五木ひろしの「契り」
歌のシングルCDは買わない自分だが、この歌は珍しく買った。自分のお気に入りの歌である。
<五木ひろしの「契り」>
「契り」
作詞:阿久悠.
作曲:五木ひろし
あなたは誰 契りますか
永遠の心を結びますか
波のうねりが岸にとどく
過去の歌をのせて
激しい想いが砕ける
涙のように
緑は今もみずみずしいか
乙女はあでやかか
人の心は鴎のように
真白だろうか
愛するひとよ 美しく
愛するひとよ すこやかに
朝の光が海を染める
生きる夢に満ちて
まぶしい願いがきらめく
いのちのように
流れは今も清らかだろうか
子供はほがらか
人はいつでも桜のように
微笑むだろうか
愛するひとよ 美しく
愛するひとよ すこやかに
愛するひとよ 美しく
愛するひとよ すこやかに
この歌は、東映映画『大日本帝国』の主題歌。よって「二度と生きて会うことは出来ないであろう妻(恋人)への魂の叫び」「たとえ死んだとしても 失われることのない永遠の愛を誰と誓いますか」を歌ったものだとNetに載っていた。
そして、この歌は、今は結婚式でよく歌われるそうだ。戦争の死の影と結婚式・・・何かフィットしないが・・・・
昔、カラオケが流行っていたとき、自分の十八番(おはこ)は、吉幾三の「雪國」と、この五木ひろしの「契り」だった。
カラオケと言えば、昔、会社の研修所でこの歌を歌ったことを思い出した。現役のとき、会社が借り上げた研修所で、一泊二日でよく研修会をした。まさに田舎の大きな農家。それを借り上げて社員研修所にしていた。そこで、夕食後の研修が終わると、同じ敷地にある閉店した「スナック」の建屋に行き、皆で飲んで歌った。全てが持ち込みだった。
しかしカラオケセットだけは残っており、それで歌った。
相変わらず、よく意味も分からず歌っていたが、改めて歌詞を読むと、この「契り」は「誓い」だという事が分かる。
そんな戦争の歌・・・。まさか戦後70年の今になって、日本の戦争を心配することになろうとは・・・。
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