« 「ひとりの最期」~孤独死をどう考える? | トップページ | 宇崎竜童さんが語る内耳破損 »

2019年11月22日 (金)

ココログのGoogle検索順位悪化の原因はhttps未対応のため??

当サイトは@niftyの「ココログ」を利用している。2006年6月スタートなので、もう13年以上続けている。このココログの管理ページに「アクセス解析」というページがあり、「アクセス数」をはじめ、「ページビュー数ランキング」など、どのページが、どこからアクセスされているかの情報が得られる。
「ページビュー数」で見ると、ピーク時は1日に5000~6000アクセスあったこともあり、カウンターが日々増していった。
以前、2017年2月18日の「「エムズの片割れ」アクセス1000万を達成」(ここ)という記事で振り返っている。2017年頃までは、1日平均で4000アクセス台だった。

実は、それ以降、段階的にアクセス数が激減しているのだ。
1月の平均でトレンドを見てみると、
2014年01月 一日平均 4,431
2015年01月 一日平均 4,322
2016年01月 一日平均 4,315
2017年01月 一日平均 4,480
2018年01月 一日平均 2,314
2019年01月 一日平均 2,366

そして、今月(2019年11月)に至っては1300台。
191122access その推移をグラフ化したのがこれ。
見ると、2017年9月~10月頃に何かがあった。そして2019年9月~10月頃にも何かがあったことが分かる。
これは多分、Google内での検索アルゴリズムの変更によって、当サイトの記事の検索順位が下げられたのだろうことは分かっていた。しかしその原因が分からなかった。

先日、ココログの「お知らせ」に「ユーザーブログのHTTPS化に対応しました。開始日2019年11月11日(月)」ここ)という記事があるのに気が付いた。

もちろん自分はHPの原理には詳しくないので、Netで"https”をググってみた。すると、何とGoogleが、https化を強く勧めていた。
「検索エンジンの最大手であるGoogleは、2014年8月に、ウェブサイトがHTTPS(常時SSL)かどうかを検索順位の決定要因にする(ここ)ことを発表し、すべてのウェブサイトに対してHTTPからHTTPSへの切り替えを推奨しております。 また2015年12月には、常時SSL化されたウェブサイトでHTTPページとHTTPSページが同じコンテンツであれば、HTTPSページを優先的にインデックスするというアナウンス(ここ)を行いました。」ここより)

この話が本当だとすると、httpのココログは、それが原因で検索順位が下げられ、アクセス数が激減したのかも?
グラフを見ると、明らかに何らかの人的要因があると思われ、上の記事を読んで、納得してしまった。
つまりは、当サイトも "危険サイト”なので、https化を早急にする必要があるので、早速設定した。

しかし、自分がいつも使っているChrome で、URLの前部に表示される「(i)保護されていない通信」という表示が、鍵(南京錠)マークに変わるかと思っていたら、(i)マーク。
Chrome の(ここ)を見ると

(鍵マーク)保護された通信
(iマーク) 情報、または保護されていない通信
(△!マーク)保護されていない通信、または危険
との事で、「保護されていない通信」という、いやらしい言葉こそ消えたが、まだ何かが残っているようだ。

さらにググっていると、「Chromeのアドレスバーに「保護されていない通信」と表示される原因とその対策」ここ)に、対策が載っていた。
それで「デベロッパーツール」を使って調べてみると、なるほどトップページの「JASRACマーク」へのリンクがhttpだった。それで、マークを再アップして、httpsの図に再リンクした。
それでも、まだ充分ではない。7日分を表示しているトップページが(iマーク)。でもリロードすると鍵マークに変わる。
分かったことは、httpのサイトにリンクしているページは(iマーク)で、何もリンクが無いページは鍵マークが付く、ということ。

なるほど、当サイトは、音源は、同じ@niftyの「LaCoocan(ラクーカン)」を利用している。この「LaCoocan」がhttps未対応なのだ。それで鍵マークが付かないらしい。
そして「LaCoocan」は、今後もhttps対応はしないそうだ。
当方で今出来ることはここまで。

当サイトのどのページも「(鍵マーク)保護された通信」にするには、音源を現在の「LaCoocan」から、httpsのレンタルサーバーに移して、そことリンクするしかない。でもこれは手間の点で無理だ。

さて、果たしてhttps化で、検索順位が上がって、アクセス数が戻るか?
ここ)に「常時SSL化のSEO効果検証!検索順位は上がるのか?」という記事があった。

それによると、結論は
●アクセス数:1割の増加は見られたが、確実に常時SSL化による効果とは分からない。
●検索順位:ほとんど変化なし。一部キーワード群が上昇したが、流入には寄与せず。
とのこと。

あまり期待しない方が良いみたい。しかも、当サイトは音源リンクの関係で、全ページ安全なサイト、というわけではない。
しかも、「成果が出るまで時間がかかることを忘れないでください。変更に着手してからメリットが得られるようになるまで、通常は 4 か月から 1 年かかります。」ここ)という記事もある。検索エンジンに評価されるようになるまでには、時間が必要なようだ。

話は変わるが、さっき気が付いたのだが、何と左のバーに掲載している「サイト内検索」が動かない。これは「ココログ最強検索 by 暴想」で非常に便利に多用していたが、動かない。これもhttps化の影響かも・・・

ココログのお知らせのページにこんな注意書きがあった。
「・記事などの内容によってはmixed content(混在コンテンツ)警告が表示されます。またCSSやHTMLをカスタマイズしている場合にも、同様に警告が表示される可能性があります。
・その他、httpを前提としている外部サービスとの連携を主として、予期せぬ影響が生ずる可能性があります。」ここより)

上のコメントは、まさに"音源のあるページ”の(iマーク)(=mixed content(混在コンテンツ)警告)のこと。
そして「検索」が動かなくなったことは、下の例なのかも知れない。
なお、検索に付いては、
  site:https://emuzu-2.cocolog-nifty.com/blog “テキスト”
で、検索出来るようなので、しばらくはこれを使うしかないか・・・
「ココログ最強検索」がhttpsで動かないのか、もう少しググってみるが・・・

ともあれ、当サイトも少しだけ進化した?
blogユーザーにとって、最も困るのは、サービスの中止。ココログの場合、先のリニューアルを見ても、それは無いだろう。これは安心。

そもそも、自分は何で書いている?
誰かに読んで貰うため??いや、もうこの歳になると競争心は無くなった。
この記事もそうだが、全ては自分のための備忘録。
繰り返すが、そのためにも「ココログ最強検索」が動かなくなったのが痛い。httpに戻す??

ここ数日のblog奮闘記ではある。

(2019/12/07追)
リンクのhttps化完了。

|

« 「ひとりの最期」~孤独死をどう考える? | トップページ | 宇崎竜童さんが語る内耳破損 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 「ひとりの最期」~孤独死をどう考える? | トップページ | 宇崎竜童さんが語る内耳破損 »