あさみちゆきの「港のカラス」
何度も書いているが、自分の趣味は良い音で好きな歌謡曲を聞くこと。その要求に合致してくれたひとつが、このあさみちゆきの「港のカラス」という曲。
ボーンというベースが何とも心地良い。
<あさみちゆきの「港のカラス」>
「港のカラス」
作詞:高田ひろお
作曲:杉本真人
憎い恋しい あの人は
わたしに何も 云わないで
アラビア文字の 貨物船
日暮れに乗って 行っちゃった
港カモメの 群れのなか
わたしはカラス 赤い目の
夕焼け色の 電柱で
あのひとそっと 見送った
昔 異人さんに 連れられて
少女も船に 乗ってった
行ったら帰る あてもない
昔も今も 横浜は
山で暮らせば いいものを
街まで来たら 捨てられた
今夜もひとり 止まり木で
カァーカァー泣いて 飲むだけさ
この歌は、2003年12月17日発売というから、もう16年も前の歌。改めて歌詞を読むと、童謡「赤い靴」を連想する。横浜は港の街・・・。
しかしカラスという鳥。意外と獰猛でビックリする。“燃えるゴミ”を道端に出した日、出し方が悪いと、カラスが突っついて、ゴミを道路に散乱させる。そのエネルギーは凄まじい。ある意味、怖い鳥。
ところで、いまだに「あさみちゆき」という名が覚えられない。間違える。
wikiで見ると「「あさみ ちゆき」という個性的な名前の由来は、故郷の山口県における朝の海の景色が好きということから名字の「あさみ」。「ちゆき」は若くして亡くなった兄の名前「智幸」から。初めて芸名を知った人の中には、名字が「あさみち」、名が「ゆき」と勘違いする人も多い。
「井の頭公園の歌姫」と親しまれ、デビューしてから現在でも月に1回、井の頭公園でのストリートライブを続けている。 歌謡曲、フォーク、演歌、J-POPとジャンルを飛び越え、古きよき昭和を感じさせる歌を聴かせる。」とのこと。
なるほど・・・
しかし、ひらがなの名前は、かえって難しい。「浅海智幸」と書けば間違えないが・・・
話を戻すと、聞くと同時に「良い音だな~」と思った曲は、すぐに3つ思い出す。石川さゆりの「津軽海峡・冬景色」(ここ)。そしてフリオ・イグレシアスの「ラ・クンパルシータ」(ここ)と、このあさみちゆきの「港のカラス」。
最近は、こんな音源にはなかなか会えない。
まあまたFM放送を録音して、こんな心地良い音源を探そう。
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★メモ
ココログのリニューアルによるHTML5への置き換えに伴い、FlashPlayerに対応しなくなったことによる「MP3プレイヤー」の改修を、2019/05/29~2019/06/09実施。
<現在の記述>
<p><a href="MP3ファイルへのファイルパス">サンプル</a></p>
<プレイヤー表示にするための記述>
<p><audio src="MP3ファイルへのファイルパス" controls="controls"></audio></p>
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コメント
あさみちゆきさんという、変わった名前の歌手のことを、エムズさんの記事で知りました。ネットで見ると結構長いこと活動されている方なのですね。エムズさんのことだからと大いに期待して聴かせていただきました。
なんと、演歌(のよう)でした。久しぶりに演歌を聴いた気がします。演歌では、例えば島のブルースやアンコ椿は恋の花など、ヒット後数十年たってから、その喉の伸びに聞き惚れた曲がありますが、このあさみちゆきさんの歌いっぷりもいいですね。惜しむらくはもっとヒットしてもいい曲にめぐまれたならと思います。個人的には夜桜蝶々のテンポの良さが好きなのですが。
この「港のカラス」を聴き、アラビア文字、異人さんなど、異国情緒もうまくあしらわれた歌詞と、曲の最後の伸びの良さ、エムズさん曰くのボーンというベースの響き、などなど、堪能させていただきました。ありがとうございました。
【エムズの片割れより】
それはそれは・・・
投稿: 静御前堂 | 2019年7月15日 (月) 22:26