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2019年5月18日 (土)

天知総子とダークダックスの「花のメルヘン」

先日、天知総子の「花のメルヘン」を聞いた。定番のダークダックとはひと味違った歌だった。

<天知総子の「花のメルヘン」>

「花のメルヘン」
  作詞・作曲:敏 とし

むかしむかしその昔 小さな川のほとりに
大きな花と小さな花が 並んで咲いていた
大きな花は美しい いつも楽しく唄う花
けれども小さな花は たった一人ぼっち
恋の陽ざし浴びて 二つの花は
春の想いに 胸をふくらませる
むかしむかしその昔 小さな川のほとりに
大きな花と小さな花が 並んで咲いていた

あの娘もこの娘もこの俺を ひとめ見ようとここに来る
生きてることの楽しさは おまえにゃわかるまい
大きな花さん聞いとくれ たとえ一人ぼっちでも
僕には心の太陽が いつもかがやいてる
愛の息吹浴びて ふたつの花は
春の想いに 胸をふくらませる
むかしむかしその昔 小さな川のほとりに
大きな花と小さな花が 並んで咲いていた

この歌は1970年11月10日発売の歌だそうだ。
定番は、ダークダックス。これも聞いてみよう。

<ダークダックスの「花のメルヘン」>

wikiによると、最初の子どもの声は、プロ野球の監督だった水原茂の孫だったそうだ。どんな縁で、録音に参加したは知らないが、まあ微笑ましい。

この歌を聞いていると、まさに“優しさ”を感じる。大きくても小さくても、皆同じ。生きているということでは同じ。まあ歌の解釈はいつものように避けるが・・・

ところで、作者の敏としという人の情報はNet上にほとんど無い。JASRACのデータベースを引くと、同じような唱歌や童謡を作っていたらしい。そして作品の多くが「敏としとメルヘンジンガー」が歌っていたという。つまり作者自身の歌。
YOUTUBEで探したが、音源は聞くことが出来なかった。

従来、ダークダックスの歌しか聞いたことが無かったが、天知総子の歌は新鮮だった。
Netでググると、今年(2019年)の1月6日に、78歳で亡くなっていた。

190518syakuyaku 花と言えば、我が家の庭の芍薬(しゃくやく)が大輪を咲かせている。芍薬といえは「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花」という言葉を思い出す。
これは、美しい女性の容姿や立ち居振る舞いを花にたとえて形容する言葉なんだそうだ。

もうすぐ梅雨。庭のアジサイも咲く機会をうかがっている。カミさんが育てている庭の花。これらも優しい。
心が優しくなる「花のメルヘン」ではある。

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コメント

「バカボンのパパ(歌:敏トシ)」で検索すると「アイドル・フォー 」
https://www.youtube.com/watch?v=bwmuJzeM8Xo
https://www.youtube.com/watch?v=EPY-aDU0QYg
顏は似ていますか?
敏(びん)トシさん https://www.asahi.com/komimi/TKY200804180312.html

メルヘンジンガーとは別のグループ?

【エムズの片割れより】
敏トシさんの記事、良く見付けましたね~
情報、ありがとうございました。

投稿: なち | 2019年5月19日 (日) 08:28

「花のメルヘン」北野ルミと敏トシ(オリジナル)   
トシ カタカナ JASRACは平仮名ですね。
北野ルミさんのデビュー曲ですがYouTubeで流れていたようです。
http://arakiarakiaraki.cocolog-nifty.com/blog/2009/07/post-ceff.html
http://blog.livedoor.jp/firebleeder/archives/65400902.html

「最近のコメント」コメント (0) のまま。
最近の記事も古い記事も管理人さんが直されないと他の方は分からないのですね。
他のカラのサイトもまだ調子が悪いようです。今度は?

投稿: なち | 2019年5月20日 (月) 14:35

天知総子さんは歌がお上手でした。賑やかな歌を歌って居られたような気がします。戦時中浜松に疎開をしたら、東京へ爆撃に行くB29が行きかえりに爆弾を落として通ったので、まだ東京にいた方が良かったとラジオで話していたのを思い出しました。私と同じくらいのお年だったと思います。良い声でしたね。懐かしいです。

投稿: 白萩 | 2019年5月22日 (水) 16:59

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