「きよしこの夜」生誕200年
今日は、クリスマスイブだという。(我が家は、関係ないけど・・・!?)
こんな記事を見付けた。
「「きよしこの夜」を生んだオーストリアの村、初演から200年をお祝いへ
【AFP=時事】世界で最も有名なクリスマスキャロルの一つ「きよしこの夜(Silent Night)」は、今年のクリスマスイブに初演から200年を迎える。24日には、まさにちょうど200年前に「きよしこの夜」が初めて演奏されたオーベルンドルフ(Oberndorf)村の礼拝堂で記念行事が行われる予定だ。 ザルツブルク(Salzburg)近郊にある同村の観光所長を務めるクレメンス・コンラート(Clemens Konrad)氏は、いつもならクリスマスイブの来訪客は3000~4000人だが、今年は約6000人を見込んでいるとAFPに語った。
世界的に知られ、300の言語や方言に翻訳されるまでになった「きよしこの夜」の起源は、ナポレオン戦争後の貧困に苦しんでいたオーベルンドルフの村人たちを癒やそうと考えたヨゼフ・モール(Joseph Mohr)司祭が1816年に書いた6行詩という、つつましやかなものだった。 その2年後にモール司祭は、教師や聖歌隊の指揮者、オルガン奏者を務めていた友人のフランツ・クサーバー・グルーバー(Franz Xaver Gruber)氏に、その詩に曲を付けてほしいと依頼。「きよしこの夜」は1818年12月24日、オーベルンドルフ村のつましい礼拝堂に集まった、信者である労働者とその家族たちの前で初めて演奏された。
それから40年近くが過ぎた1854年、グルーバー氏は「きよしこの夜」の起源について記した著書の中で、この歌を初めて演奏した時、礼拝の参列者たちは皆この歌を受け入れてくれたと回想している。
その後、「きよしこの夜」は「ライネルシンガーズ(Rainer Singers)」や「シュトラッセルシブリングス(Strasser Siblings)」という移動楽団がレパートリーに加え、欧州各地や米国などで披露したことから、オーストリア国外でも知られるようになった。
ローマ・カトリック教会のフランシスコ法王(Pope Francis)は24日にオーベルンドルフ村で開かれる200年記念礼拝には出席できないにしても、好きなクリスマスキャロルは「きよしこの夜」だと公言している。
観光所長のコンラート氏によれば、今年は訪問先にオーベルンドルフ村を組み込んだツアーも多く、スリランカや日本からの訪問客がいたという。【翻訳編集】 AFPBB News」(ここより)
「きよしこの夜」については、7年前にサラ・ブライトマンの歌で挙げた(ここ)。
今日は日本語訳の歌を聞いてみよう。
これは東京合唱協会と東京レディースオーケストラの演奏である。前奏が1分以上あるが、自分の持っている音源の中で最も厳(おごそ)かな感じがする。
<東京合唱協会の「きよしこの夜」>
「きよしこの夜」
作詞:由木 康
きよしこの夜 星は光り
救いの御子は まぶねの中に
眠りたもう いとやすく
きよしこの夜 御告げ受けし
牧人たちは 御子のみ前に
ぬかずきぬ かしこみて
きよしこの夜 御子の笑みに
恵みの御世の 明日の光
輝けり ほがらかに
クリスマスと聞くと、まずこの歌を思い出す。そのクリスマスは、欧米では非常に重要な行事らしい。
準現役時代に外資系の会社と付き合ったことがあった。クリスマスシーズンになると、その会社の外人のエライ人は、皆本国に帰ってしまった。それで発注などの決済が完全にストップしてしまったことを思い出した。それらも過去の話・・・
さて、そんな時期の日本。連日ゴーンさんの逮捕の話がニュースをにぎわしている。
世界の潮流に乗り遅れた日本の人質司法制度が見直される良い機会なのかも知れない。
このところ、いっとき花火の音が聞こえる。立川の昭和記念公園で22日~25日の19時になると5分間だけ花火を打ち上げるという。
クリスマスと花火。何かヘンだが、18年ももうすぐ終わる。
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コメント
この曲は、ある教会で、クリスマスの前にオルガンが故障してしまい、ギターで伴奏出来る曲が急遽作られたとのエピソードをどこかで読んだ記憶があります。このブログに掲載されている挿画でも牧師さんがギターを抱えておられますね。
【エムズの片割れよより】
本当にひょんな事で名曲が生まれることってあるのですね。
投稿: 伊勢生まれの下総人 | 2018年12月28日 (金) 18:37