「お顔」の不思議・・・
今朝は、TVのどのチャンネルに切り替えても、北朝鮮が平昌五輪に美女楽団を派遣するとの話題を取り上げていた。スポーツと関係のない話だが、既に日本のTVは踊っている。
確かに、TVに映る「身長165センチ以上、体重50キロ以下」基準の女性たちは美女揃い。しかし、画一的なお顔・・・
先日、こんな記事があった。
「(特派員メモ)整形大国 広告を禁止 @ソウル
人口1万人あたりの整形数が世界一との統計もある韓国。首都ソウルで約300キロの地下鉄網を運営する市の公社が「美容整形の広告を禁止する」との方針を打ち出し、話題になっている。契約更新しない方法で進め、2022年にはすべて消える予定だ。 美男美女の写真に「完全な顔をデザインする」といった宣伝文句が添えられた広告は、整形医院やエステが軒を連ね、「ビューティーベルト」と呼ばれる江南(カンナム)区の駅に多く、ソウル名物になっている。広告禁止は「外見至上主義を助長する」との批判が強まったためだという。
広告禁止を歓迎する声は、10代の子どもを持つ親に多い。韓国では近年、小中学生が整形手術を競い合う現象まで出ている。中学生の娘を持つ語学講師の知人は「子どもが外見以外の価値を大事にできる環境を作ってほしい」と切実な思いで語る。
一方で、美容整形の広告は安い地下鉄料金を維持する財源の一つだ。整形目当ての海外からの「医療観光」も収入源。今回の発表が「外見」を取り繕っただけで、すぐに方針転換、とならないように願いたい。(武田肇)」(2018/01/11付「朝日新聞」p13より)
韓国では、小中学生までも整形手術を競い合う、という話にはビックリ。
それにしても、人種によるお顔の違いは大きい。黒船がきたときに、初めて見る鼻が高い顔にビックリしたことが良く分かる。海外の映画やドラマを見ても、彫りが深く鼻が高い西欧人、黒い肌と厚い唇のアフリカ人、そしてのっぺりとしたアジア人など、その違いは歴然。
それらはそもそも頭蓋骨の形状が違うので分かるが、同じ日本人でも、様々なお顔。
考えてみると、お顔の部品は同一。鼻と目と口と眉毛、そんなもの。でもその配置で、美人・美男子になったり、そうでなかったり。
たぶん遺伝的な素質と偶然で、自動的に部品は配置される。それらを評価するのは、その時の文化であり、その時代の見る人の勝手。土偶に見られるように、昔は太っていないと美形ではなかったように・・・
男はまだしも、女性はその偶然に一生を左右されかねないので大変。だから美容整形ということになる・・・
同じ遺伝子でも、兄弟の顔の違いも大きい。特に歳を取ると、似てくる。我々3兄弟も、兄貴は歳と共に面長の親父に似てきた。自分の団子っ鼻はお袋似らしい。弟は・・・良く分からない。もし、我々が3姉妹だったら、と考えると怖ろしい。自分は、この団子っ鼻で、どれだけ親を恨んだか???
目鼻などの部品の単なる配置の顔。しかし、顔は人を表すとも言う。
兄弟でもこれだけ違う、偶然が為せる?お顔の不思議である。
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