NHKの政治報道変だ~「安倍政権寄り」
先日の毎日新聞(2019/03/27付夕刊)にこんな記事があったという。
「NHKの政治報道変だ 「安倍政権寄り」と保守系誌も批判
NHKの政治報道が変である。今年に入り、論壇誌が相次いで「安倍晋三政権寄りが目に余る」などと報道姿勢にモノ申す特集を組み、NHKのOBらが古巣に抗議する事態になっているのだ。物議を醸した籾井勝人前会長が退任して2年。公共放送はどこへ向かっているのか?【吉井理記】
記者が報道の仕事に最初に関心を持ったのは、小学生だった1984~85年放送のNHK特集「21世紀は警告する」だった。番組内容をまとめた単行本を今も持っている。もちろん、それ以降も社会や歴史の断面を深く掘り下げるドキュメンタリー番組に圧倒されてきた。
そのNHK、政治ニュースにかつてないほど厳しい目が向けられている。保守系論壇誌「月刊日本」は4月号…」(2019/03/27付「毎日新聞」夕刊ここより)
全文を読みたいな、とググっていたら、(ここ)で全文が読めた。写真はここから借用。
自分も心配?していたことだが、客観的にもNHKは劣化しているらしい。
自分もNHKニュースをまともに見なくなって久しい。これはちゃんと受信料を払っている者からすると残念。しかも、受信料はスマホのワンセグ携帯でも払え、という最高裁判決まで出ている。
怖いもの無しのNHK。それだけにこの劣化は怖ろしい。国民への政権のプロパガンダにつながる。金を払って、政権の宣伝放送を見る???
元NHK記者だった相澤冬樹(著)の「安倍官邸vs.NHK 森友事件をスクープした私が辞めた理由」という本が、Amazonではベストセラー1位だという。
問題意識は、広まっている。しかし、その問題を今後どう正して行くかは、国民が選挙を通してしか、手段が無い。
当blogで毎度、念仏のように書いているが、我々国民が投票した選挙の結果がこの事態を招いている。このNHK問題も、我々自身の責任なのだろう。
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