山梨・真木温泉小旅行
カミさんと息子と3人で、山梨大月の「真木温泉」(ここ)に行ってきた(2019/10/25~26)。これはそのメモ。(ここに書いておくと、後々結構便利なのである!)
なぜ真木温泉かというと、“とある事情”で「当八王子からなるべく近い所」で「なるべく高級な旅館」という条件に最初に合致したため。
“そもそも”は、本屋でたまたま買った「おとなの温泉宿 関東甲信越ベストセレクション100」という雑誌に載っていたから。それに、「一度は泊まってみたい至極の温泉宿」というタイトルが気に入った。どれどれ、一度体験してみるか・・・が今回の目的。高級旅館とはどんなものか・・・だ。それに場所が大月なので、中央高速で1時間もかからない。
このところの台風による雨で、天気がすこぶる悪い。でも前から予定していたので、愛犬メイ子は実家に預かって貰って決行。
1日目(2019/10/25)は土砂降りの雨。高速道路も冠水している場所があり、トラックが水しぶきをあげて前を走る。少し怖い。
途中で寄った談合坂SAでも大雨。さすがに空いている。こんな天気ではどこに行っても仕方が無いので、旅館に直行。
Net情報で、この旅館への道は狭いと聞いていた。よってナビゲでは無く、旅館から送って貰ったFAXに従って進む。それでも狭い道。まだ3時過ぎなのに、森の中の道は暗く、ヘッドランプを点ける。
後で仲居さんに「ウワサには聞いていたが、ここへの道は狭いですね~」と言ったら、「山梨はどももこんなモンですよ」だって。「良くこんな場所に作ったね」と言ったら「ここの土地を持っていたオーナーの趣味で!?」やっと旅館に着いたが、旅館の前に流れている川は、大雨の影響でまさに激流。車を駐車場に置いてから、わざわざ見に行ってしまった。
予約した部屋は、“露天風呂付き和室10畳+6畳+2畳+広縁11畳(特別室)(ここ)”。さすがに広い。息子専用!の寝室もある。
それに、露天風呂が広い。まあ露天と言っても、窓が開くという部屋。でも冬は寒いだろう。
各部屋には33万円のマッサージチェアが付いている。風呂上がりには、有り難い。食事は、奥の上部にある「斐路炉亭」というところで食べる。ここが結構上の方。つまり階段で上がる。よって車椅子では無理。旅館全体が、アンチ・バリアフリー。
食事は、大部屋の食堂で食べるのかと思っていたら、各個室だった。こんな天気なので、自分たち以外の客は居ないのでは?と思っていたが、仲居さんに聞いたら、10組ほど泊まっているという。全体で16部屋なので、平日にしては結構泊まり客が多い。
料理はさすがに多い。息子用にステーキを1人前追加したが、これが結構大ぶり。宿泊コースに、ステーキ付きがあり、これを頼もうと思ったが、とても食べれないだろうと思って、一人分だけ追加した。「これが3人前も来たら大変だったな」と笑ったが、これが勘違い。
帰るときに精算したら、ステーキ代が税込6800円。通りでステーキが立派だった。宿泊コースにあったステーキとは別だったようだ。追加を頼む時に値段を確認しなかったツケ。
焼きたての岩魚が出たが、これが結構おいしかった。まあ満腹満腹。
食後、旅館の中を少し歩いたが、やはり売店の規模は小さかった。大旅館との違いだ。
でも、部屋付の露天風呂は結構良かった。寝る前に皆で順に入ったが、極楽極楽。ずっと入っていても安心。すぐ隣が部屋なので・・・。長時間入っていると、「お父さん大丈夫?」と心配して見に来るかと思って入っていたが、完全に無視された。
2日目(2019/10/26)は快晴。ビックリしたのは、前を流れている川の水。これが清流に戻っていた。
朝食後、散策。赤い橋を渡って、細い道を上っていくと、上に集落があった。そこの一軒で見晴台付のコーヒーのサービス。少し遠いが、見事な富士山が見えた。
帰りは、天気も良いので道の駅に寄ることにした。まずは「道の駅つる」。カミさんは買い物が目的。見ると、すぐ近くに「リニア見学センター」(ここ)という施設があるというので、息子とちょっと行ってみた。
玄関に行くと、バスからたくさんの人が降りて入って行く。でも、中に入ってみると、まあそんなもの。特に感激はしなかった。
さて次は「道の駅どうし」。ここは山をひとつ越えるため、30分ほど走った。途中で富士山が見えた。
さてランチ、と思ったが、メニューで売り切れが多い。どうも団体客が来て食べてしまった??
少し付近を散策してから帰路に。
店の人に聞くと、道志から相模湖インターへの道は不通になっているので、都留に戻った方が良いとのことで、同じ道を戻った。
かくして、2日間の温泉小旅行は無事に終わった。
今回の目的の、「高級旅館とは?」の解は、“確かにガッカリすることは無かった”ということか?
もう我々も歳だ。健康年齢も超えつつある。つまりは、健康で小旅行を楽しめるのも時間の問題で、いつ行けなくなるか分からない。
足腰が動いて行ける今の内に、お金はかかってもゆっくりできる所にどんどん行こうと思った。
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