいは――
この世を去った者たちが最初に訪れるのは、あの世の市役所ならぬシ役所。
ここは、自殺、他殺、病死、事故死など様々な理由で亡くなった者たちの行き先を決める手続きをする場所だ。
シ役所「総合案内」で働く職員シ村は、次から次へと現れる死者に「お客様は仏様です」と慇懃無礼な態度で対応する。
訪れる死者は「死」を受け入れた者から、現実を理解しないまま現れる者まで様々。
果たして彼らはどう生き、どう死んだのか?
壮絶な生前の姿が死者の申請書から次々とあぶり出されていく。
罪無き者は、天国へ。罪深き者は、地獄へ。あるいは――。
シ村を取りまく職員たちも一筋縄ではいかない癖のある者たちばかり・・・
実はシ役所の職員たちもまた隠された秘密があった。
彼らはなぜ死後、この場所で働くことになったのか?
そしてシ村の秘められた過去とは…?
魂えぐる死者との対話がここにある。」(TV東京のここより)
そして、先日放送された「第7話 死役所「石間徳治」(放送日:2019年11月27日)」が泣けた。
ストーリーは、「シ村(松岡昌宏)は、イシ間(でんでん)が中学生の女の子の対応をしながら、一緒に泣いているところを見掛ける。イシ間は少女に、めいのミチ(田鍋梨々花)の姿を重ねていた。生前、イシ間は空襲で死んだ弟夫婦の娘・ミチを引き取り、実の娘のように大事に育てていた。そんな中、あまりにむごい事件が起きる。」(ここより)(予告編はここ)
この物語は、「原作はあずみきし同名漫画『死役所』(新潮社バンチコミックス刊)。累計300万部(電子書籍含む)を超える大ベストセラー漫画。」だそうだ。
各40分のドラマだが、どれも、見応えがある。 「シ村」役の松岡昌宏のクールな姿。そして、死役所の職員は、全て死刑になった人で、成仏できない人たちなのだが、「何で死刑なの?」と思わせる「イシ間」(でんでん)の風貌。各職員の、死刑になった経緯が次々に明らかにされていく。
全10話なので、あと3回で終わる。これも、いつ見るか分からないが、BDに録っておくか・・・!?
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