今さらながら子育ての大変さを認識
今さらながら、子育てが大変だということを認識した。
10月26~31日の予定で、福岡のヨメさんが、4歳と1歳半の孫の女の子を連れて遊びに来ているが、その孫との奮闘を久しぶりに目にして、いやはや子育ては大変な作業?だということが分かった。
1歳半の子は、とにかくママから離れない。家の中ではスタスタと歩くものの、屋外では決して歩かない。怖いのかも知れない。だから10キロもある子を、ママはずっとお腹におぶって歩くしかない。10キロは重い。自分が抱っこしても、直ぐに腕が痛くなってギブアップ。
1歳半は、お姉ちゃんのマネで生きている。何でも真似る。二人目は何でも真似るので成長が早いとカミさんは言う。なるほど・・・
言葉はまだだが、直ぐにしゃべるようになるのだろう。
しかし意志はしっかりしている。食べる時も、好き嫌いは明確に意思表示をする。気に入らないと、手を振り回す。いやはや食事も戦場。
そして、あと数日で4歳の誕生日を迎える幼児は、もう立派な“女の子”。自分の言葉で話す。4歳が“どの程度出来る”のか、平均は分からないが、何と平仮名が読める。数字を30~40まで言える。2は苦手だが、何とか判読できる数字を書く。そして今興味があるのが、時計。テレビの時刻を見ては、今何時か言える。そして、タイムシフトで番組を見ていると、掛け時計の時刻と、テレビの時刻が違う事を指摘する。ウ~ン・・・・
そして、時計の文字盤をホワイトボードに描く。数字の方向が違うものもあるが、読む気になると、何とか読める。時計のオモチャを買ってあげねば!?
しかし4歳は知恵者。咳が出るので、近くの医院で薬を貰った。これを飲ませるのが大変。ママは、何とかというテレビを見せるからとか、明日はキティちゃんの所に連れて行ってあげるからとか、色々言うが、なかなか口を開けない。
中国の家庭薬で風邪の引き始めに効くというビワのシロップ(ここ)を飲ませると、甘いので飲んだので、「薬をそのシロップに溶かせて飲ませたら?」とアドバイスをして、飲ませようとすると、何と今度は飲まない。テキは、その内緒話を聞いていたのだ。内緒話は、テキに悟られないように、小さな声で話さないといけない・・
「馬を水辺に連れて行くことはできても、水を飲ませることはできない」という諺があるが、まったくその通りである。
しかし4歳の子供の目は新鮮。会って最初の言葉が「おじいちゃん、何で頭の毛が無いの?」「それは、すり減っちゃったの」「何ですり減っちゃったの?」「それは頭を使い過ぎたから。勉強のやり過だよ」
この言葉が後々物議を醸し出す。今日は一泊で所沢の姉さんの家に行っているが、カミさんから言われた。「あの発言は問題。頭の毛が無くなるので、勉強しない、と言い出したらどうするの!明日帰ってきたら訂正しなさい!」なるほど。幼児にジョークは通じないか・・・
さて、話は戻るが、昨日「サンリオピューロランド」に行ったのだが、色々とビックリ。(土)のせいか、混んでいる。単なるキティちゃんのキャラクターだけなのに、これだけの人を集め られる。もちろん子供が多いが、若い女性の多いのにもビックリ。しかもコスプレの多いのにもビックリ。彼氏が、コスプレ彼女に付き合っている姿も多かった。
子供もヒラヒラのドレスを着ているものの、今の日本は、子どもではない若い女性が、ひとつのキャラクターにこれほど夢中になっている。大丈夫かな?とも思う。
今は、アンパンマンを卒業してプリキュアに夢中の4歳の孫。まさかオトナになってもプリキュア!!というのは、無いと信じたいが・・・
初めて付き合った女性9割の「サンリオピューロランド」。案の定、頭の毛の薄いシニアは見かけなかった・・・!?
それにしても、24時間ピタッとくっついて離れない子育ては、“逃げ場がない”という点で母親は大変。その言葉を何度か言うと、カミさんがすかさず、「子育ては大変よ。自分の場合は、近くに親も居らず、支援無し。お金はマイホームの借金返しもあって大変だし、もちろんNetもないので、1冊の子育ての本が唯一の情報源。あの時は若かったので、何とかやったが、もう2度と出来ない。疲れで、風呂で眠ったこともあったが、自分は良くやった」
言われるまでもなく、確かに良くやった!!・・・・
しかし、当時は、母親がこんなにも大変だとは感じなかった。至極当然だと思っていた。それが、孫の子育ての姿を見て、なぜこうも感じ入るのか分からない。逃げ場を無くした母親が、子どものクビを締めたい気持ちも分からんでもない。社会の子育てへの支援は必須だな・・・
今夜は、孫たちが外泊に行った、いっときの静寂の夜。にぎやかさがかくも違う。
ふとカミさんに「オレも子どもの時には、兄貴のマネをしていたのかな?」と言うと、「それはそうでしょう」という。まさか自分も・・・??と、ゾッとした。
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コメント
エムズ様
お孫さんは目に入れても痛くないそうですが、それが読む者にも伝わってきました。ご健康なお孫さんで本当に良かったですね。息子さんたちはまだお若いから元気で育てられると思います。でも日本はまだ障害のある子供の医療が遅れています。目が悪くなっても、歯が悪くなっても親切に診療してくれる組織がありません。言葉が出ない子の診察は難しいのです。例えばお腹が痛そうでも、どういう風に痛いのか親でも判断が難しいのです。親の心配は普通児の何倍にもなります。障害のある子供を診てくれる総合病院が出来ると本当に良いのですが、若いお母さんが管につながれている子供を抱っこして運んでいる姿を見ると胸がいっぱいになります。昼夜をおかず神経をすり減らして毎日を送られているのでしょう。早く死なないと次の子が入れない施設の足りなさ、日本の政治の心の貧しさをつくづく感じます。税金の使い道が間違っていると思っています。
【エムズの片割れより】
昔、子どもが1歳半の時に、緊急入院したことを思い出しました。その子ども病棟で、七夕・・・。幼い子どもがたくさんいて、切なかったです。
改めて、妹のマネはスゴイですね。昨夜、寝る前に、4歳のお姉ちゃんが、喉が渇いて、ペットボトルの麦茶を3回コップに注いで飲みました。それを見ていた1歳半の妹も、自分に同じように注げと“動作で”命令します。
1回注ぐと、コップを持って飲んで、また注げと指示します。それが終わると、3回目も同じように・・・
まさか回数まで覚えているとは思えませんが、言葉は出来なくても、ちゃんと爺ちゃんを所作で動かす能力を持っているようで・・・
なかなか侮れない1歳半!
投稿: 白萩 | 2017年10月31日 (火) 13:20
孫の振舞に関しては我家も同様で、つい笑ってしまいました。横浜在住の次男が海外出張時の折、家内が九州から横浜に孫守に行っています。自身には子育ての記憶が余り無いのですが、今では孫達を見ながら当時の家内の苦労を偲んでおります。九州出身の女性は、しっかり者で我慢強いと思うのですが・・・。
【エムズの片割れより】
どうも風邪が流行っているようですね。我が家でもカミさんがまだ抜けませんが、この週末の孫たちの写真のアップがありません。3人ダウンとは聞いていましたが・・・
カミさんは「**ちゃん。早く風邪を治して幼稚園に来て下さい」なんていう手紙が来ているのでは?と心配していますが・・・
投稿: イデユタカ | 2017年11月12日 (日) 21:14