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2019年6月22日 (土)

諏訪大社と辰野「ほたる祭り」に行く

昨日までの2日間(2019/06/20~21)で、諏訪大社と辰野の「ほたる祭り」に行ってきた。今日は、そのメモである。
「諏訪湖のホテル紅やで、部屋から花火を見たい」。カミさんの長年の願いである。5月頃、その話が出て、念願の!「ホテル紅や」に電話で花火の日の予約について聞いてみた。すると、4万発が打ち上げられるという「諏訪湖祭湖上花火大会」(2019/08/15)の日の予約は、常連客が優先で、一見(いちげん)の客は、なかなか予約が取れないとのこと。今年も既に一杯。
仕方が無いと、カミさんがホテル紅やのHPを見ていたら、「ほたるを観に行こう!」というプランがあった。それで、温泉に行く、という目的で行ってみることにして予約した。
ついでに、紅やのHPから「高速道路「約50%OFF」で上諏訪温泉へ行こう!」(ここ)というサービスを見付けたので高速料金も少し安くて済んだ。

さて、1日目(2019/06/20)。せっかくなので諏訪大社に行ってみようとググると、何と諏訪大社は4つに分かれているという。いや4社合わせて諏訪大社と言うのかも・・・。梅雨というのに、天気もまあまあ。天気の良い内に回ってしまおうと、順番に巡ってみることにした。
朝9時半、愛犬を近くの動物病院に預け、出発。中央道を西に。途中の双葉SAで休憩し、諏訪インターへ。

<諏訪大社上社前宮>
最初は、諏訪インターから最も近い上社前宮(まえみや)に行く。車を置いて登って行くと、大きな「御朱印帳はこちら」の看板。さっそくカミさんが受付に。すると料金は500円だという。いままでは例外なく300円だったので、ここは高い!
本殿に行こうとすると「前宮本殿 ここより百メートル上段」という看板。頑張って登って行く。大きな舞台が見える。頑張って登って行く道は、境内の道というより、普通の道路を行く感じ。上の方に本殿はあったが、少し寂しいたたずまい。

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<諏訪大社上社本宮>
次に訪れたのは近くの諏訪大社上社本宮(ほんみや)。ここの規模は大きかった。お腹が減ったせいか、太ももが笑う。参道の店で、おやきと蕎麦のチープなランチ。さて境内に。相変わらず御朱印は500円。参拝所の内側に拝殿があった。
そして、出口にあった苔むした手水石が何とも歴史を感じさせる。

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門を出て、右手に行くと布橋という渡り廊下。左下には神楽殿が見える。そして門から出ると、斬新なデザインのコーヒーショップ?
お茶していこうか、という話も出たが、なぜかスルー。

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右手に行くと、法華寺というお寺があった。ここには、忠臣蔵の吉良上野介の息子の吉良義周のお墓があるのだという。
もどって布橋の下を行くと、土俵がある。これは雷電為右衛門の土俵だという。そして神楽殿には、龍の大太鼓があった。

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<諏訪大社下社秋宮>
次に向かったのが、諏訪大社下社秋宮(あきみや)。
ここでも先ずは御朱印。それから神楽殿に向かう。ここには大きなしめ縄が目を引く。その奥に拝殿。

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右手に歩いて行くと「秋宮一之御柱」という看板。ここで気が付いた。どうもハゲた柱(失礼!)があるな、と思っていたが、彼の有名な御柱祭の御柱だったのだ。
御柱祭は、wikimによると「山中から御柱として樅(もみ)の大木を16本(上社本宮・前宮、下社秋宮・春宮各4本)切り出し、長野県諏訪地方の各地区の氏子の分担で4箇所の各宮まで曳行し社殿の四方に建てて神木とする勇壮な大祭である。この御柱祭りは7年目ごとに行われ、柱を更新する。氏子は、木遣りや喇叭に合わせて曳行する。正確には満6年間隔で行われる「6年に一度」だが、慣例として数え年の7年目ごとという意味で「7年に一度」「7年目」「数えで7年」などと表記される。」とある。
あの有名な木落は、6年毎に16本行われ、各宮の四方に建てられるという。

そして、カミさんが「君が代」に出てくる「さざれ石」がこれだと言う。

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<諏訪大社下社春宮>
最後に行ったのが、諏訪大社下社春宮(はるみや)。ここも神楽殿には大きなしめ縄。そしてあやめが奉納されており、あやめの鉢が神楽殿をぐるりと囲む。

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拝殿は神楽殿の裏手。目の前にどかっと神楽殿が鎮座しているので、ちょっと目障りでは???
そしてやはり拝殿の右手には、御柱が。
そしてここでやっと御朱印が4つそろった。どこも500円で、高かったが・・・

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さて、天気も良く、諏訪大社巡りが終わったので、一路ホテル紅やに。3時過ぎに着く。

<ホテル紅や>
案内された部屋は、11階の角部屋。畳敷きの和室にベッドが二つ。目の前に諏訪湖が広がる。なるほど、これなら花火をゴロンと横になって見られる。食事前に14階の展望風呂に行ったが、少し熱く、サッサと出てしまった。

