広徳寺(あきる野市)の紅葉を見る
今日は、カミさんとあきる野市にある広徳寺(ここ)に、紅葉を見に行ってきたので、その写真。
今朝、カミさんにある友人から電話があった。その話の中で、画家のご主人と最近行った、広徳寺のイチョウが良かったという話を聞いたらしい。それで、にわかにカミさんが行く気になったので付き合った。
ネットで、広徳寺の電話番号を調べて、車のナビに入れると直ぐにルートは分かった。30分で着くらしい。10時半に出発したら、その通りの11jiには着いた。
昔、行ったサマーランドの側を通り、秋川に沿って走る。そして境内への細い道を行く。広徳寺に登る一本道は、さすがに車がすれ違えない。なかなかスリルがある道。
まったく予備知識が無く行ったが、ちゃんと駐車場はある。数台の車が停まっている。門から入ると、シニアの歩く会だろうか、十数人のシニアのグループ。境内に入ると巨大な2本のイチョウに圧倒される。
そして境内には、イチョウ以外でも紅葉が美しい。
そしてこの寺は、1373年の創立だという看板が掛かっていた。
本堂に置いてあったハガキの説明文を転記してみる。
「広徳寺境内
臨済宗龍角山広徳寺は、応安6年(1373)開基の正應了受居士によって創立され、鎌倉建長寺70世心源希徹禅師を請じて開山したと伝えられています。天文年間(1532~55)に北条氏康によって中興され、江戸時代には幕府から40石の朱印地が与えられ、約1万2千坪(39,600㎡)の境内地を保有しました。
境内は五日市盆地西縁の秋川右岸の山麓にあり、地勢的には五日市盆地入口の秋川左岸にある、建久2年(1191)創建の真言宗大悲願寺と対峙する位置にあります。
境内は、地形上の制約から東向きに総門・山門(いずれもあきる野市指定有形文化財-建造物-)・本堂が東西の中心軸上に配置され、山門と本堂の間の参道を挟んで北側に鐘楼、南側に経蔵が対置する禅宗伽藍で構成されています。
現在の堂宇は、18~19世紀代に再興された禅宗伽藍を中心に、総門の前面と北側に土塁や貯水池などの遺構が残っています。」
はっきり言って田舎。そんなのどかな場所に、結構由緒のあるお寺がある。そして、イチョウの他に有名なタラヨウやカヤがあるという。
やはり圧巻は大きなイチョウ。西八王子の20号線のイチョウ並木を見慣れていると、イチョウもこんなに大きくなるのだとビックリする。
しかし今日は、来るのが少し遅かったようで、8割方は散っていた。
しかし、結構有名なようで、平日なのに、カメラを持った人がたくさん居た。そして車も次々と停まっていた。
ひょんな事で見学した秋の深まりである。
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コメント
広徳寺に来られたら、ついでに秋川の対岸で、もう少し下流の大悲願寺にも来て頂けたら、そして、その北側の横沢入にも、と思いました。今度時間を作ってお出で下さい。ちょっとびっくりする空間が広がっていますよ。
【エムズの片割れより】
秋川方面にも見所が色々あるのようで・・・
秋川渓谷も、ほんのちょっと先でした。
今度、ゆっくり訪ねさせて頂きま~す。
投稿: 金子次郎 | 2017年11月24日 (金) 05:59
素晴らしい写真ですね。晩秋が一杯って言う感じです。旅心が涌き起こってきてしまいました。夫が体調を崩して、車を手放してから、どこにもいっていません。それまでは北は北海道、南は九州の一部ですが車であちらこちらを回りました。紅葉の名刹や古刹を思い出してしまいます。
何枚もの素敵な写真、私にとりまして思いがけずのプレゼントになりました。ありがとうございました。
【エムズの片割れより】
さっき、カミさんが「今の京都はごった返しているようだ」と言っていました。
風光明媚な場所は、海外からも含め人が多いので、その良さを堪能するのは難しいですね。
投稿: patakara | 2017年11月24日 (金) 17:37
観光立国を目指す少し前より外国人観光客が目立ってきましたね。私たちが旅行をストップした時期は京都は別としてどこへ行っても外国人の姿はほとんど見かけませんでした。
昨今のテレビを見るにつけ、外国人がこんなに来ている時でなく、良かったねと夫と話しています。
投稿: patakata | 2017年11月25日 (土) 08:51