「明けましておめでとうございます」2019年
2019年が明けた。「明けましておめでとうございます」
今年は、5月1日の改元が予定されている。平成もあと4ヶ月で終わる。
我が家の和室に、30年の間鎮座している書がある。「地平天成」という書である。
wikiの「平成」の項目には「新元号の発表時に小渕恵三が述べた「平成」の名前の由来は、『史記』五帝本紀の「内平外成(内平かに外成る)」、『書経(偽古文尚書)』大禹謨の「地平天成(地平かに天成る)」からで「国の内外、天地とも平和が達成される」という意味である。」とある。
そこから来た「地平天成」の書を書いてくれたのが、書道をやっていた叔母だった。
この家を建てたのが昭和最後の年だった昭和63年9月。その4ヶ月後に「平成」に替わった。
新築したその家に遊びに来てくれた時に、叔母が持ってきてくれたお祝いが、この書だった。それ以来、我が家の和室に鎮座していたというわけ。しかしその歴史も、今年は一区切り。この家と同じように年を重ねてきた平成の時代が終わる。
振り返ると、自分の人世は、41年間の「昭和」と30年間の「平成」、そして次の元号の3つに亘ることになる。自分にとって、昭和は「育ち」、そして平成は「仕事」という言葉があてはまる気がする。
元旦なので年賀状が来た。だいぶん少なくなっているが、相変わらず「終活年賀状」を出したのに、来ている人も多い。さてこの扱いが難しい。
それに加え、1月下旬に予定されている、会社の同期会の出欠回答メールの同報が幾つか舞い込んでいる。それを読むと、体調不良の人が増えてきている。難聴や脊柱管狭窄症、癌治療の後遺症など。同期で亡くなった人は1人だが、古希を超えると同時に、体調不良の人が増えて来たように思う。
話は違うが、年末から福岡の次男一家が来ている。
そして今朝の新年のスタートは、カミさんの「トラブル発生!**ちゃん(下の2歳の孫娘)が39度の熱。寝ている場合じゃ無いよ!」という言葉で起こされた。波瀾の幕開け!?
今日は一日、上がったり下がったりの熱で、翻弄されてしまった。
いやはや子どもは大変だ。ちょっと機嫌が悪いと40度近い熱。少し経つと37度。また少し経つと39度。何とか平熱に下がって寝てくれたが、原因不明の発熱は良く分からん。
ともあれ、明日は無事に福岡に帰ってもらわねば・・・
2歳半の孫娘が「元気になりました!」と宣言して、上機嫌でパクパク夕食をたべていたので、大丈夫とは思うが、なかなか印象深い正月ではあった。
ともあれ、今年もよろしくお願いします。
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