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夕食は、ほたる狩りがあるので、5時半スタート。和食の結構豪勢な料理が出た。

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<辰野のほたる祭り>
7時過ぎにホテルの前からバスで出発。会場の「ほたる童謡公園」までは30~40分ほど。8時に着いて、9時まで自由散策。
ホテルを出発するときは雨が降り出し、皆傘を持参。でも、着いてみると空には星も見えた。バスはホテルが契約しているらしい。2つのホテルから計10人が乗った。

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バスが公園近付くにつれ、道路の脇には車が停まっている。これらも見物客だという。しかし、ここから歩くと遠い。幸いにも我々のバスは直ぐ近くの駐車場に。「9時の集合時間に遅れると歩いて帰ることになるよ」という運転手さんに見送られて会場に。少し歩いて行くと、ライトに照らされた臨時の入場券売り場。ホテルでもらった500円の券を渡す。券は「ホタル保護育成協力金」と言って入場券ではないようだ。
最も良い時間帯が午後8~9時とのことで、人も多い。つられて歩いて行くと、ほたるがあちこちに見え出す。会場は真っ暗で、案内板は蛍光塗料でボウッと浮かんでいる。奥に行くに連れ、段々とほたるの数が増える。一番奥に行ったとき、人も多いがほたるも多い。
真っ暗な茂みにほたるが乱舞している。その数は数百??カミさんは大満足。しばし足を止めて見入る。近くの人も同じ。たたずんでいる。
しかし、ほたるが多い=人も多い=カメラも多い。ということで、三脚に乗ったカメラが多い。もちろんフラッシュはたかないのだろうが、モニタ画面から出る光が邪魔。時々、あちこちでフラッシュの光も・・・。皆が真っ暗な中でほたるの光を楽しんでいるときのカメラは、やはりはた迷惑。運転手さんに聞くと、あんなかすかな光でも、長時間露光でカメラには写るらしい。

そもそもウチのカミさんは、なぜかほたるが好き。前にカミさんがほたるに凝り、近くのほたる公園に見に行ったことがある。ちょうど2年前だった(ここ)。そこでは500匹のほたるを放していたが、ここは数万のホタルが住んでおり、数千匹レベルのホタルが飛ぶという。
集合時間までに戻らないと、迷惑を掛ける。という思いが強く、早々に引き揚げる。真っ暗な公園で戻るのに自信が無かったが、何となくこっちの方だろうと歩いて行くと、戻れた。
集合時間までに余裕があったので、運転手さんに話を聞くと、この公園と駐車場は、あるひとりの個人の所有だという。つまり個人が作った公園で、個人がホタルを飼っているということらしい。
ホタルの寿命が短いため、見られるのは1週間。今年も6月15日から23日までの短期間で、雨が降ると見られないらしい。今回は、絶好の日と天候。結果的にラッキーな時期に、充分にホタルを見ることが出来た。もちろん、写真撮影は最初からあきらめていたので、ここへの写真のアップも無し。帰りのバスも順調で、8時半頃にはホテルに着いた。

<スーパーツルヤ 上諏訪店>
2日目(2019/06/21)は、早起きのカミさんにつられて、つい早起き。朝食はバイキング。
ホテルを出発し、まずは、なぜかカミさんが行きたいと言っていたツルヤというスーパーへ。聞くと2月にオープンしたばかりの店。行ってみると真新しい。それに結構規模が大きい。カミさんはスマホで店のチラシをチェック。それに加えて、家から持ってきた買う物リストを見ながら、カミさんは1時間以上をかけて、嬉々として品選び。自分から見ると単なるスーパーなのだが、信州ならではの品を中心にお買い物。もちろん男は荷物持ち。

<SUWAガラスの里>
それから「SUWAガラスの里」(ここ)というミュージアムに行く。入口で、スーパーで買った冷蔵食品をコインロッカーに。それから美術館に入った。これが結構見応えがあった。どの作品も、暗い会場でスポットライトで浮かび上がる幻想的な表情に見入ってしまった。
ランダムだが、あげてみる。

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美術館を出るとちょうどランチ時(どき)。非常に有名だというレストランでランチ。野菜中心だったので、自分的には今ひとつだが、カミさんは大満足。階下に行くと、大きなガラスショップ。日本最大級だという。カミさんは熱心に品定め。自分は椅子でウトウト・・・

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外に出ると、駐車場に人力車。ひとり500円。どこを回るのか・・・。そして、水陸両用バスが駐車していた。観光バスからも人が降りてくる。
でも全体的に、天気も良く、どこも混んでいなかったので、ラッキー。
かくして、1時半に現地発。途中、談合坂SAに寄ったが、4時過ぎには家に着いた。しめて350キロだった。
今日は雨。一日ずれていたら・・・。
体調も天気もラッキーで良かったミニ旅行ではあった。お疲れさまでした~。

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