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2018年7月29日 (日)

「好きなご飯のおかずは?」ベスト20~料理の思い出

先日の朝日新聞に、こんな記事があった。
「(beランキング)あなたの好きなご飯のおかず 和風優勢、ギョーザも健闘
 ご飯と一緒に何を食べたいですか? 今回は「好きなご飯のおかず」を選んでもらいました。和風の料理が20位までの半数以上を占め、気取らない普段のメニューが上位に多く並ぶ結果でした。料理をめぐる思い出もたくさん寄せられ、それぞれの家庭の味を感じました。

180729okazu  刺し身が首位を獲得した。「ご飯を食べるには他のどんなおかずより、刺し身です。魚を自分で料理します」(兵庫、70歳男性)、「夫が趣味の釣りでキンメダイ、ノドグロ、ヒラメ、アカイカを釣ってきたときは最高です。あと数種を市場で買って海鮮丼ができます」(北海道、59歳女性)。
 2位は豚肉のショウガ焼き。「子どもの頃、親戚の家で初めて食べ、あまりのおいしさにびっくり。家でも母にねだって作ってもらった」(山口、51歳女性)、「ご飯のお供には欠かすことができない逸品。どんぶりご飯3杯いけます」(神奈川、47歳男性)。
 3位のギョーザは作る喜びも味のうち。「家族みんなで中身を皮に包み、焼きます。作るところから食べるところまで家族で楽しめるのがいい」(大阪、52歳男性)
 4位がみそ汁、5位には豚汁と汁物が続けて上位にランクイン。「残り物でも何でもおいしい材料になる」(兵庫、54歳男性)と、懐の深さをみそ汁の魅力と言う人も。豚汁には「簡単に作れて、具材たっぷりでおいしい」(神奈川、46歳女性)との意見があった。
 たまに食卓に上った思い出のメニューもある。9位のすき焼きには、大阪の男性(71)が「我が家は男4人兄弟でかなり経済的に苦しかったはずですが、子どもの誕生日と正月とお盆は必ず牛肉のすき焼き。父が材料を全部準備して料理してくれました」。千葉の女性(58)が「子どもの頃、特別な時のごちそうだった」と言うのは19位のエビフライだ。
 「3人の息子たちが育ち盛りの頃は、厚めのロースのトンカツを各自2枚ずつ当然のように食べていました。春巻きは50本揚げ、ギョーザは100個。家族みんなの幸せな笑顔がおかずだったんだって思います。夫婦2人のこのごろは、お総菜のトンカツを1枚買ってきて半分こで食べています」(埼玉、70歳女性)。同じようなご家族もありそう。

 ■よく食べる品は野菜サラダ上位
 16位の卵焼きは、家庭によって味が違う。「母が作ってくれた甘い卵焼きが大好きだった」(静岡、57歳女性)、「ネギやメンタイコ、チリメンジャコなど具入りが多い」(大分、58歳女性)。
 岩手の女性(27)は「卵焼き、白あえ、ゴマあえ、みそ汁は、どれも『母の』が接頭語として付きます。自分ではどうしても同じ味にならない。母に聞いても『味付けは目分量、いつも適当』。それなのにいつも同じ味、そして変わらずおいしい。きっとレシピがあっても同じ味にはならないんだろうな。おいしさの正体は私のあこがれなのかもしれません」と母への思いをつづった。
 日本能率協会総合研究所が今年6月に行った「味の地域差に関する調査2018」で「好きなメニュー」を聞いた結果でも、主食類のメニューを除くと刺し身がトップ。全国の20~70代の男女3095人が回答し、2~5位はみそ汁、天ぷら・かき揚げ、ギョーザ、ハンバーグの順だった。
 ただ、同じ調査で週1回以上食べるメニューを聞くと、トップ5は、(1)みそ汁(2)野菜サラダ(3)納豆(4)焼き魚(5)卵焼きで、野菜サラダの躍進が目立つ。担当の研究員、土井晴子さんは「健康のため野菜を食べなくてはという意識があり、煮物より手軽なサラダがよく登場するのだろう」と話す。
 なお今回のアンケートの21~30位は、野菜炒め、おでん、きんぴらごぼう、酢豚、煮魚、サラダ、冷ややっこ、エビチリ、シチュー、茶わん蒸しだった。(大村美香)
 <調査の方法> 朝日新聞デジタルの会員登録者を対象に6月上旬にアンケートを実施した。編集部で作成した約60種類の料理のリストから、「好きなご飯のおかず」をいくつでも選んでもらった。回答者数は1557人。」(
2018/07/21付「朝日新聞」b2より)

この歳になると、どの料理も色々な思い出が浮かぶ。
1位は刺身だとか。白いご飯の刺身定食は、自分も好き。一番ご飯が進むのが刺身定食では?
2位が生姜焼き定食か。独身の頃、よく駅前のとんかつ屋に生姜焼き定食を食べに行った。思い出すのが、それまで汚らしかった店が、改装で立派な店に変身したときのこと。何か合わなく、行かなくなってしまった。店の主も料理も同じなのだが、何か違和感・・・
他の人も同じだったらしく、結局閉店に追い込まれた。商売とは難しいもので、古い店だと客は入りやすく、ピッカピカの新しい店だと敷居が高くなることもあるらしい。
3位の餃子は我が家の定番。餃子を焼く作業は、現役時代から自分の役目だった。当時は、ほとんど唯一台所に立つ機会だった。いつだったか、田舎のお袋に、我が家の餃子を食べて貰おうと、持って行ったことがある。フライパンまで持って行ったのに、大失敗。冷凍をして持って行けば良かったが、ナマのまま持って行ったため、焼く前にベチャベチャ。
4位のみそ汁ほど難しい料理は無い。大学に入って下宿をするようになった兄貴が、「外に出てみて、みそ汁が朝食以外でも出ることを知った」と言っていたのをいまだに思い出す。我が家では、みそ汁は朝食にのみ出ていたので・・・
前にも書いたが、独身時代(1970年代初め)の、出張でよく行った「小倉ビジネスホテル」の朝食(1階のスナックで出されていた)のみそ汁を思い出す。赤味噌?みそ汁とはこんなにおいしい物だとは知らなかった・・・。なかなかおいしいみそ汁には出会わない。一番難しい料理かも?

外食のとき、つい自分が選ぶのがカツ丼。外食でもなかなか“これを食べたい”と思う料理が少ないのだ。スシローも東京亭も味が落ちた!?

先日のある飲み会で、家の料理の話が出た。ある人が「我が家は二人なので、いつも手を抜いて同じおかず。数も少ない」と言っていたので、「我が家はその逆。決して手を抜くことは無い。そして見たことのないゲテモノ料理!?が多く、“どうだ?”と顔を見られる。それに毎日おかずの種類が多いので、食べ過ぎてこの通り太ってしまった。」と言うと、皆から総スカン。「贅沢だ。毎日色々と食べる物を考えてくれる奥さんなど、そうそういない!」と。だいぶん皆から叱られてしまった。
ウチのカミさんの最近の趣味は、スーパーで食料品を買うときに、必ず含有物をチェックすること。カラメル色素だか、亜硝酸Naだか知らぬが、食べてはいけない物があるそうで、それらを含む物は決して買わない。たくさんの種類を「よく覚えているな!」と言うと、手帳を見ながらチェックしたりしている。そしてその特集の週刊誌は必ず買って読んでいる。

明日は、1年ぶりの市の健診。我が家は人もうらやむ!?充実している食生活なのだから、病気が見付かることなど無かろう。たぶん・・・

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